加湿器と一言でいっても、その種類は様々ですよね。
気化式・ハイブリット式・スチーム式・超音波式・・・
ミストを出す方法も、ミストの細かさも様々です。
本記事では加湿器のタイプ別にミストの種類・メリット・デメリットを紹介しています。
また、白いかたまり・ピンク汚れ・去年も使ったフィルターは『まだ使える?・買い替え時』も調べてみました。
加湿器ってどのタイプを選べばいいの?【こんな場合は買い替え時】
超音波式加湿器
ミスト・・・冷たい
水に細かい振動を与え、霧状にして噴射し加湿するタイプ。
■デメリット
・ミストの噴射位置が家具と近いと濡らしてしまうことがある
・こまめな掃除が必要
■メリット
・電気代が安い
スチーム式加湿器
ミスト・・・温かい
水をヒーターで温め湯気で加湿するタイプ。
学校の保健室でよくみかける、ストーブの上に置いてあるやかんと同じ働きです。
あの黄色いやかん・・・若い子知ってる・・・?
■スチーム式加湿器のデメリット
・電気代がかかる
・長年使用すると、吹き出し部が白くなる(カルキ汚れ)
■スチーム式加湿器のメリット
・水を加熱してミストにするので殺菌される
・湿度が上がるのが早い
小さいお子さんがいる家庭では、使用に注意が必要です。
ハイブリット式加湿器
ミスト・・・温かい
ヒーターで加熱した水を超音波で水蒸気にして噴射し加湿するタイプ。
スチーム式と超音波式の掛け合わせや、スチーム式と気化式の掛け合わせなどがある。
温かいミストなので、空気中を上昇し、部屋全体を効率よく加湿できます。
気化式加湿器
ミスト・・・冷たい
水を染み込ませたフィルターに風を当てて気化させ加湿するタイプ。
部屋干しで加湿するイメージ。
■デメリット
・水を染み込ませるフィルター・風を送るファンがあるので、本体が大きい。
・稼働音がある。
■メリット
・ミストがとても細かいので雑菌が放出されない
・電気代が安い

加湿器の買い替え時とは?何年使える?
家電ってだいたいの物が壊れるまで使うと思いますが、加湿器は空気中にミストを放出し、わたしたちはそのミストを体内に取り込んでいます。
体内に入るものなのでもし、空気中に大量の雑菌をまき散らしていて、それを吸い込んでいたら・・・。
加湿器に白いものが付いてる・・・
ピンクのぬめぬめがある・・・
去年のフィルターってそのまま使える?
1つずつ見ていきましょう。
加湿器に白いものがついている
加湿器が白くなっている。白いかたまりがある。
これは水道水に含まれるミネラルです。
ミネラルが加湿器についたままでも人体に何の問題もありませんが、クエン酸やお酢で落とすことができます。
ピンクのぬめぬめ
ピンクのぬめぬめの正体はロドトルラという酵母菌です。
加湿器以外にも、水気のあるところに出現します。
ピンク汚れの正体ロドトルラは人体への影響は低いものの、ぬめぬめだし、見て見ぬふりをして使うのは気持ちが悪いですよね。
ピング汚れはスポンジなどで優しくこするだけでも落ちますが、エタノールでのふき取り、重曹も効果的です。
とにかくこのロドトルラは成長スピードが速いため、加湿器の水は毎日新しいものを使用する・こまめに手入れをすることでピンク汚れを防ぐことができます。
去年のフィルターってそのまま使える?
フィルターは加湿器本体よりも寿命が短いです。
フィルターの寿命はメーカーによって違うので、説明書を読んで取り換え期間が過ぎていたら新しいものと交換しましょう。
また、寿命が過ぎていなくても、去年使っていたフィルターがカビだらけならこちらも買い替えをオススメします。
カビを部屋中に巻き散らかしたくないですよね。
見た目がキレイでも、しばらく使っていない場合はクエン酸を溶かした水に2時間ほど付けて、水で流して乾かしてから稼働させると清潔に加湿器を動かせますよ。
加湿器にはなぜミネラルウォーターや浄水がダメなの?
加湿器の説明書を読めば、全ての製品に書いてあると言っていいほど見かけるのが『ミネラルウォーターや浄水器の水は使用しないで下さい』という言葉ではないでしょうか。
なぜ、ミネラルウォーターや浄水の使用がダメなんでしょうか?
じつは、答えはカンタンです。
水道水よりもミネラルウォーターや浄水の方が圧倒的に雑菌が増えるスピードが速いからです。
水道水には人体に影響がない程度の塩素が含まれていて、雑菌を殺菌してくれますが、塩素のないミネラルウォーターや浄水では雑菌やカビがぐんぐん成長するので加湿器の水は水道水を使用しましょう。
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