日頃、誰かと比べたり競ったりと、ついつい自分と他者を比較していませんか?
気がついたら、他人と比べてしまっている・・・
人と比べてしまったせいで、勝手にイライラしてストレスが溜まり、うまくいかないことの方が多い気がする・・・
上記にあてはまる方はぜひこの記事を読んで、心を自分に向ける方法を実践しましょう。
心が軽くしなやかになりますよ。
人はなぜ他人と比べてしまうのか?【心理学で対処する】
学校や職場、SNS上には多くの人が集まる場所だと、無意識に他人と比べてしまいがちになります。
「あの人にできるなら自分にもできる!」と思って自分を奮い立たせるぐらいならいいですが・・・
「こんなに頑張ってるのになんであの人だけ・・・」
このように、他者比較の感情と思考は何もプラスには働くことはありません。
ではどう解決するのか?
昨日の自分と比較するのです。
ここ重要なので、今回はここだけ覚えてもらえれば大丈夫です。
比較対象は、【過去の自分か未来の自分】にすると、他者との競争からの焦りがなくなり、自分の目標(なりたい姿)に集中できるようになります。
to be(なりたい姿)
to do(そのための行動)
これらを自分に問いかける様にしましょう。
わざわざ他者に勝とうとしなくてもいいんです。
勝手に比較して勝手に落ち込む負のスパイラルが待っている
コンプレックスを持っている人ほど、無意識のうちに他人と自分を比べてしまっています。
例えば職場だと、同期と自分を比べてしまう。
些細なことでも同期に先を越されると気にしてしまい、いつしか会社での目標が『同期に追いつくこと』になりかねません。
相手は全く気にしてはいませんから、自分だけ集中力の低下に繋がり、さらに差がつくという事態になります。
これぞまさに、負のスパイラルです。
人の成長スピードは環境によって違う

勉強でも仕事でも同じですが、『人が成長するスピード』は人によっても環境によっても違いますよね?
自分が冷静な時は、「当たり前でしょ」と思えますが、うまくいかなくなると「この人はもうこんな仕事を任されているのに自分は・・・」と悩み、考え込んでしまい他人と比べてしまうのです。
成長するスピードは、スタートダッシュを決める人もいれば、大器晩成型の人もいます。
さらに、得意・不得意も絡んできます。
だからといって大器晩成型のタイプは成長するまで、我慢とは言いません。
他人と比べて落ち込んでしまう人は、自分の成長に気づいていないから、という場合がほとんどです。
なので、とにかく自分も成長しているんだと感じられるように工夫してみましょう。
成長メモで昨日の自分と比較する

目に見えた成長を感じられない人は、『メモをする』ということを習慣にすることを強くオススメします。
誰かに自慢できるようなことではなく、人に話せないくらい小さなことでもい大丈夫です。
昨日と比べて、ほんの少しでもできるようになったことを、どんどんメモにしていきましょう。
振り返って読んでみることで、自分の成長を実感できます。
成果がわかりにくい仕事の場合
取り組んでいるものや仕事内容によっては、成果が出るまでに時間がかかるものもあります。
試験や実験、データ収集や仮説の検証など、一定の期間が必要になる仕事もありますよね?
このような場合は結果や成果ではなく、それまでのプロセス、途中経過での成功を書きましょう。
さらに、営業の場合大きな取引になるほど、契約数をバンバンあげるのは難しいです。
なので例えば、契約が成立しなくても次に繋がりそうな経験ができたら、「昨日よりも見込み客が増えた」ということで成功になります。
仕事の途中であっても、自分は日々成長しているんだと感じてみてください。
努力によって人は他人と比べる自分とサヨナラできる
自分が成長していると感じられると、他人と比較しないようになります。
【成長とは人と比べるものではなく、自分の中で感じるもの】です。
- 緊張せず話せる先輩ができた
- 取引先に名前を覚えてもらえていた
- パソコン操作に手間取らなくなった
- いつも挨拶だけの人と会話ができた
なんでもいいので、昨日までできなかったことができたらメモにして、成長を実感しましょう。
1日に1%の成長を努力し続けて、継続すると・・・
1年間でなんと・・・37%も成長するんです!
すごいですよね。
たった1%の努力が37%にも膨れ上がるだなんて!
なので、毎日継続して努力し続けれる環境をつくっていきましょう。
心理学を学ぶことであなたのメンタルを鍛えてみませんか?