突然ですが、あなたは桃太郎がどんなストーリーか未だに覚えていますか?
多くの人が、「覚えている」と答えるでしょう。
ディズニー映画も、自分のお気に入りのワンシーンが未だに頭の中にあります。
では、学生時代に勉強してきたことをほぼ覚えていないのはなぜなんでしょう…?
「いやいや、ちゃんとテストの内容もハッキリ覚えているよ」って方は、この先を読み進める必要はありません。
しかし、そんな方に向けて一言。
パソコンを思い浮かべてください。
あなたはどちらの企業を知っていますか?
・acer(エイサー)
・Apple(アップル)
まれに、「エイサー」と言う方もいるとは思いますが、ほとんどの方が「アップル」だったでしょう。
ではなぜ、アップル社がここまで成長したかと言うと、【ストーリー】を語っていたからなんですね。
多くの人に届けてかつ、記憶に残る方法がストーリーの力。
童話でお馴染みの桃太郎やディズニー映画も記憶に残るストーリーを駆使しています。
…いま、あなたはここまで読んでこんなことを思ってはいませんか?
「ストーリーを語るなんて、わたしには関係ないかな」
じつは、そんなことはありません。
ストーリーを語ることができれば、多くの人の心をわしづかみできるようになります。
多くの人でなくとも、身近な人の心をキャッチできるようになりますよ!
しかも、誰にでもできる方法があるんです。
ストーリーを少し会話に盛り込むだけで、コミュニケーション能力が爆上がりします!
なので、ぜひ今回の記事を役立ててくださいね。
人を魅了するのは機能やスペックではなかった!肝心なのは情報でもなく情緒

先ほどのアップル社でお話しますが、あなたがアップル社を知っている理由は…
・普段使っている?
・知っているから?
どれも間違い。
正解は…
アップル社が製品を販売するときに、機能やスペックではなく感情に訴えかけていたから。
消費者の感情を揺さぶるような広告宣伝をして、記憶に残るスタイリッシュなデザインで大成功を収めました。
有名なのが、ソニーのウォークマンとアップルのiPodです。
当時ソニーのウォークマンが日本で爆発的ヒットをしていましたよね。
わたしも使っていました、紫色のウォークマン。←世代がバレる(笑)
当時ソニーは、ウォークマンの【機能】ばかりを宣伝していました。
そんな中、アップルはiPodの宣伝を「1000曲をポケットに」と打ち出しました。
情報より物語を語ることで人気に火がつき、ソニーのウォークマンが負けた大きな要因の1つになりました。
当時のことを思い出すと、iPodの方が使い勝手も良かったし、最新でスタイリッシュだったな。
ソニーのウォークマンは、曲が全然入らなくてイライラしたのを覚えています。
最終的にはあきらめて、なんとかうまく入った曲だけ何回も聞くという謎のループをしていました(笑)
このように、ソニーのウォークマンとアップルのiPodを比較した時の話、感情を入れて話すだけでも伝わりやすくなり、記憶に残りやすくなりますよ。
とはいえ、大袈裟でなくてもいいかと。
情報ではなく、ストーリーを会話の中に盛り込めば、自然と人を魅了できる話し方ができるようになります。
では、これからもっとコミュニケーション能力が身に付く会話術を解説していきますね。
人を魅了する会話術

わたしは現在、普通の会社員です。
これだと「ふーん」で終わり。
わたしはタトゥーを入れています。
これも一応「ふーん」で終わり。
ではなく、「こんなことがありました」から伝えて注意をひきます。
すると、相手は気になり話を聞く体制になってくれます。
わたしは、3年前まで普通の会社員でした。
わたしは、20年前にとある理由からタトゥーを入れました。
先ほどより、少し気になりますよね。
それから、感情に訴えかけて話を進めると、相手は話を聞いてくれるようになります。
注意を引いて影響力を増す方法
3年前までわたしは、どこにでもいる普通の会社員でした。
でも、副業を始めてから以前とは少し違う結果に。
もうひとつ例をあげます。
20年前まではキレイな腕だったのですが、家庭内暴力が引き金となり不良の道を突き進み、気づいたときには両腕にタトゥーを入れていました。←わたしのタトゥー話はこのへんで(笑)またどこかでお話しますね。
苦労や挫折した経験で感情に訴えかける
老後2000万円必要とか終身雇用の崩壊、早期希望退職の実施・・・
とにかく将来が不安で本を読んで勉強するも、現実が変わることはありません。
何冊も何冊も本を読み進めても、現状を打開することはありませんでした。
会社に内緒でコッソリ、副業始めてみるも全く稼げませんでした。
土日や休日のそのほとんどを副業をする時間にしましたが、それでもなかなか稼ぐことができない日々の繰り返しでした。
でも、ブログに出会い、ビジネスの先生からWebビジネスを学んだことで人生の選択肢が増えました。
その後、本格的に独立に向けて動いています。
会話のワンシーンや人物を盛り込むとよりストーリー性が増す
3年前、ぼーっとスマホの画面を眺めながら、個人でお金を稼いでいる人達に憧れていました。
そんなある日、会社の事務所で社長から上から目線で「これやっとけ」っと命令された瞬間、わたしの【独立】という心に火がつきました。
「もう誰かに命令されて、仕事なんてしたくない!」
そう思い、その日のうちに副業を調べ行動開始!
そんなある日、友人に「いまさら独立なんて遅すぎるでしょ」と言われて、すごく悔しい思いをしました。
そのことで、心が折れることなく「なにくそ、絶対やってやる!」と、さらに闘争心が燃え上がりました。
インパクトがあるストーリー設計
【日常からの非日常、そして新しい日常】を語ると、人を惹きつけれるでしょう。
じつは、最初に日常をしっかり語ることが重要なんです。
それもごく普通の平凡な日常ほど効果があります。
以前、テレビでビフォーアフターという番組があったのをご存じですか?
例えば、そもそもアフターのキレイになった状態だけを取り上げても、そんな番組おもしろくないでしょう?
それよりも、キレイになる前のビフォーが重要なんです。
韓国の番組で、整形したい人を募集しその中で選ばれた1人だけが、整形するお金を番組が肩代わりするという内容。
整形する前はどんな状態でどんな生活を送っているのかを赤裸々に語りその後、整形をしてこんなに変わりました!とする人気番組です。
もう、お分かりですよね?
普通や平凡、もしくはマイナス面を出した方が人を惹きつけれます。
あなただけのストーリーの見つけ方

「ストーリー、ストーリーって、そんな人に話すようなことなんてない…」
大丈夫です。
誰にでも、人と違う部分や生きてきた【道】があります。
例えば、
・生まれた環境(都道府県でも)
・兄弟(一人っ子)
他にも挙げればきりがない。
なんとなく理解できましたか?
では、さらに分かりやすく深掘りしていきますよ。
あなたの初めてやったことを書きだしてストーリーを作る
あなたの初体験のことを思い出して書きだす。
『これを初めてやった』そんな時のことを思い出してください。
・初めてのブログ記事
・初めて就職したとき
・初めて転職したとき
・初めてのTwitter
・初めて飛行機
・初めての…
よくある質問やよく聞かれることを書きだしてストーリーを作る
よくある質問や多くの方が興味あることを書きだす。
わたしの場合、
・どうしてタトゥーを入れてのか?
・なぜ副業を始めたのか?
よく人から、以前の会社の経歴や年収を聞かれるんですが、決まって「もったいない、なんで辞めたんですか?」って聞かれるけど、それにはこんな理由があります。
よく人から、「なんで副業を始めたんですか?」って、聞かれるけどそれにはこんな理由があります。
自分の常識や正義を書きだしてストーリーを作る
人には少なからず、自分が持っている常識や正義が存在します。
いろんな経験をして、何かがあってできた、あなただけの常識や正義があります。
・独り言の声が大きい人がいる会社には絶対就職しない!
なんで、ここに至ったのかが気になりますよね。
オリジナルストーリーで人を魅了する
これまでの内容で、ストーリーの重要性をご理解いただけたかと思います。
ここで、もう一度ポイントを押さえておきましょう。
・苦労や挫折した経験を語る
・会話のワンシーンや人物を入れる
インパクトがあるストーリーの設計
オリジナルストーリー
・よくある質問
・自分の常識や正義
自分のこれまでの経験を書きだし、さらに深掘りしてみましょう。
けっこうな経験をしていますよ。
わたしも振り返ってみたら、なかなか波瀾万丈な人生を送っているなと、あらためて実感しました。
【十人十色】って言葉がある通り、ひとりひとりの人生があり経験があります。
そんな、あなただけのストーリーをこれからも磨いていってください。
よかったら、わたしにも聞かせてくださいね。