「すごいアイデアを考える人って頭がいいんだろうな・・・うらやましいな」と思ったことありませんか?
おもしろいアイデアやすごいアイデアを考える人って「どうゆう頭の構造してるんだろ?」といつも感じてました。
でも、すごいアイデア出す人だけが天才で頭が良いとは限りません。
なぜなら、人間の脳の構造はみな同じだからです。
なので、あなたも素晴らしいアイデアを出すことができますよ・・・なんて言って終わるつもりはないのでご安心を(笑)
じつは、おもしろいアイデアやすごいアイデアには出し方が存在するのをご存知でしたか?
そう。あなたは基本的なアイデアを出す方法を知らないで、アイデアをひねり出そうとして出せなかった可能性が高いのです。
この記事を読んで「自分なんておもしろいアイデアやすごいアイデアを出すことができない」と卑屈になるのは、もう終わりにしましょう。
さらに、「おもしろいアイデアやすごいアイデアを思いつきたい!」と感じてる方必見の内容になってますので、最後まで読みながら、人と違うことをひらめいてくださいね。
役立つアイデアの出し方【人と違うことをひらめく方法は言葉あそび】

アイデアをひねり出そうとしたとき、知識や視点、想像力はあったに越したことはないですが、今回は【誰でも簡単にすごいアイデアやおもしろいアイデアを出す】という視点でお話します。
結論ですが、アイデアを出すための手っ取り早い方法は『言葉』です。
言葉から考えてアイデア出しをすると、おもしろいアイデアが次々と出てきやすくなりますよ。
自分で考えた言葉をつくり、想像を膨らましてください。
例えば、『ソファーテーブル』
この言葉を頭の中で想像を膨らまし、これに対して意味や役割を考えてみましょう。
「座らない時は、テーブルが収納されている」
変な言葉でも「こんなの意味ないかな?」と思った言葉でもいいので、どんどん出して想像を膨らましていきましょう。
言葉から発想するクセをつけることで、脳の細胞が刺激され活性化し、想像力が成長します。
普通だと思いつかないような、おもしろいアイデアを考えるきっかけになりますよ。
単語と単語をかけてみる
『アイデア』と聞くと、ゼロからアイデアを生み出そうとするのをイメージしますよね?
しかし、アイデアをゼロから考える必要はありません。
あなたの知っている言葉や単語を並べてみて、それらを組み合わせれば何かおもしろいアイデアをひらめくきっかけになります。
・車
・ペン
・植物
・香水
・大会
・運動会
・ソファー
・テーブル
・ロボット
・コーヒー
・アロマオイル
2つ以上の単語を組み合わせて、なんでもいいので造語を作ってみましょう。
・ロボットテーブル
「実際に使うなら?」を考えてみる
『ソファー×テーブル』ソファーにテーブルを収納して、家の書斎やリビングの隅に置けて場所を取らない
『ロボット×運動会』ロボットだけで競技をする運動会
【今さら聞けない】大人が考える力を伸ばすための方法とは?
役立つアイデアの出し方は日常の【不】を意識する

世の中の商品やサービスは、日常にある問題を解決するために発想したところから生まれています。
「めんどくさいな」とか「こうだったらいいのにな」といったような【不】の感情をヒントにおもしろいアイデアを出すのです。
・不安
・不便
・不平
・不良
・不信
・不快
・不全
・不幸
・不足
・不利益
・不具合
・不自由
・不人気
・不可解
・不合格
・不安定
・不健康
・不公平
上記を参考に、世の中や自分の悩みごと、困ったことについて考えてみましょう。
例えば、本を読む人の【不】だと、
・肩や首が凝る【不快・不健康】
・部屋に本を置く場所が足りない【不便・不快】
・分厚くて持ち歩きにくい【不便・不快・不自由】
上記の【不】から商品やサービスができそうなアイデアを考えると、役立つアイデアが浮かびやすくなりますよ。
・肩や首が凝る→マッサージチェア
・分厚くてかさばる本→電子書籍
思わぬアイデアが飛び出すかも。
テレビで情報収集
例えば、料理番組がやっていておいしそうな料理ができているのを見て、
「料理人だけきてくれたらな・・・」
さらに、コロナの影響により時短営業などで、店で働きにくくなり、出張サービスの需要が拡大してきていますね。
ネットで情報収集
SNSなどで他人の困っていることや悩んでいることを検索して、それを解決できそうなアイデアを考えてみる。
SNS疲れはストレスの原因【SNSとの向き合い方】
人と違うことをひらめく方法は逆転の発想
コロナウイルスの感染拡大予防のため、外出自粛と時短営業要請で飲食店は悲鳴を上げました。
そこで、外出自粛と時短営業を逆手にとり、宅配需要が大きく伸びました。
まさに、外出自粛と時短営業を逆手にとった逆転の発想ですね!
あと、ビジネスの現場で有名な逆転の発想が、カッターでお馴染みの『オルファ株式会社』です。
昔はカッターと言えば【使い捨て】が一般的だったのですが、使い捨ては使用する度に切れ味が悪くなってきます。
「切れ味が悪くなるたびに捨てるのはもったいない」と感じていました・・・
ある時、路上の靴職人がガラスの破片で靴底を削り、切れ味が悪くなるとガラスの破片を割ってまた使っていた姿を見たとき、たまたま板チョコをかじっていた風景が頭をよぎり「板チョコのように、カッターの刃に筋を入れて切れ味が悪くなったらポキポキ折ると1枚の刃で何回も新しい刃が使える!」
こうして【ガラスの破片】と【板チョコ】という言葉を組み合わせてできたのが・・・ポキっと折れるカッターです。
このおもしろいアイデアで最後まで切れ味が変わらないカッターでシェアを拡大させて大成功したのが『オルファ』なのです。
【折る刃】をもじってオルファという社名になったようですよ。
さらに、少し古くなった旅館で、修繕費をかける資金がない旅館の女将さんが逆転の発想でおもしろいアイデアを出したのが、『ペットと一緒に泊まれる旅館』です。
これは、旅館側も客側も気を使うことなく、くつろげることが話題を呼んで人気が出た一例ですね。
考えることで脳が鍛えられる
脳は使えば使うほど、細胞が活性化し様々な発想の転換や素晴らしいアイデアを引き出すことができます。
なので、考えることで人生をより豊かにして過ごしましょう。
脳も、体と同じで筋トレならぬ脳トレが必要です。
脳を使って考えることは、場所に縛られることがないのでその可能性は無限大ですね。
あとは、身近にある言葉を使っておもしろいアイデアを出す練習を積み重ねましょう。
「才能は1日にしてならず」です。
あ、ちなみに努力してできるようになったことを【才能】と言います。
【知られざる言葉のチカラ】幸せになれる人のスゴい口癖