自己啓発と言えば・・・【自分探し】がド定番!
とはいえ、もうインドまで自分探しの旅に行こうか・・・なんて悩む必要はありません。
自己啓発のセミナーをわざわざ受ける必要もありません。
自己啓発って聞くといまだに、
・自己啓発なんて意味あるの?
・そもそも宗教染みててちょっと・・・
このような感じのことをいまだに思っているのなら、この先危険です。
なぜなら、過去の常識に引きずられ過ぎです。
コーラを飲んだら骨が溶けるとか(笑)←なつかしい!
昔と現在の常識・非常識
ではなぜ自己啓発が否定できないかというと、コロナウイルスの影響で産業革命のように時代のスピードがグッと早く動いてしまったからです。
その結果・・・
・物で溢れた現代社会で孤立
・新しい産業の誕生
・協調性の欠落
・道徳の欠落
その影響は計り知れるものではなく、現代に生きとし生けるもの全ての生活を変えました。
カンタンに言うと、【個で生きる時代】の到来です。
最近よく耳にしませんか?
1つの収入源だとこれからの生活が危険
こんな時代です・・・
自分のことはある程度自分で把握して、感情をコントロールし、上手に人生の道を切り開きましょう。
まだ自己啓発【自分探し】を否定してて大丈夫?自己啓発は自分を見つける手段の1つ

いい言葉を聞き、心を燃やしてモチベーションアップに繋げることは良いことだとは思いますが、それだけでは全く意味がありません。
たしかに、自己啓発やモチベーションアップなど形が存在しないものは、自分がその時に必要でなければ目にすることもないし、聞くこともないし、触れることもない。
さらに、多くの自己啓発本には成功法などが書かれていますが、まるでその成功法が正解かのごとく書かれているものもあります。
あくまで、その著者の成功体験なだけであって、あなたに合った成功法かは別物ですよね?
とはいえ、いまの自己啓発は少し変化していて【自分を知る】ことを目的としているので、現代の自己啓発をじっくり紐解いていきましょう。
現代の自己啓発【自分探し】
「自分を知りたい」という悩みは、
・仕事
・健康
・人間関係
上記と密接に関わってきます。
自己啓発【自分探し】をしないことには、人生は始まらないといっても過言ではありません。
なので、自分を見つけだし感情をうまくコントロールして人生を豊かしましょう。
自分を見つける方法
直観的に「これだ!」ではなく、論理的に自分の性格や、やりたいことを見つけだすのがポイントです。
具体的には、得意そうなことを思い浮かべて書き出してみましょう。
・自然にできること
・やってて苦にならない
次に、好きかもと感じて情熱を感じそうな分野を思い浮かべて書き出してみましょう。
・心理学
・経済学
・料理
・美容
・健康
・ファッション
・デザイン
・スポーツ などなど・・・
・興味があり、もっと知りたいと感じる分野
・「どうしたらこうなるの?」と疑問が出てくる分野
このような分野のことを好きなこと(情熱)を感じることと言います。
先ほどの『得意そうなこと』×『好きや情熱を感じる分野』が自分のやりたいことになります。
得意そうなこと→『文章を書くこと』
情熱を感じる(熱中できる)こと→『本を読むこと』
自己啓発と心理学、経済学が好きなので、セールスライティング(物が売れる文章)やコピーライティング(キャッチコピー)などが自分のやりたいことになります。
なので、ブログ運営で記事を書くため、早起きして朝活をします。
会社の仕事は、決まって定時で帰り自分の時間を確保します。
さらに、文章でその人の感情を揺れ動かし「何か1つでもその人のいいきっかけになれば」と思い、黙々と書き続けています。
なりたいものだけで行動するのは危険!
「歌手になりたい!」から自分のやりたいことは歌手・・・
これはやりたいことではなく、なりたいものですよね?
なりたいものから考えて自分探ししてしまうと、手段が限定されてしまい道が狭き門となって立ちはだかります。
【歌手】と限定することで、かなり厳しく険しい道しか選択肢を考えることができません。
なりたいものとやりたいことは別もの
歌手として「何をやりたいか?」が重要なのです。
「歌詞とメロディーで人に感動を与えたい!」から自分のやりたいことは歌手・・・
これなら、実現する方法がなくはないですよね?
・TikTokで配信
・SNSで活動
・路上ライブ
もう少し深掘りするなら、歌詞で感動を与えたいのなら、作家や文章を書く仕事でもいいわけですよね?
このように、【なりたいもの】ではなく【やりたいこと】をハッキリさせるのがポイントです。
やりたいことがハッキリしたのなら、なりたいものは諦めても構いません。
なので、やりたいことだけは諦めないでくださいね。
時代にあった仕事と趣味

ではブログだけで生計を立てるのか?と言えば、答えはNoです。
いまは、情報が多く誰でもいろんなことにチャレンジできる時代です。
つまり、参加する人数が多ければ多いほど収益もグッと減ります。
競争が激しい市場を【レッドオーシャン】と言いますが、競争はどんどん激化し、付け焼刃のスキルでは太刀打ちできません。
つまるところ、別の収入源を確保しつつ、自分の好きなことに取り組むのがいまのスタイルでしょう。
【副業解禁】という言葉も、もう聞きなれましたよね?
例えば、「料理が好きだから料理人になる!」だけでは料理は好きだけど、皿洗いや盛り付けが好きかどうかは話が変わってきまよね?
じつは、自分は「料理をする過程が好きなだけ」ということもありえます。
なので、「具体的な仕事内容も自分に合ってるか?」を考えて行動しましょう。
あと、「人生と仕事をあまり分けない方がいい」とわたし自身、社会経験はまだ20年間だけですが、社会の荒波を感じて痛感しています。
常識という名の【べき】に捕らわれない
やりたいことを探す時に、自分の中に出来上がってしまった【べき】が予想以上に足を引っ張ります!
・社会人としてやるべきこと
・親としやるべきこと
これは、誰しもが抱いてしまう自分の中の常識(べき)ですよね?
でもそれを間違いだと気付かず大人になる方が大勢います。
その結果、ストレスで体調を崩したり、悲しい人生の結末にしてしまったり、負のスパイラルに直面します。
なので、常識に捕らわれないようにしましょう。
人のためにすべき
【人生は自分のモノ】
「誰かのために」なんて思はなくても、自分がやりたいと思ったことをやり続けた結果、それが時として「人のためになっていた」それだけで十分です。
自分がやりたいことを考える時点では、「誰かの役に立ちたい」と考える必要はありません。
生涯できることをすべき
【時代の変化は早い】
時代の変化が早いのに、一生続けられることを仕事や、自分のやりたいことだと決めつけるのは危険です。
いまは、何か興味がある分野を学びながら少しずつ取り組みましょう。
とにかく多くの行動をすべき
【人生は選択と決断の繰り返し】
現代は情報社会と言われるぐらい、豊富な情報から選択肢を見つけることができます。
とはいえ、選択肢が多すぎるのも困りものです。
6種類のジャムを並べたテーブルと24種類のジャムを並べたテーブルでは6種類のジャムを並べたテーブルの方が10倍売れたという事実。
・6種類のジャム ・・・30%の売り上げ
・24種類のジャム・・・3%の売り上げ
その結果は10倍。
このように選択に気付くことができれば、やる気に気付くこともできるということです。
自己評価を上げないと危険!

あなたは【カラーバス効果】をご存知ですか?
例えば、あなたが「今から赤い物を5秒間の間に見つけて下さい」と言われます。
そのあとすぐに「黄色い物は何個ありましたか?」と聞くと答えられない。
「そんなの当たり前だろ!」と言われそうですが、赤い物を探すという思い込みがあったために、赤い物しか見えていなかったという事実です。
つまり、いま見えているモノは自己評価に過ぎないと言えます。
なので、できるだけ自己評価を高めてください。
未来の自己評価で生きて下さい。
自己評価を高めることが、人生を好転させることに繋がります。
本当に重要なので、もう1つ例を挙げます。
高校や大学に受験するのに、【今の学力=自己評価】はそれほど重要ではありません。
なぜなら、「合格か?不合格か?」はその後の努力量でしか決まらないですよね?
あなたは幼稚園児に向かって「勉強できてないからそんなんじゃ高校にもいけないよ」なんて言いませんよね?
今の幼稚園児に【今の学力=自己評価】は関係ありません。
とはいえ、自己評価が低いと結果的に「学力も低くなってしまう」ということです。
なので、自己評価は重要なのです。
短所と長所どちらを伸ばすべき?
・長所を伸ばせば「圧倒的な成果と充実した仕事」が手に入れられます
どちらを選択するかは、あなたの自由です・・・が1つ助言をさせてください。
経営学者の「ピーター・ドラッカー」(マネジメントの発明者)が残した名言があります。
弱みはたかだか頭痛を生むくらいのものである。
しかも弱みをなくしたからといって何も生まれはしない。
強みを生かすことにエネルギーを費やさなくてはならない。
なぜ強みを生かした方がいいのかというと、1つでも何か得意なことがある人は他にもなにかできそうと感じられやすいのです。
このことを心理学の世界では【ハロー効果】といいます。
なので、短所を補うのではなく、長所を伸ばす努力をした方が圧倒的な成果を生む可能性を秘めています。
自分の人生をやりぬく
自分探しの旅より自分のやりたいことで生きていきましょう。
自分のやりたいことが見つからない?
どうしてもやりたいことが見つからないのなら、ハードルを下げても大丈夫!
いまを生きることに集中すればいいだけのこと。
「普通の生活が自分のやりたいこと」だと思うことから始めてみましょう。
仏教の教えでいうところの【足るを知る】です。
足るを知る者は富む
足るを知るって【自分を知る】ことと似ていますよね?
足るを知るから始めたら、別のやりたいことがおのずと見つかりますよ。
いま、決めたことを一生やらないといけないなんて事はありません。
全ては自分の人生。
自分で決めて自分で選択する自由があります。
自己啓発は、その選択の精度を上げるために取り入れるぐらいで大丈夫ですよ。
「Just Do It(とにかくやってみろ)」
外で読まないで!泣いて笑える本『夢をかなえるゾウ』