白髪が生え始めると、
「次に髪を染めるとき、
白髪染めとヘアカラーどっちがいいの??」
と悩んじゃいますよね。
どうせ染めるならキレイに染めたいし、失敗なんてしたくない。
そんなあなたに、
白髪が生え始めたときに感じる
様々な疑問についてまとめてきました。
あなたはヘアカラーと白髪染めの違いをご存じですか?
なんとなくで
白髪がないならヘアカラー、
白髪が生えたら白髪染め・・・
そんな感じで使い分けている人が多いですが・・・
はたしてそれが本当に正しいのでしょうか?
本記事では【ヘアカラーと白髪染めの違い】についてわかりやすくお話します。
・白髪染めはいつから始めるべき?
・白髪はもう黒くならないの?
【20・30代で白髪が生えてきた】ヘアカラーと白髪染めどっちが正解?

まずは
あなたの髪にもっとも近い状態を当てはめて、
ヘアカラーと白髪染めのどちらを使うべきか判断しましょう。
黒髪と白髪は、
染める前の色が違うということに加えて、
髪の染まりやすさが違います。
黒髪用の通常のヘアカラーと髪色戻しは
『おしゃれ染め』または『ファッションカラー』、
白髪用のヘアカラーは
『白髪染め』または『グレイカラー』
と呼ばれています。
ヘアカラーとは
ヘアカラーは
『オシャレ染め』や『ファッションカラー』とも呼ばれていて、
一般的に黒髪が生える人が使うと想定して作られているカラー剤です。
■ヘアカラーのメカニズム
アルカリが髪を膨潤させ、
有効成分である酸化染料と
過酸化水素が髪の中に浸透します。過酸化水素は、
メラニンを脱色するとともに、
髪に浸透した染料を酸化します。染料は酸化されると結合して発色します。
ヘアカラーには髪の色素であるメラニンを
酸化して脱色する働きと髪を染める働きの二つがあり、
黒髪にヘアカラー(おしゃれ染め)ができるのもそのためです。
日本化粧品工業連合会JCiAより一部抜粋
簡単に言うと、明るさや色が変えられるということですね。
ヘアカラーは髪を明るくするようにできており、
脱色力が強く染毛力が低くなっています。
ヘアカラーをしてしばらく経つと、染めた色が抜けてキンキンになるのはこのためです。
①髪を明るくする
②髪を暗くする
③好みの色に変える
明るさやカラー種類が多いのが特徴です。
髪を明るくしたい、暗くしたい、
自由な髪色を楽しみたいという方向けになっているかと。
染めたい色が明るいほど、
髪の色素を抜く必要があるので髪が傷みやすくなります。
白髪染めとは
白髪染めは白髪を染めるためのものです。
『白髪染め』のほか、『グレイカラー』とも呼ばれています。
一昔前の白髪染めは『黒か茶』と
バリエーションがありませんでしたが、
近年では白髪染めもアッシュ系が出たりと
色の種類が豊富になってきましたが、
まだまだヘアカラーほどの色の自由さはありません。
①白髪を染める
②色を明るくする
③色を暗くする
白髪染めは脱色力が低く、染毛力が強くなっています。
染毛力が高いのは、白い髪と黒い髪の色を合わせるためです。
ヘアカラーと白髪染め、どっちが傷みやすい?
結論から言うと、
ヘアカラーも白髪染めも傷み方に差はありません。
ヘアカラーだから、白髪染めだから傷む・・・
のではなく、
『染める頻度』と『染める明るさ』で
髪の傷み方が変わってくるんです。
ヘアカラーにも白髪染めにも脱色剤が使われているので、
どちらも使う頻度が高いほど髪は傷みます。
染める明るさも暗いほど脱色力が低く、
明るいほど脱色力が強くなるので、
ヘアカラーも白髪染めも明るい色ほど髪が傷みやすくなります。
髪を傷ませたくないなら、染める間隔を空けて暗めの色を選ぶ。
ヘアカラーでも白髪は染まる?

結論、明るい色にしたいなら
ヘアカラーでは白髪はうまく染まりません。
ヘアカラーでも暗い色なら
白髪を染めることができますが、
明るい色は白髪では染まりにくいんです。
髪色を明るくしたい場合は
白髪染めの明るめのカラーを選びましょう。
白髪が目立ちにくい場所に生えているなら
ヘアカラーでもいいですが、
しっかり白髪を染めたいなら染毛力が高い白髪染めの使用をオススメします。
明るい色は白髪をごまかしやすい
白髪は白く日本人の髪の色は
黒くコントラストがはっきりしているため、
少しの白髪でも目立ってしまいます。
そのため、白に近い明るい色にするほど
コントラストがぼやけて、
白髪なのか明るい色の髪なのかを
あいまいにしてくれる効果があります。
明るい髪色は白髪を目立たせないだけでなく
、薄毛を目立たせない効果もあります。
最近、芸人さんで金髪にしている人が増えましたよね。
薄毛と呼ばれている方の何人かが金髪にしていますが、
たしかに頭皮と髪の境目があいまいになって
薄毛が目立たなくなっているなぁと感じました。
それに、イメージがガラっと変わって
明るく陽気な性格に見せてくれます。
明るい色にはデメリットも・・・
明るい色は白髪や薄毛をぼやかせてくれるというメリットもありますが、
今までのことを踏まえると、
明るいカラーにはデメリットが見えてきますね。
・高い頻度で染めると髪が傷みやすくなる
根元から新しく黒髪が生えてくると目立ってしまうため、
定期的なリタッチが必要になります。
美容室へ行けば黒髪が生えてきた部分だけを上手に染めてくれますが、
自分でやる場合はちょっと難しいし
面倒くさくて結局全体を染めちゃいますよね。
暗い色でも脱色剤が使われているので、
何度も染めていると髪は傷んでしまいます。
トリートメント・ヘアオイルを上手に使って
髪のダメージを労わってあげましょう。
またヘアケアと同時に、
白髪が生えにくい土台作りも肝心です。
もし
「自分の年齢ならもっと白髪は少ないハズ!」
と思うなら、
その白髪、生活習慣のせいかもしれません。
特別なサプリメントや栄養剤は使わず、
日常生活の見直しとマッサージで黒い髪を生やす
頭皮作りの方法があるんですよ。
何かを買いそろえる必要もなく、
いますぐ始められるので、
白髪を少しでも減らしたいなら一見の価値はあるかと↓
ヘアカラーと白髪染めの違いを徹底解説!
ヘアカラーでは上手く色が入りません。
とはいえ、
白髪染めはカラー展開がヘアカラーほどないので
オシャレの幅が狭まるのは悲しいですよね。
1番大事なことは
あなたがどのような髪色にしたいか
ではないでしょうか。
白髪が頭頂部に多い場合は頭の上半分は
白髪染めにして、
白髪が目立たない下半分は
ヘアカラーで好みの色に・・・
など、ヘアカラーと白髪染めをうまく使い分けて、
あなたの理想の髪色を楽しみましょう。