甘利税調会長からの発表で新型コロナウイルスによる家庭への援助として、住宅ローン減税を2年延長・控除額の変更をする方向で検討されています。
他にも法人課税・住宅ローン控除・資産課税について話し合いがされていますが、本記事ではわたしたちに関係のある住宅ローン控除のみについて触れていきます。
予想ですが、これはカナリの確率で決定される事項だと思われます。
住宅ローンの減税とは住宅ローン控除のことですね。
住宅ローン控除を受けると、住宅ローンの残高に合わせて、翌年の所得税や住民税が一定割り引かれた金額で請求されます。
そこで気になったことが3つ。
・住宅ローン控除を受けている人全員が2年延長されるの?
・住宅ローン控除の延長を受けるのには特別な申請がいるの?
どのような条件の人が住宅ローン控除の延長を受けられるのか、2年延長には申請がいるのか。
住宅ローン控除が2年延長、去年で終わった人は対象になるのか

去年まで住宅ローン控除を受けていた人は追加で住宅ローン控除を受けることができるのか問い合わせをしたところ、現在ハッキリとは決定していないが住宅ローン控除が終わった方への追加の控除は今の所考えられていないそうです。
あくまでも、現在住宅ローンを受けている方で、その中でもとあることに該当する人が対象になりそうです。
住宅ローン控除延長の対象者とは
住宅ローン控除が2年延長のは、令和に家を建てられた方が対象になると現段階で言われています。
令和になって家を建てられた方、これから家を建てようとしている方が住宅ローン控除を2年延長できるようです。
なので、現段階で住宅ローン控除を受けている人全てが住宅ローン2年延長の対象にはなりません。
住宅ローン控除額の変更案
控除額を年末ローン残高の1%かその年の支払い利息額どちらか少ない方の金額にするかで調整が進められています。
住宅ローン控除延長の申請方法とは
住宅ローン控除の対象者の場合、特別な申請がいるのかどうか問い合わせをしたところ、現段階では何も決まっていないそうです。

対応してくれた税務職員さんによると、GoToトラベル・GoToイート同様、急に出てきた案のようで、税務署側も状況の把握がまだ追いついていないようでした。
知らされる情報もわたしたち一般人と同じレベルだそうです。
住宅ローン控除の対象が50㎡以下にも対応するか検討中
現在、住宅ローン控除が受けられる対象として住宅の床面積が50㎡であるかが条件の1つになっていますが、これを50㎡から引き下げる方向で話が進められています。
住宅ローン控除が受けられる床面積がいくつか詳しい数字はまだ発表されていませんが、ギリギリ50㎡でない新居の方は住宅ローン控除が受けられる可能性が高いです。
現在わかっている住宅ローン控除の延長情報まとめ
今回の税務署への問い合わせでわかったことは2つ。
・2年延長の対象者は令和に家を建てている(未確定)
・住宅ローン控除の対象が50㎡以上から引き下げられるか検討
まだ住宅ローン控除が2年延長されるかどうかもハッキリ決定されているわけはありません。
今月10日に決定する予定となっています。
さらに、詳しいことや決定した事項があれば随時追記していきます。