じつはあった玄米のデメリット!【玄米が合う人合わない人】

じつはあった玄米のデメリット!【玄米が合う人合わない人】

あなたは玄米って聞くと、どんなイメージをしますか?

・白米より体に良さそう
・プチプチした触感
・白米とは味がまったく違う
・ダイエットに向いている
・ビタミンが摂れる
・食物繊維が豊富
どうですか?

玄米って好き嫌いはともかく、健康・美容・ダイエットとメリットしかない食べ物なイメージがありませんか?

でもじつは、玄米よりも白米を食べた方がいい、玄米が合わない人もいるって知っていましたか?

玄米が合う人合わない人の違いとは

大人は白米よりも玄米を食べたほうが体にいいとされています。

でもじつは12~15歳くらいまでの子供は、玄米よりも白米を食べたほうがいいんです。

玄米と白米の違い

玄米と白米の違い

玄米は『胚芽はいが』や『ぬか』などを残している状態のお米。

白米は『胚芽』や『ぬか』などを削り落とした状態のお米です。

種のなかで、芽を出して成長していく部分。
 
 
ろんろん
つまり、胚芽ってめちゃめちゃ栄養がつまっているんです!
栄養素で比較すると、白米よりも玄米の方が圧倒的に勝っています。
 

白米を食べたほうがいい理由【玄米のデメリット】

玄米の方が栄養素的には圧勝しているのに、なぜ子供は玄米よりも白米の方がいいのか?

その理由は農薬ヒ素です。

農薬は米の外側についているので、洗えば落ちるので問題ありません。

しかし、問題はヒ素です。

ヒ素はお米を植えている土から吸収したもので、ヒ素の多くは『ぬか』の部分に含まれています。

しかも、ヒ素は洗ってもなかなか落ちないんです。

大人は玄米に含まれているヒ素を摂ったところで健康被害が出たことがないと農水省が発表していますが、体面積が小さい子どもにおいてはヒ素による影響を完全に否定できないんです。

そのため、子どもは玄米よりも白米を摂った方がよいとされています。

お米にヒ素が含まれている理由

日本は火山大国ですよね。

火山が多い地域の土にはヒ素が多く含まれているんです。

お米だけが土からヒ素を吸収するわけではなく、他の穀物も土から栄養と一緒にヒ素も取り込んでいます。

なので、子どもはなるべくヒ素を取り入れる全体量を減らすために、毎日食べるお米は白米の方がよいということです。

食品を通じて摂取した無機ヒ素について、明らかな健康影響は認められていない。

ぬか漬けは漬けたり食べても大丈夫なの?

ぬかの多くにヒ素が含まれているということがわかりましたが、ではぬか漬けは漬けたり食べたりしても大丈夫なのか?


おうちでぬか漬けを作っている人もいると思いますが、安心してください。


ぬか漬けはぬかから出して洗ってから食べますよね?

ぬかを洗い流しているので、ぬか漬けを食べることでヒ素を摂取することはありません。

また、ぬか漬けを触っている手もヒ素を吸収することはないので、安心してぬか床ライフを送ってくださいね。

玄米と白米の栄養素を比較する

炊いたお米100gあたりで比較しています。

 玄米白米
カロリー165kcal168kcal
タンパク質2.8g2.5g
炭水化物35.6g37.1g
脂質1g0.3g
食物繊維1.4g0.3g
ビタミンE0.5mg0mg
ビタミンB10.16mg0.02mg
ビタミンB60.21mg0.02mg
ナイアシン2.9mg0.2mg
葉酸10μg3μg
パントテン酸0.65mg0.25mg
カリウム95mg29mg
カルシウム7mg3mg
マグネシウム49mg7mg
リン130mg34mg
0.6mg0.1mg
亜鉛0.8mg0.6mg
マンガン1.04mg0.35mg

比較してわかったことは、意外にも玄米と白米にカロリー・炭水化物の差がなかったことです。

 
ろんろん
玄米の方がヘルシーだと思っていました。
ヘルシーどころか、脂質を見ると白米の方が低いんですね。

しかし、体を作るうえで必要な栄養素はあきらかに玄米のほうが豊富にふくまれています。

子どもの未来のためにしてあげられること

子どもには玄米よりも白米がいい。

塵も積もれば山となるので、子どもの将来の健康を守るために12~15歳くらいまでのお子さんをお持ちの方は、白米を出してあげましょう。

大人は玄米、子どもは白米・・・別々に炊くなんて面倒くさい!!そう思う方は時間がある日に玄米をたくさん炊いて、冷凍しておくのはどうですか?

ラップで巻いて、ジップロックに入れておくと、電子レンジでいつでもホカホカの玄米を食べることができますよ。

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