普段のあなたのコミュニケーション能力はどうですか?
周囲の人たちと話す時、笑顔で会話ができているでしょうか?
『自分は全然・・・』
『コミュ障です・・・』
って自分はコミュニケーション能力なんてない、と感じることがあるかもしれませんが・・・
集団の中に放り込まれて、なんとな~くの空気の中でどうにかこうにかやるしかなかったですよね?
コミュニケーション能力を鍛えると日常がずっと楽になります。
相手を褒める・自分が褒められた時、とっさの一言が決め手になります。
相手を『尊重し、ねぎらい、いたわり、感謝、謝罪』などの言葉を出せると周りの人間関係がスムーズになり、コミュニケーションの能力が上がっていきます。
本記事では、言葉の大切さについて考えます。
『褒める時』のとっさの一言で『コミュニケーション上手』に
『褒める』テクニックは円滑な人間関係を築きます。
『コミュニケーション上手』は『褒め上手』
誰とでも上手に話ができ、好印象を与えることができます。

しかし、相手の太鼓持ちになったり、自分を卑下してまで相手を褒めろ、というわけではありません。
自分をおとしめなくても、相手を褒める方法はあります。
そのためにはまず相手を良く観察して相手のいいところを探すこと。
そして褒める言葉をいくつか知っておくことです。
ここでは色々なシチュエーションに合った褒める言葉を紹介します。
〇〇さん、いつも誰よりも早く来て準備しているんですよ
「偉いなぁ、すごいなぁ」と思ったら褒める時は、みんなの前で褒めるのが効果的。
特に褒める相手が部下や生徒、学生などの場合はその人のモチベーションをアップさせるこ効果も期待できます。
いつもいきいきとして素敵だね。何か秘訣があるの?
ポイントは『いつも』を付けること。
常々『素敵だなぁ』と思っていることが相手に伝わります。
『秘訣を教えて』ということは、自分もそうなりたいとリスペクトの言葉を送ることになります。
〇〇さんは勉強家だね。いろんなことを知っているから話していて楽しいな
名前を呼びながら褒めると『相手のことを気にかけている』という思いを表せます。
相手を褒める時はぼんやりと褒めるより、具体的にどこが素敵と思うかを添えると、実感のこもった言葉になりますよ。
素敵なコートだね。〇〇さんによく似合っているよ
パッと相手を褒めるとなると外見になりますが、コートを褒めただけでは相手を褒めることにならず、力不足ですよね。
素敵なのは【それが似合うあなた】と伝えるために「とても似合っているよ」の一言を添えましょう。
『褒められた時』のとっさの一言で『愛され上手』に
『褒められ上手』は『愛され上手』になることです!
何を褒められたにせよ、相手はあなたを尊重してくれたということです。
まず、そのことに感謝するのが愛され上手の秘訣。
褒められた時、「そんなことないですよ」「わたしなんてまだまだ」・・・なんて謙遜はじつは相手の厚意を否定する行動になってしまいますし、かわいくないですよね?
「ありがとうございます。そんな風に見えたなら嬉しいです。」
そんな返しの方が褒めた人も満たされるし、あなたも謙虚な人と印象付けられます。
〇〇さん、いつも誰よりも早く来て準備しているんですよ
人前で褒められると誇らしいですよね。
ですが『特別なことはしていませんよ』と謙遜の気持ちを忘れないようにしましょう。
もちろん、まず最初に褒められたことへの感謝を口にしましょう。
いつもいきいきとして素敵だね。何か秘訣があるの?
まずは元気そうに見てもらって嬉しいという気持ちを伝えましょう。
そして『自分は特別ではないんですよ』ということをユーモアを交えて伝えましょう。
〇〇さんは勉強家だね。いろんなことを知っているから話していて楽しいな
これもほんのりとユーモアも交えた受け答えです。
「そんなことないよ~」と否定はせず(勉強している子はみんなそう言う・・・ってなるからね)『もっと勉強しよう!』で喜びを表現します。
素敵なコートだね。〇〇さんによく似合っているよ
褒めてくれたことにまず感謝。
「そう見えますか?嬉しいです」と素直な感想を言葉にすれば嬉しいという感情が相手に伝わりやすいですよ。
自分を下にしてへり下るような言動はNG
『〇〇さんの方がもっとすごい』
謙遜しているつもりかもしれませんが、誰かを引き合いに出したり、自分をへり下すのは絶対にやめましょう。
せっかく褒めてくれた相手にも自分にもいい効果とは言えません。
例え100%のお世辞でも「ありがとう!」と笑って返す方がずっと素直でかわいいです。
自分に自信を持てないと、つい卑屈な返事をしてしまいがちですが、まずは相手が褒めてくれたことへの感謝を忘れないようにしましょう。
おのずと褒められ上手の愛され上手さんになっていきますよ。