自分や家族・友達・知り合いの性格や感情が気になるときってどんな時?
そういう時は、
だいたいが物事がうまくいかずに悩んでいるときではないでしょうか?
【自己啓発の父】と言われている心理学者のアルフレッド・アドラーは「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と断言しています。
たしかに、「子どもが何を考えているのかわからない」「あの人は何で私ばっかり目の敵にするのだろう」など、人生に訪れる苦しみの多くは、他者との関わりのなかから生まれているといえます。
しかし、ろんろんブログ内でも何度も言っていますが、他人の性格を変えることはできません。私たちにできることは”理解する”ことだけです。
人間関係のストレスと上手に向き合うための3つの方法
【やさしい心理学】他人との性格・感情との上手な付き合い方
他人・・・つまり、自分以外の家族・友人・恋人・仕事仲間・知人などの性格や感情を理解したいときに役立つのが、心理学の知識です。
子どものときは苦手なタイプの人なら避ければ済みましたが、大人になるにつれ、そうはいかなくなってきますよね。
どんな相手でも対処できる方法を知っておくと、社会の中でグッと息がしやすくなりますよ。
他人の性格が気になるときには心理学を
心理学は、体の動きや表情など『目に見える行動』から、目には見えない『心の動き』を”推測”するものです。
これを極めたら、メンタリストのDaiGoさんのようなことができちゃいます。
ですので、誰かを理解したいと思うなら、まずは目に見えているところをしっかりとみる必要があります。
「この人は性格が悪い」
と、決めつける前に何か見落としているところはないかを探してみよう。
そして、そんなときに役立つのが心理学。
相手はどんな性格なのか、どんな思いでいるかがわかることによって、ベスト対処法が見つかることがあります。
相手を観察して理解を深めた結果、仲良くなれるならそれでいいし、問題があるなら逆境を乗り越えるためのメソッド【LEAD法】などを使って、話し合うなり距離を置いて、自分にとって一番ストレスがかからない方法を実行しましょう。
この方法は、家族関係・恋人関係・友人関係にも応用できますよ。
『逃げ癖をなくしたい…』逃げてしまうのは解決方法を知らないから!窮地を脱するLEAD法とは?
お互いの理解につながる『ジョハリの窓』とは
ジョハリの窓とは、対人関係における『気づき』のグラフモデルです。

自分も知っていて、相手も知っている内容・・・例えば、サザエさんとか、アンパンマンなどは日本人ならきっと多くの人が知っていますよね。
おそらく相手が知らない話題を振るより、共通の知識の話題を出す方が、お互いの理解が深まっていきます。
自分自身の性格に悩んでいる場合
問題を他人のせいにする人がいる一方で、自分を責める人もいます。
第三者から見たら全然ダメじゃないのに『私がダメだからいけないんだ』と思い込んでる。
これは、自分自身への理解が不足しているのです。
自分の性格に悩んだときは、自分の知らない自分に気づくチャンス!
そのために役立つのが、先ほどちょっとお話した『ジョハリの窓』です。

ジョハリの窓によると、人の心には次の4つの領域があります。
2 盲点の窓=他人はしっているが自分は知らない
3 秘密の窓=自分だけが知っている
4 未知の窓=誰も知らない(隠された才能など)
そのためには、できるだけ隠し事をせず周囲の声に耳を傾けることも必要です。
これは、自分がしたことへの罪悪感に耐えられず、かえって相手への憎悪を強めてしまう心の働き・・・わかりやすくいうと『逆切れ』です。
心理学では『自責の念による反応増幅仮説』といいます。
自分自身で説明書のページを埋めていくしかありません。
そこでちょっとした自分や他人を理解するための裏技を紹介しちゃいます。
それがコチラ。
これがまぁ当たる!
メンタリストのDaiGoさんもこのビックファイブテストを駆使し、まるで他人の考えが見えているかのようなパフォーマンスでテレビで一躍有名になりました。
そのDaiGoさんが「ビッグファイブテストをマスターしたら誰でもメンタリストになれる」と言っていたんです。
自分を理解するために使ってもいいし、他人を理解するために使ってもいい。