以前から言わずと知れた名作・嫌われる勇気でアドラー心理学が有名になりましたが、あなたは3名の偉大な心理学者をご存じですか?
・ジークムント・フロイト
・カール・グスタフ・ユング
・アルフレッド・アドラー
今回はこの中の古典的なフロイト心理学とアドラー心理学を詳しく解説します。
アドラー心理学とフロイト心理学との違いから学ぶ人間心理学
同じ心理学者ですが異なる見解をしていて、どちらもおもしろいです。
比較していくと、両者の違いがハッキリするのでぜひ確認してみてください。
人間の行動は2種類
アドラー心理学では、『全ての人間行動には目的がある』
【人間は社会的存在】で集団の中に自分の居場所を見つける為に行動するとしています。
フロイト心理学では、『全ての人間行動には原因がある 』
【人間は動物的な存在】で本能的な衝動で行動するとしています。

アドラー心理学では個人と社会は基本的に調和し、社会は人間が幸せに生きる場所としています。
フロイト心理学では個人と社会は基本的に対立し、社会は人間が妥協して生きるしかなく本当に幸福にはなれないとしています。
行動の原理とは
アドラー心理学では『行動の目的は未来にある』
・人間には選択と決断の自由があるとしています。
フロイト心理学では『行動の原因は過去にある』
・人間は環境や本能の犠牲者であるとしています。
アドラー心理学とフロイト心理学の精神論の違い
アドラー心理学での精神は基本的に合理的であるとしています。
・目的のために感情を作り出して使用する
・目的を知れば感情は制御できる
・人間が主人であり、感情は道具
・無意識は信頼できる
・楽観的で人間はすばらしい生き物
フロイト心理学では精神は基本的に不合理的であるとしています。
・目的のために感情を作り出して使用する
・感情を制御することは困難
・感情が主人であり、人間は奴隷
・無意識は悪の根源
・悲観的で人間はみにくい生き物
日常の違い『矛盾について』
フロイト心理学では『仕事が多すぎるから、残業してしまうのは仕方ない』としています。
アドラー心理学では、人は矛盾しない生き物と考えているため思考が違います。
『この仕事を終わらせたいから残業してでもやりたい』や『家に帰ることよりも、仕事をしているほうを選んでいる』から残業しているとしています。
残業をやめようと思えばやめられる。
それができないのは(やめたくない)【やめようとしていないだけ】という結論です。
私たちは「わかっているけどやめられない」と言ったことを口にしますが、これは『やめられない』のではなく、ただ『やめたくないだけ』なのです。
アドラー心理学では人の心の中に矛盾はないと言い切っています。
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アドラー心理学もフロイト心理学もそこそこ当たっているので、どっちが正しいとまでは言わないですが、個人的にはアドラー心理学の方が時代に合ってると思います。
育ってきた環境やハンデが、性格に影響を与えることはあるとしていますが・・・ただ、それらの影響をどう解釈し、そこからどう態度を決めるかは自分次第です。人が育つ上で、身体面や環境の影響はあるが、最終的にあなたの性格を決める要因はあなた自身だという事です。
私は○○の被害者だ。
と言っても前には進まないし、誰も代役をはたしてはくれない。
人生の主役はあくまであなた自身だという思考で物事を捉えていきましょう。
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