転職という大事な場面で、会社選びで失敗するなんて心も時間ももったいないですよね?
とくに、【ブラック企業】は絶対に避けたいものですよね?
なぜなら、実際に体を壊しかけたからです。
「どうせ働くなら気持ちよく働きたいし、長く勤めたい!」そう考えるのは、ごく普通のことです。
とはいえ、残念なことに世の中には【ブラック企業】と呼ばれる会社があちこちに存在しているのも事実です。
そんな中、転職していざ入社したら後々ブラック企業だった事がわかった時、また新たに転職を考えるという悪循環に陥ります。
「また新たな転職活動・・・」
大変だし、めんどくさいですよね?
なので、今回はそうならないために知らないと損をしてしまうブラック企業を避けるポイントを解説します。
そもそも論で、面接が最終判断なので面接時にブラック企業を避けなければならないですよね?
面接でしか最終判断ができないので、面接がブラック企業を避ける最後の砦だと思って読み進めて下さい。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
このような企業に就職してしまった場合の対応としては、第一義的には会社に対して問題点の改善を求めていくことが考えられます。しかしながら、新入社員が単独で会社に問題点の改善を求めて交渉等をするのは現実的には非常に難しいと考えられます。したがって、問題点に応じて、外部の関係機関や労働組合に相談することも有効な手段と考えられます。
厚生労働省
ブラック企業はコレで避けれる!【8つの具体的対策方法】
②従業員を観察
③従業員の年齢層
④面接時間が遅れる
⑤やりがいアピール
⑥法律を無視
⑦常に求人に掲載されている
⑧内定の返事が音速
上記8つを具体的に解説していきます。
平日(稼働している時間帯)の面接でブラック企業を避ける

これだけは外せない重要なことですが、土曜日や夕方などは避けて必ず「平日」の日中に面接の日程を組みましょう。
せっかく面接に行くのですから、必ず働いている人にどんな人がいるかはチェックしておいたほうがいいでしょう。
入社してから「ブラック企業かな?」っと気付くより、その場で「・・・ん?」っと違和感を感じた場合、注意した方がいいかもしれないですね。
【第一印象に2度目はない】
この言葉からわかるように、第一印象で「ん?」と感じたことは気にした方がいいでしょう。
例えば、
・従業員の人に生気を感じれない
・怒鳴り散らしてる瞬間もを見た
・社長が傲慢な態度
・面接官の態度が悪い
・求人広告と内容が違っている
上記に当てはまる場合、高い確率でパワハラ・モラハラ・セクハラが横行している場合があります。
あくまでわたしの体験談ですが、上の項目に該当する会社はブラック企業になりがちなので注意が必要です。
肌で感じるぐらいに、雰囲気が良くない会社は避けましょう。
従業員を観察して見極める
面接終了時には必ず会社案内をしてもらいますが、そこで違和感をおぼえた人物は、入社してみても「あーやっぱり」となるものです。
その場合は、スルーできるスキルを身につけましょう。
『第一印象で違和感があれば普通に注意が必要』
面接の時点で内定をもらい、会社案内してもらう際に(少し勇気を出して)パートさんとも積極的に会話できたら、内部事情をちらほら聞けたりしますよ。
パートさんは基本平日なので、平日じゃないとできないことです。
あと個人的な感情論などで話をしてくる人もいてますが、嘘などの情報には惑わされないで下さい。
ただ情報はないよりあったにこした事はない。ぐらいで情報収集しましょう。
要はしっかり職場が動いている状態で見に行くことが必須です。
「せっかく面接受けたから」とか、「内定もらったから」とかの感情で決めないで、現場・現実・現物の3原則で確認をしましょう。
最終判断は、会社ではなく『あなた自身』だということです。
従業員の年齢層がまとまっている場合は危険

これはケースバイケースですが、極端に年齢層が偏っている場合は注意が必要です。
30代がいない職場や、40代しかいない職場は注意が必要です。
このような会社は、離職率が多い傾向にあります。
離職率が高いということは、ブラック企業の可能性が高いということです。
【ブラック会社を回避する】時間管理ができていない会社は要注意
わたしも経験した事があるのですが、面接日時を互いに了承したうえでいざ会社に行くと、
結構な時間待たされる事があったのですが、
時間管理がまともにできていない時点で注意したほうがいいでしょう。
わたしは実際にその会社に入社して、「あ、転職失敗したな」と感じすぐ転職しました。
この手のブラック企業は、基本的に手持ちぶさたなのに放置されやすいのと、長時間労働が多い傾向にあります。
いざ面接に行くと、全く受け入れ体制ができていないうえに、
「今日からなの?」みたいな感じで、ジャブを入れてくる人がいるのも危険です。
やりがいをアピールしすぎている
これも体験談です。
やたらと給料より『やりがい』があるのをアピールしている会社はグレーな確率が高い。
【社員は家族】みたいな感じで接してくるのは、情をかりたてて会社を辞めにくくしたり、給料が低くても頑張ってもらう為の経営戦略なので注意が必要です。
社員を家族と思っている経営者の方はいるとは思いますが・・・
ただし!
根本的に、【経営者と従業員は立場が違う】という事を理解しましょう。
お給料という毎月決まった額のお金を支払う側と受け取る側であって、言い方が悪いかもしれませんが、搾取する側とされる側なのです。
もちろん搾取する側は、責任とリスクを背負っていると言う事と、搾取される側はリスクを回避して、思考をやめているという認識はもっていた方がいいでしょう。
誰もが仕事において責任は持っています。
とはいえ、社長と社員では入口も出口も違うということです。
法律を無視している

2020年8月の現時点で日本の法律では【1日8時間の労働、1週間に40時間】が定められています。
残業にも規制がかかり【1週間に15時間、月に45時間、年360時間】が残業の基本に定められました。
サブロク協定と読みます。
もちろんですが、規定の労働時間を超過した分の時間や休日出勤は割増賃金が発生します。
よくあるのが、小さな会社や家族経営で社会保険に加入させないなどもあります。
法律の規定を超えた長時間労働、残業代の未払いなど企業が遵守すべきことができていない会社はブラック企業と言えます。
ただそう考えると人を雇うって・・・大変なことですね。
それでもわたしは、長時間労働などはなくすべきだと思います。
さらに、「みなし残業」を取り入れている会社は避ける様にしましょう。
ブラック企業以外の何物でもないです。
常に求人に掲載されている
求人を見ていると、なんかよく見かけるなという会社が存在します。
やたら募集期間が長かったり、常に募集している会社はブラック企業の要素があります。
この場合はわかりやすく、人が入ってもすぐに辞めている、いわゆるブラック企業の可能性が高いです。
この様な会社の求人広告は、
・年収の幅が広い(年収300万~年収600万など)
・仕事内容がイマイチわかりにくい
上記が典型的な例なので注意しましょう。
業界や職種によって年収相場は大体決まってきます。
なので、同じ業種なのに給与が高いもしくは、年収の幅が広い場合も注意が必要です。
内定の返事が音速
これも手当たり次第採用するって感じがしますが、わたしも経験しました。
面接にいくなり、「いつから来れる?」と聞かれ、流れる様に入社と出社が決まることがあります。
わたしも経験あります。
結果は案の定ブラック企業でした。
その横で、部長が「わたしは日曜日に会議の資料を作る為に出社したよ」とその時、わたしは顔がひきつったと思います(笑)
長時間労働自慢大会・・・
天下一武道会じゃないよな・・・
さすがにその時は次の転職先が見つかる前に、すぐ辞めて就職活動しましたね(笑)
基本的にブラック企業は人が続かなく離職率が高く、人材不足で困っていることが多いので面接で出来るだけ即決させて、求職者に考える隙を与えないことが多いので注意が必要です。
ブラック企業に当たってしまった場合の対処法
すでに、ブラック企業に入社してしまった方は・・・
すぐにまた転職活動をオススメします。
ストレスを抱えると必ずと言っていいほど、体調を崩します。
これからの長い人生で、自分の体を一番に考えて行動してください。
ストレスを抱えたまま働き続けたわたしがどうなったかは、プロフィールを読んでいただくとわかります。
近年では働き過ぎや責任感から、悲しい結末を迎えてしまう事例もニュースで報道されています。
周りの圧力で身動きが取れなくなってしまいがちになりますが、全てを1人で背負うのはやめましょう。
決してあなたを必要とする会社は1つしかない、なんてことはありえないです。
きつい言い方をすれば、その仕事はあなた1人にしかできないなんて事もないでしょう。
あなたがいなければ会社が潰れるなんてこともまずないでしょう。
【体が資本】と言うように、まずは健康第一で行動しましょう。
あなたを必要とする会社や仕事は、探せばいくらでもあります。
世の中にいらない人間なんて存在しません。
ほどよい居心地のいい会社を見つけましょう。
転職を成功させたい方必見