『あてにならない』と言われがちな人のたった1つの共通点

『あてにならない』と言われがちな人のたった1つの共通点

・あてにならない
・見当違いのことばかり言ってる
・その言葉信用できない
上記のようなことを職場や家庭で言われて、傷ついたことはありませんか?

じつは『あてにならない』と言われる人たちにはたった1つの共通点があったんです。

それはズバリ、先入観に振り回されているというところです。

『あてにならない』と言われがちな人のたった1つの共通点

先入観とは、【実際の経験や十分な知識に基づかない価値判断】のことをいいます。

先入観というと『間違った物』というイメージがありますが、たとえば、店員さんが初めて来るお客さんを見て「この人はきっとこういう系統のものが好きだろう」と先入観に基づいて品物を薦めることは、別に悪いことではありません。


問題なのが、先入観が事実と違っていた時

先入観に固執して事実を無視すると、トラブルの原因に発展するんです。

初対面の店員さんにまったく好みじゃないものを薦められても、「自分のことを知らないのだから、仕方がない」と思えますが、付き合っている年数が長くなるほど先入観と事実がズレていたとき「わたしのこと何も理解していない」と相手をガッカリさせてしまいます。

古い先入観を捨て、最新の事実に近づけると正しい判断ができるようになる

・女の子だからリカちゃん人形が好きだろう
・男の子だから新幹線が好きだろう
・おばあちゃんだからお煎餅が好きだろう
上記もすべて、先入観で判断していますよね。

女の子でも新幹線が好きな子だっていますし、男の子でも可愛いものが好きな子はたくさんいます。

なんの根拠もない「〇〇だからこうだろう」という古い先入観は今すぐ捨てましょう!

では、正しい判断とは何を指すのでしょうか・・・?

先入観を形成する要素の1つが第一印象です。

初対面の相手がいかにも無愛想な態度だと「怖そうな人だな・・・」と思うし、しわくちゃだったり毛玉がたくさんついた服を着ていると「だらしがない人だな」というように、見た目や雰囲気から相手の人間像を決定してしまうのです。


もうひとつの要素は、周囲の噂や評判です。

しかし、噂ほどあてにならないものはありません。

噂のような情報は、多くの人たちの先入観が入っているからです。


わたしは〇〇ができる/できない」「わたしは〇〇な性格だ」といった自分自身に対する評価も、他者の目を通して見せられた自分の姿だったりするんですよ。

いったん先入観が形成されると、人間の脳はその証拠集めを始めます。


先入観に沿わない事実は無視をして、都合のいい情報だけを取り入れて、あたかも「噂は本当だったんだ!」と思い込んでしまいます。

これを心理学で『確証バイアス』と言います。

近所に住むAさんは頑固な人だ」といったん思い込むと、Aさんの真面目さや優しさ、明るさなどをわからなくなってしまいます。

バイアスをかけた見方

脳が事実をゆがめて認知する働きを『バイアス』といいます。

バイアスには、さまざまな種類があります。

自分に都合のいい情報だけを集める『確証バイアス
災害や事故などで根拠もなく自分だけは大丈夫と考える『正常性バイアス
すでに結果が出たことを前々から予測していたかのように考える『後知恵バイアス

など、わたしたちは物を見るとき、これらにとらわれていることが多いのです。

間違った先入観を捨てる方法

根強い先入観を手放すには、新しい情報を進んで取り入れることが大切です。

相手に関心をもち、物事を柔軟にとらえるようにしましょう。


先入観と事実の違いを認め、修正・調整していかなければなりません。

新しい情報を手に入れる手段として、いろいろな人に会って話すことや、インターネットで調べたり、SNSをチェックしたり、雑誌を読んだりすることが挙げられます。


多くの先入観の裏は、親から刷り込まれた価値観や社会的・文化的な判断基準が潜んでいます。

過去の似たような経験が尾を引いている場合も少なくありません。


先入観に振り回されないために、外部からの影響や過去の経験と、今現在の自分自身の判断とをしっかり区別する必要があります。

 
ろんろん
いくつになっても古臭くない、今時な人ってこういう努力をしているんだね!
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