人を動かすほどの影響力がある人とは?魅力があるから人が動くは錯覚

人を動かすほどの影響力がある人とは?魅力があるから人が動くは錯覚

権力、地位、名誉どれも人生で一度は手にしたい影響力ですよね?

わたしはそこまで・・・」と思ったそこのあなた(これぽっちも思ったことがない)なんてないはず。


なぜなら、誰かに何かをお願いしたことぐらいあるでしょう?

【お願いを聞いてもらう=人に動いてもらう】ということなので、少なからず影響力が必要になります。


そこで1つ質問ですが、あなたは魅力がある人のお願いしか聞かない人ですか??

・・・そんなことないですよね?


ここだけの話ですが、人は魅力がある人のお願いを聞くことはありますが、じつは魅力だけでは人が動くことはありません。

では『なぜ人は動くのか?』を【影響力とは】をもとに紐解いていきましょう。

人を動かすほどの影響力がある人とは?魅力があるから人が動くは錯覚

芸能人や有名人、インフルエンサーなど世間に認知されている人だけが、他人を動かす影響力がある!とは限りません。


じつは、有名人の方々もコッソリと影響力と言う名の武器を使っているのです。

影響力を誰でも簡単に発揮させる方法は、【言葉を考えて選んで使う】の一択です。


言葉】には、それはそれはものスゴイ影響力があります。

魅力的にも見せれますし、他人の心を揺らすことができ、人そのものを動かすこともできます。


言霊(ことだま)といって言葉そのものに意味があるとされ、自分自身の潜在意識に語りかけることができ、自分の能力を引き上げてくれることを指します。

言葉についてさらに詳しく知りたい方はコチラの記事↓
【知られざる言葉のチカラ】幸せになれる人のスゴい口癖

影響力を上げる言葉

影響力を上げる言葉

正反対の言葉の言い回しには強烈なインパクトを与えることができます。

有名人の誰もが知っている言葉を少しご紹介します。

燃えよドラゴンでのブルース・リーのセリフ「考えるな、感じろ
(考える・感じる)
世界に1つだけの花の歌詞「No1にならなくてもいい、もともと特別なOnly one
(No1・Only one)
アメリカの元大統領オバマ氏のスピーチ「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ
(私・あなた)
シドニーオリンピックでの目標を聞かれた時の田村亮子選手の言葉「最高で金、最低でも金
(最高・最低)
踊る大捜査線での織田裕二さんのセリフ「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」
(会議室・現場)
元AKB48の前田敦子さんの「私のことはキライでも、AKB48のことはキライにならないでください!」
(私・AKB48)

世間が敵になったとしてもわたしは味方です』や『家庭でできる、プロの味』なども強い言葉です。

じつは、スッと入ってくる言葉でも影響力のある人は、考えて言葉を選んでたんですね。

職場での普段使いの言葉

部下で遅刻しがちな子に対して「もう少し早く出社しろ」では響きません。

ではなく、「遅刻で君の評価を下げるのはもったいないよ」と声をかけしましょう。

お店での予約キャンセル対応マニュアル

お店の予約の受付マニュアルで「変更がありましたらご連絡ください」というお声がけがあったのですが、なかなか連絡なしのドタキャンがなくならないので「変更がありましたらご連絡いただけますか?」と相手に返事をもらうようにしたら10%もドタキャンが減ったのです。

ただ投げかけるよりも、相手に約束をしてもらう方が、それに従った行動をとる可能性が高まるのです。

簡単に人を動かす言葉【理由】の魔力

スーパーやコンビニで、コピーを待ってる列に割り込んで先にコピー機を使わせてもらう方法を、おもしろい実験を交えながら、ご紹介します。


自分と置き換えて想像してみてくださいね。

すみません、先にコピー機を使わせてください」・・・これではダメですよね。


言葉も弱いですし、人を動かす重要な部分が抜けています。

実験では60%の人しか動かせませんでした。(60%も動いてくれたのも驚きですが)


では、影響力がある人はどう言うのか・・・

すみません、急いでいるので先にコピー機を使わせてください」と言い回します。

実験結果は、なんと脅威の94%の人を動かせました。

人を動かすには【理由】を付け加えることで、グッと成功率が上がることがわかりますよね?

つまり、理由を自然に言えることが【影響力】になります。

余談ですが、この実験にはもう1種類あって、そもそも理由もへったくれもない言葉でお願いしたところ、93%もの人を動かせたのです。


それが、「すみません、コピーをとらなければならないので先にコピー機を使わせてください」と言っただけでも人は動いたというのです。

コピーするのにコピー機を使うのは当たり前なのにも関わらず、多くの人を動かせたのです。

言葉って本当におもしろいですよね。


つまるところ、人を動かす影響力を持ちたいのなら「〇〇なので」と付け加えてお願いしてみましょう。

 
ろんろん
使い方は少し違いますが、この記事のタイトルにもさりげなく入ってますよ。

日常で影響力がある人、日常で影響力がない人

日常で影響力がある人、日常で影響力がない人
影響力がある人
・笑顔
・健康的
・前向き
・穏やか
・さわやか
・自信がある
・自分で考える
・流行りに敏感
・仕事ができる
・率先して動く
・周りを巻き込む
・失敗を恐れない
影響力がない人
・真顔
・臆病
・不健康
・口が悪い
・仕事が遅い
・ネガティブ
・自分で考えない
・イライラしている
・言われないと動かない
・すぐ誰かのせいにする
・失敗がカッコ悪いと思っている
・どうやったら自分が傷つかないか?ばかり考える
 
ろんろん
上記の様に見比べてみると違いが結構あるし、どうせなら日常で影響力をつけたい。と感じたならそのままマネをしていけばOK。
・・・ってそれが簡単なようで難しい(笑)

1つのことに特化して魅力を上げて影響力を高める

1つのことが上手にできている人を見ると、他のことも優れていると勝手に思ってしまいますよね?

このことを【ハロー効果】と言います。


この仕事ができるなら他もきっとできる」と錯覚してしまうのです。

なので、1つのことに特化して達人になれば、それだけで影響力を持つことができるようになります。

類似性の法則

じつは、わたしたちは自分に似ている人を好みます。

なので、何か商品を売る時は、ターゲットを明確にして狙い撃ちすることで、影響力を高めることができます。


【類は友を呼ぶ】なんて言葉もあるぐらいです。

自分がどんな人物でどういった性質なのか?を見極めましょう。

・インドに行かなくても自分探しできる記事はこちら↓
まだ自己啓発【自分探し】を否定してて大丈夫?自己啓発は自分を見つける手段の1つ

・本当の自分を見つけてない人はこちらの記事も↓
【やりたいことが見つからない】やる気が出ない時の対処法

影響力をつかってさらに影響力を高める方法

わかりやすい例だと、有名な芸能人を使ってCMを流す。

自分に合う商品かどうかは関係なく、商品を購入する行動に人を走らせる。


なぜなら、シャンプーやトリートメントのCMでガッキー(新垣結衣)の髪の毛がサラサラでも使った人の髪の毛がサラサラになるは・・・違いますよね?

ガッキーが使ってるならわたしも使ってみる」っと商品の良し悪しに関わらず、購入してしまうといった影響力を使った方法です。

 
ろんろん
まぁガッキーは使ってないと・・・んんっ


TVばかりの話であれですが、お笑い番組でも人の笑い声の効果音を入れることで、視聴者に笑いを誘いおもしろくさせる効果も有名です。

見てる側は、リラックス状態でTVを見ているので、笑い声が効果音だとはあまり意識していません。


そこで、要所要所に笑い声の効果音を入れることにより、「その他大勢の人が笑ってるからこれはおもしろい」と誘い笑いさせるという影響力を使った方法です。

不特定多数にお願いごとをするなら影響力を

少し不謹慎な内容で申し訳ないのですが、以前から疑問に感じてたことがあります。

骨髄のドナーが足りなくて困っているのはご存知ですよね?


たまにCMでも流れていますが、「骨髄ドナーの協力にサインをしてください」のやつですが、これじゃ弱いし協力は得にくいです。

そうじゃなくて、「骨髄ドナーを拒否する方はサインしてください」の方が圧倒的に骨髄ドナーが増えるでしょう。


人は「社会的にどうみられるか?」を心のどこかで意識しています。

なので、協力をお願いするのであれば、【社会的にどうか?】や【人としてどうか?】を考えて設問すれば、影響力を操ることができるでしょう。


災害時のボランティア活動も同じです。

ボランティア活動を募集する時は、【ボランティア活動の参加を希望する】ではなく、【ボランティア活動の参加を希望しない】という表現の方がボランティア活動の参加をより多く募ることができるでしょう。

サクラの影響力

サクラの影響力

あなたは『サクラ』という仕事があるのをご存知ですか?

例えば、昔流行ったのですが、パチンコ・パチスロのサクラ(打子)なんて呼ばれる仕事もありました。


あまり大きな声では言えませんが、設定が高い(よく出る台)をあらかじめ知っていて、その店に朝から並んでその台に座りひたすら打ち続けるという仕事です。

このサクラの仕事は、他の一般客に店が繁盛していると思わせ、さらによく出ている店と思わせる影響力を使った方法です。


競馬でも予想屋などという仕事が存在します。

これも一種の競馬を盛り上げるための影響力を使った方法です。


さらに、オッズ(倍率)という指標がありますが、これも馬の勝敗を決めるのには欠かせませんが、ある意味影響力を使った手法と言えます。

なぜなら、「倍率が低くほぼ間違いなく1着で勝つだろう」と言われている馬にお金を賭けても、外すことが多いからです。


海外ではさらにおもしろい事例のサクラの仕事がありますよ。

パリのオペラハウスで客を装い、拍手をしたり、泣いたり、笑ったり、叫んだりするサクラの仕事が存在するのです。


こう聞くとなんだか悪い気がしますが、『演劇を盛り上げる手段の1つ』だと思えば、それほど悪い気はしなくはないですよね?

あと、以前問題になったAmazonや楽天などの商品レビューのサクラの仕事です。


ご存知だとは思いますが、じつは商品レビューや口コミ、☆の評価をするのを【サクラ(バイト)を雇って書いていたものだった】というのが最近問題になりました。

☆5ばっかり、誉め言葉ばっかりの商品ページは怪しいんだ方がよいです。

どんなに良い商品でも人の評価は必ず割れるからです。

とはいえ、全部が全部サクラではないので、自分が欲しい商品は自分で調べてから購入しましょう。

 
ろんろん
たしかについ、商品の評価やレビューが良ければ、それだけで購入してしまっているのも事実ですよね?
本当に情報社会は、注意すべきポイントだらけです。



このように、社会的証明を使って人を動かす影響力のことを自動操縦と言います。

 
ろんろん
言葉にできない恐ろしい言葉(笑)

セールスでのパフォーマンスの影響力

家電量販店や車のディーラー店などで、営業マンが客と商談をすすめ、価格の駆け引きをしている場面で、客が値引き交渉をした時、営業マンが客の味方になって値引きを求めて【上司と戦う】という場面があります。

少々お待ちください。上司に掛け合ってきます」などと言い、どこかに消えます。


その後「なんとかここまで値引き交渉できました」と言って戻ってくる・・・

あなたも一度は経験ありますよね?


じつはこれ、パフォーマンスです。

わたしたちが、間近で見ることもできない場所で行われますよね?


本来、その商品の限度額は決まっていて、それを営業マンが知らないわけはないでしょう・・・

逆に知らないのなら、その人は営業マン失格です・・・


つまり、値引き交渉してくる客に対しての、逆に買わせるための影響力を使った方法です。

こう聞くとなんだか営業マンが悪いみたいに聞こえますが、そうじゃないんです。


購入を迷ってて、でも商品が欲しい客に向けて店側から背中を優しく押しているのです。

価格という影響力を与えて。

 
ろんろん
影響力が【キッカケ】に変わる瞬間です。



なので、別にこのパフォーマンスが悪いと批判しているわけじゃないのであしからず。

このパフォーマンスは、店にも客にもどちらにとってもプラスになる行動です。
(店は商品が売れる・客は商品を少しでも安く買える)


とはいえ、いまは情報社会なのでこういった手法も使いづらくなり、あらかじめ商品価格をギリギリで表示させているお店が増えています。

影響力を理解して魅力を高める

影響力を持つってスゴイことですが、恐ろしいことでもあるので悪用は厳禁ですよ。

儲けるという言葉がよくできてるなと思ったのですが、この漢字(信じる者)と書いて【儲ける】と読みますよね?


いかに影響力がスゴイかをあらためて実感できる漢字ですし、【言葉】です。

なぜ人は動かされるのか?を理解して、これからの人生に影響を与えてくださいね。

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