これはブロガー初心者あるあるの話なんですが・・・。
普段、はなし言葉で何気に使っている言葉も、文章にすると『乱暴』に聞こえたり・・・なんていうか品がない文章になっていませんか?
言葉一つとあなどってはいけません。
2008年のアメリカ大統領選挙でオバマ陣営はウェブサイトの読者登録のボタンを『登録する』から『もっと情報を知る』に変えたことで読者登録数を18%も上げることに成功しました。
読者登録すること自体に変わりはないのに言葉を変えただけで、成果が大きく変わるということがわかりますよね?
これが【コピーライティング】です。
【コピーライティング】はブロガーだけではなく、言葉を使って仕事をするすべての人に必要な技術です。
日本では『コピーライティング?コピーってことは何かのパクり文章?』とまだまだ浸透していませんが、海外のビジネスマンはコピーライティングを学ぶことは当たり前のことなんです。
コピーライティングも学ばずに社会に出て仕事してる日本人の方が変なんです。
つまりですよ・・・。
今、日本に住んでいる、日本のビジネスマンが今の内にコピーライティングを学べば、周りの人たちより一歩も二歩も先にいけるということです。
コピーライティングとは
コピーライティングは『売れる言葉』だけではなく、合理性と感情を揺さぶる言葉を掛け合わせたものになります。
アメリカ一のコピーライターが、結果を求められるすべての社会人に教える厳選・売れる言葉2000。
人生100年時代を豊かに生きていくための一冊!実証された構成×2000語のパターンで、売るのが苦手な人でも、売れる達人に。
これはPASONAの法則が使われているからです。
上手に文章を書くポイント【読まれる文章とは】
日本がコピーライティングを学ぶのが遅れた理由
日本とアメリカを比較してみると、まず大きく違うのが土地の広さですよね。
国土の広いアメリカは一軒一軒をたずねて訪問販売することは、あまりにも効率が悪いのです。
効率よく多くの人にセールスをするために『ちらし』や『看板』を使うようになりました。
一方日本では、昭和の時代まで訪問販売が当たり前のようにありましたよね?
日本は国土が狭いので今までは対面販売で十分でした。
しかし、インターネットの普及により、日本でも急速にコピーライティングの技術が必要になりました。
当然、コピーライティングは学校でも会社でも教えてくれません。
まだまだコピーライティングを知って、学んだ人だけが身に着けられる希少なスキルなのです。
初心者でも使える注目を集めるコピーライティング(文章術)
『間違いだらけの』
問題をはっきりと定めて読者の興味を引くとき、最後まで読んでもらいやすくなる。
『終わり』
時代遅れ・やめたほうがいいというニュアンスで切迫感を出し、現状維持から抜け出すように促すことができる。
『終わり?』と疑問符にすると問いかけになる。
『モテる』
異性に好かれる、そのままの欲求としても、『人気が出る』『人気がある』というニュアンスでも使うことができる。
初心者でも使えるストーリー性を出すコピーライティング(文章術)
『物語・ストーリー』
『物語』だけではなく紆余曲折を感じさせるストーリーがあることを伝えよう。
『伝えたい』
SNSで使われる『シェアする』はまさに伝えたいということ。
いいことや嬉しいことがあると、誰かに話したくなりますよね。
文章にするときは『シェアする』よりも『伝えたい』にすると自然に感じられます。
初心者でも使える親近感を出すコピーライティング(文章術)
人は自分と似た人に対して好感を持ちます。
初めて会った人でも、同じ趣味や同じ部活をやっていた過去があると何もとっかかりのない人相手より打ち解けやすいですよね?
間口を狭めることにはなりますが、仲間意識を強めることであなたに関心を寄せる方法です。
『〇〇人間』
『〇〇+人間』はたくさんのバリエーションで作れます。
ヒットする人の数は減りますが、興味を持った人がやってくるので、離脱率はぐっと下がります。
『感謝祭』
何かしらの理由をつけて、顧客に感謝の気持ちを表すことで、お客さんとの信頼関係を作ることができます。
値引きしていたり、目玉商品があるのかな?と目を向けることができます。
ヤマザキの春のパン祭りもここに入ります。
ただし、連発すると逆効果にも。
これらのコピーライティングは神田昌典さん・依田順一 著の『売れるコピーライティング単語帖』に収録されているごくごく一部です。
2,000の単語と例文が載っているので、
・この文章、何かしっくり来ないな・・・
言葉を扱う職業の方は一冊持っていると自分の仕事のスキルがぐっと上がりますよ。
コピーライティングとキャッチコピーの違い
コピーライティングとキャッチコピーってどう違うの?って方も多いと思うので少し違いについてお話します。
コピーライティングは物(またはサービス)を売るための文章術で、キャッチコピーは人の記憶に残りやすい言葉(文章)になります。
有名なキャッチコピー7選
カルピス
カルピスの乳酸菌とピースという言葉の組み合わせで、カルピスがいかに体にいい物かが伝わってくるキャッチコピーです。
ファミリーマート
覚えやすいキャッチーな音楽に、あなたに寄り添うというメッセージが伝わってきます。
ニトリ
吉野家
見たまんまですが、これ以上なくシンプルかつ伝わりやすい文章はそう生み出せないのではないでしょうか。
JR東海
京都、行こう。
今の人には信じられないかもしれませんが、すこし前まで東北の人が京都に行くのは海外にいくくらい大変だったんですよ。
LION(ライオン)
第二次世界大戦後のイギリスの社会福祉のキャッチコピー、『ゆりかごから墓場まで』をほうふつとさせます。
RIZAP
運動を経て結果を出したいという消費者のニーズにをしっかりととらえたいいコピーライティングです。
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