昨年から引き続き、現在もコロナウイルスによる脅威が治まらない中数か月後には今度は『インフルエンザ』もやってきます。
コロナウイルスとインフルエンザの共通点は、感染経路が『飛沫感染と接触感染』であるということです。
【林修の今でしょ!講座】これから注意!新型コロナとインフルエンザを徹底比較
新型コロナウイルスとインフルエンザの同時感染はありえるのか?
そこで先日放送された【林修の今でしょ!講座】でこれから注意していきべき新型コロナウイルスとインフルエンザを徹底比較をまとめました。
新型コロナウイルスとインフルエンザの菌はどちらが長く生き残るのか?
咳などをして、例えば机やドアノブに新型コロナウイルスとインフルエンザ菌が付着したとすると、どちらがどのくらい長生きするのでしょうか?
新型コロナウイルスとインフルエンザ菌では、潜む場所によって大きく寿命が変わりました。
布や紙 | 表面がツルツルしているもの | |
インフルエンザ | 2~8時間 | 24~48時間 |
コロナウイルス | 最長24時間 | 72時間 |
やっぱりこまめな手洗い、消毒が大事です。
新型コロナウイルスは無症状の人からも感染する
新型コロナウイルスは無症状などの軽症者からの感染が約50%だと言われています。
無症状の人が感染させて、感染した人がまた無症状の場合、移したかどうかも気づけないのが怖い所。
ちなみに、新型コロナウイルスとインフルエンザの死亡者数がこちら。
新型コロナウイルス | インフルエンザ | |
死亡者数 | 1363人 | 1571人 |
厚生労働省発表 | 9月7日時点 | 2019年1月~8月 |
比べるとインフルエンザの方が死亡者数が多いですが、新型コロナウイルスはまだまだ未知の病原菌。今後もさらなる注意が必要です。
コロナウイルスとインフルエンザ、感染のピークは?
コロナウイルスとインフルエンザでは感染力(人に移してしまう)がピークになるタイミングが違います。
新型コロナウイルスはおよそ半数の人が、無症状や軽症状態の発症前からが感染力のピークに対し、
インフルエンザは発症後、発熱してからが人に移しやすい感染力のピークになります。
コロナとインフルエンザ、症状見分け方
日常生活で熱っぽいなと思ったとき、新型コロナウイルスとインフルエンザとの違いの見分け方は『検査をしなければわからない』と医師たちは言います。
下記の表が症状の見分け方ですが、症状だけで見分けるのは素人では困難です。

大きな違いとして新型コロナウイルスはインフルエンザと比べて熱がそこまで高くなりません。
また、味覚や嗅覚に障害がでるのが新型コロナウイルスでよくあることです。
インフルエンザの方が症状が激しく『熱が出て、咳が出て、喉が痛くなって鼻水も出る』というインフルエンザの症状に対し、新型コロナウイルスは熱などの症状がなくても感染が広がります。
味覚・嗅覚障害の人は発熱がなくても新型コロナを疑おう
最近のコロナウイルス患者の傾向として
熱は長く続かない、味覚・嗅覚障害のみという陽性の方もいるそうです。
これから注意!新型コロナとインフルエンザを徹底比較
コロナウイルスの感染が抑えづらい理由として、発症前で自覚症状がない時から感染力がピークに達していることが挙げられます。
新型コロナウイルスもインフルエンザも、飛沫での感染が最も多いのでインフルエンザが流行する季節、引き続きマスクは大事な予防策になりそうです。