【0秒思考】メモの取り方

【0秒思考】思考能力を身につける方法

あなたは「マッキンゼー」という会社はご存じですか?

マッキンゼーは、本社をニューヨークに構える世界最大の経営コンサルティング会社です。


思考能力を身につける・高める方法は、マッキンゼーで働いていた方が書いた本『0秒思考』に詳しく書かれていて、思考能力は仕事も日常も活かせることを知りました。


思考力を高めるメリットは、『考える力、日常のアドリブ力を鍛えられる』ということです。


わたし自身、深く考えるといった行為そのものが最近はあまりなかったように感じます。

いつでもすぐに知りたい情報を得られるインターネット時代。


考えることを辞めてしまうと、脳も動かなくなってしまう。

そんな、今もっとも求められている『考えるチカラ=思考力』について解説していきます。

 
ろんろん
思考力は一夜にしてならず。

【思考能力を身につける方法】0秒思考の著者はどんな人?

マッキンゼーは契約した企業に、何の下調べもせずマッキンゼー社の方がおもむき、赤字まみれだった企業を誰も考えもつかなかった方法で、収益を大幅に上げることができる、そんな優秀な方たちの集まりです。


給料は、完全な歩合制で一定期間に契約が取れないと、ダンボールに荷物をつめてサヨナラ、という厳しい会社です。


そんな、マッキンゼーという過酷な企業を14年間務めた日本人が赤羽雄二あかば ゆうじさんです。

赤羽雄二さんが長年行ってきた、メモの取り方が今回紹介する本、【0秒思考】に書かれています。

・素早く深く考える力

・心を穏やかに保つ

・頭を高速に回転させる力

では今回、考える力を鍛える方法を、0秒思考から学んでいきたいと思います。

考える力を鍛えることで深い思考ができることになり、ストレスや不満など心のコントロールができるようになります。


この力・・・欲しくなりませんか??

 
ネッコ
ねえ、ろんろん昨日の〇〇なんだけど~・・・
 
ろんろん
○○・・・?え~っと・・・、・・・・〇〇・・・あ~・・・あれね・・・

0秒思考を身に着けると、
このような急な問いかけに対し、

あ~・・・
えっと・・・
・・・・・

っといった沈黙やつまづきなく答えることができるようになるのです。

大人だけでなく、子供にも身につけさせてあげたい力ですね。


思考力がある人間になりたいものですよね?

何もせずに何者かになる、何か成し遂げることはできません。


ですが、メモを取ると・・・

・何物かになれる可能性を秘めています

・何か成し遂げられる可能性を秘めています

なので、ぜひメモとペンのご用意を!

【0秒思考】メモの取り方

今から紹介するこの方法は、

お金もかからず、1日10分でできる方法なので、すぐに実践に移せると思います。
(後半で本音が出ますが・・)


今回は0秒思考のやり方を説明し、その効果について説明していきたいと思います。

メモの取り方

①サイズ

A4サイズの真っ白な紙を1枚用意します。

横に長い方がくるように置きます。

①タイトル

【0秒思考】メモの取り方

左上に下線を引き、考えたい項目(タイトル)を書きます。

例えばですが、

『何故すぐに怒ってしまうのか?』

『仕事を効率よくする方法』

『掃除をなかなか始められない理由』


などあなたのことならなんでもOKです。

③線を6つひく

【0秒思考】メモの取り方

タイトルの下に6つのダッシュをつけます。

準備はこれでOK!

1分間のタイマーをセットする

ダッシュを引いたところに1分間で思ったことを書きます。

1つの項目に対して20~30字書き、この時、起承転結や文脈がおかしいなどは気にしなくて大丈夫です。
(誰かに提出するものではなく、あなたがあなたの為にしていることです)

著者の赤羽雄二さんは、メモを1日10分(10回)行うことで、思考力が高まり、圧倒的に仕事が早くなると話していました。

仕事だけではなく、人生にも大きな影響が出るでしょう。

この方法は赤羽雄二さんがマッキンゼーで、

・インタビューの方法
・分析のやり方
・先輩からのアドバイス

これらをメモをして、改良に改良を重ねてできた、もっとも効率よく行える方法です。

なので、全くこの通りにやっていきましょう。

 
ろんろん
なぜかそのままやらない人が多いですが、今まで成功できていないのであれば、自己流は事故流です。
アレンジなど無用なことはせず、そのままの形で行いましょう。



エリート中のエリートが悪戦苦闘しながら、生み出した方法を知ることができたわたし達は、非常にラッキーな人間だと思います。

ただし!1日10回を毎日続けることは・・・

すごく大変です

 
ろんろん
わたしもメモを始めたときは、どんなに頑張っても1日3回しかできませんでした。

【思考能力を身につける方法】0秒思考を鍛えていくとどうなるか

きっとあなたの相乗以上の結果が生み出せますよ!

心の中が整理される

例えば『会議を短くしたい』と思ったとします。

考えに考えて意見をひねり出そうという方もいますが、時間をかけたかたといってアイデアが出るってわけではないですよね。


そんなとき、この1分間のメモ書きを実践します。

浮かんだ言葉を深くは考えずにどんどん書いていきます。

すると頭の中が整理され、自分の考えが自分で自覚できるのです。

 
ろんろん
わたしもメモを始めたときは、どんなに頑張っても1日3回しかできませんでした。



著者の赤羽雄二さんはこの1分間のメモ書きを実践し、0秒思考を身に着ければ今まで、3~4日かかって処理していた仕事をわずか数時間でできるようになり、生産性は数倍~数十倍になると話しています。

・現状を認識できる
・課題を整理できるようになる
・自分はどう動くべきなのか意思決定できるようになる

そうすることで、生産性が爆発的にあがります。

これは仕事だけではなく日常にももちろん応用できます。

【重要】心のコントロールができるようになる

あなたは普段、特に理由もないけど

モヤモヤしたり

イライラしたり

気分が悪いとなったりしませんか?


この時も1分間メモを使います。


タイトルに【気分が悪い理由】とつけ、1分間で実践してみましょう。

すると、自分は「こんな理由でストレスを感じていた」と気づくことができます。

この時、誰かの愚痴不満もどんどん書いてください。

「人の悪口を書くなんて・・・」と思う心優しい方もいるかもしれません。


しかし、誰かに見せるわけでもないし、ストレスを抱えたままの方がハッキリ言って不健康、です。


実際にやってみたらわかりますが、思っていた以上にスッキリするんですよ!

 
ろんろん
とにかくオススメ!

そして、同時に最初は見えてこなかった自分の落ち度も見えてきます。

あの時は「絶対に許せない!」と思っていたことも客観的に見ることで怒りの感情をコントロールことができます。


ストレスを感じている方は、ぜひやってみましょう。

客観的に自分を見れるようになる

普段自分のことを客観的に見るなんて機会、なかなかないですよね?

とはいえ、この1分間のメモを利用すると自分の心の中がよりわかりやすく見れるので、どんな感情で、どんな考えを持っているのかわかるようになります。

「思ってるより性格悪いな」

「案外行動できる人だから、こんな仕事がいいかも」

「思ってるより優しい性格だったのか」

このようにメモに書き出すことで、自分を別の角度から見れるので、その場の感情だけに流されない、良い選択と決断ができるようになります。

コミュニケーション能力が上がる

いわゆる【できる人】です。

自分ではよく考えて答えているつもりでも、
相手からすると考えが浅いと思われてしまうことがあります。

例えば、「それってどういう意味なの?」
といきなり質問されると言葉につまりうまく話せない・・・。

 
ろんろん
イキナリだと言葉がつまっちゃいますよね?



わたしも頭の中には言いたいことがあるのに、
考えがまとまらないまま話すと「上手く伝えられない・・・」
となったことが何度もあります。



しかし、メモを実践する習慣を身に着け自分の考えを出していくと、
今までうまく言葉で表現できなかったことも話せるようになります。

コミュニケーションが円滑になるのです。


コミュ障を治したい・・・

言葉をもっとうまく伝えられるようになりたい』と思っている方は、
本当に自分を変えることができるのでやってみてほしいです。

 
ろんろん
頭の回転が速いと思われたい方にもです(笑)

日常に疑問を持つようにする

考えるチカラ『思考力』を鍛えるには、些細なことに疑問『Why?』を考えることが大事です。

これはモノや人に限らず全てにおいて考えると鍛えられます。

「去年は売上がすごく良かったけど、なんでだろ?」

「最近ここのお店繁盛してるけど、なんでだろ?」

「最近体の調子が悪いけど、なんでだろ?」

というように、どんな場面においても『なぜ?』を考えるクセをつけると、思考能力が高くなります。

なので、日頃からこの『なぜ?』をクセにするようにしましょう。

0秒思考のタイトル(課題)が思いつかないよ!っという人に

毎日10個のタイトルをあげて、実践するのをオススメする0秒思考トレーニングですが、始めはタイトルを何個も思いつくことが難しいです。


そんな方のために0秒思考では、400個ものタイトルを例題としてあげてくれているので、タイトルに困ってつまづく恐れのある方はぜひ本を購入して実践してください。

考える力をさらに伸ばしたい方はコチラの記事を↓
【今さら聞けない】大人が考える力を伸ばすための方法とは?
【0秒思考】メモの取り方
最新情報をチェックしよう!