あなたは車が好きですか?
めちゃくちゃ車が好きで、マイカーを所有しているならこの記事を読み進める意味はありません。
ですが、今まさに車を買おうか悩んでいる人は、この記事を読んでからでも遅くはありませんよ。
あるいは、「なんとなく車を所有している人」や「週末だけ使う場合がある人」は、このままマイカーを所有するか検討した方がいいかもしれません。
なぜなら、車を持っている方の多くが【タクシーでの移動は高くつく】と頭ごなしに決めつけて、なんとなく車を所有してしまっているからです。
もう、令和の時代にそんなことを思っているのは、危険かもしれません…
いまは、所有する時代から共有する時代(シェアリングエコノミー)が、急速に拡大しつつあります。
そんな時代の波に乗り遅れないように、最低限の知識をこの記事で把握し、理解した上でマイカーを所有することをオススメします。
それでは、続きは次をご覧ください。
【車を持つと損!?】マイカーがいる人といらない人の差

会社に行くため車通勤の場合は、マイカーがどうしても必要ですよね。
でも、電車通勤の方や自転車通勤、バイク通勤ができる方はマイカーが本当に必要かの検討はした方がいいでしょう。
なぜなら、もっとも重要な部分ですが、車の年間の維持費がどのくらいかかるのか、キチンと把握している方が少ないことに驚きました。
車って買ったらそれで終わりではありませんよね?
そもそもですが、乗った分だけガソリンが必要ですし、オイル交換も必要になります。
消耗品の交換も必要になります。バッテリーやタイヤ、ブレーキパッドなどなど…
で、じみに洗車代なんかもかかりますよね?
さらに、駐車場付きの一軒家でない場合は車を止めるための駐車場を借りた場合、年間の維持費が跳ね上がります。
あと、自賠責保険といって、法律で加入が義務付けられている保険があります。
自賠責保険料は、金額が定められていて、車検時に次回の車検までの分をまとめて払います。
多くの方が加入している、任意保険。
自賠責保険で補えない部分を任意保険に加入して補っています。
あと、忘れてはいけないのが税金。
例えば、普通の自家用車なら、2年に一度必ず車検を受けなければいけません。
この車検時に、【自動車の重量税】がかかってきます。
なにせ高いよね!毎年5月に来る手紙がイヤになる(笑)
さらに毎年、【自動車税】がかかります。
※自動車税と車検時の自動車重量税は別ものですよ。
詳しくは後ほど解説しますが、これらを計算した上で、マイカーの検討をしましょう。
そろそろ真剣に検討しないと・・・
って車そのものが好きなので、この先も乗り続けますがね(笑)
マイカーがいる人
・ドライブが楽しい
・家族で出かけられる
・人混みを避けられる
・車がないと生活ができない
・コロナ禍で公共機関を使わなくて済む
・いつでも乗れるので自由に移動できて便利
マイカーがいらない人
・駐車場がない
・車に興味がない
・家族が持っている
・ペーパードライバー
・レンタカーでいける
・お金がかかる(税金が異常に高い)
自動車の維持費はバカにできない
税金・保険料・走行費・メンテナンス費を年間で割った場合、 一般的に言われている車の維持費の平均が年間30万円~40万円ほどと言われています。
実際わたしの場合、1年間の車の維持費ですが、
半年に1回のオイル交換4,000円×2
駐車場代は0円
任意保険料が30,000円
自動車税が45,400円
重量税 45,600円(2年1回なので÷2)22,800円
自賠責保険が21,550円(2年1回なので÷2)10,775円
車検代40,000円(2年1回なので÷2)20,000円
合計=256,975円
年間25万円ほどですが…そこそこの出費ですよね?
駐車場を借りている人だと、月1万円かかるとしたらプラス12万円で、年間37万円になります。
マイカーを持っている方は一度、自分がいくら車を維持するのにかかっているか確認しましょう。
マイカーを検討中の方も、購入費用とは別に維持費のことも頭に入れておきましょうね。
消費税10%に伴い自動車税も改定
2019年9月の消費税10%に増税したことを考慮し、自動車税も少し改定されました。

13年・18年経過した車は増税対象

とりあえず、古い車は排気ガスが多いからその分、税金を払いましょうって制度です。
【普通車は13年経過後15%・軽自動車は20%】
政府的には、いつまでも古い車を乗るのではなく、新しい車に乗り換えてもらって経済を循環させたいのが狙いの税制度でしょう。
カーリース・サブスクで車を利用する時代
毎月定額(サブスクリプション)や、込み込みで月〇〇円といったカーリースのサービスも続々出てきています。
タクシー利用と比べて、検討しても良さそうですね。
とはいえ、カーリースは注意が必要。
最終的に買い取る場合、買い取らない場合の注意点が潜んでいます。
ここでは、長くなるので割愛しますが 、走行距離に制限があったり、自由にカスタムできなかったり、ぶつけた場合の車の価値など注意点が潜んでいますので、その辺をよく確認してからにしましょう。
車もシェアする時代「シェアリングエコノミー」
使っていない場所や空いている時間を一時的に貸し出して、有効に使うサービスをシェアリングエコノミーと言います。
空き部屋を貸す【民泊】が有名ですよね。
車もその波がきていて、使っていない車を使いたい人に貸すサービスの利用者が徐々に増えてきています。
さらに、ライドシェア(相乗り)のサービスも普及し始めています。
タクシーを待つ時代から呼ぶ時代に
スマホアプリにタクシーを呼べるアプリをダウンロードするだけで、わざわざタクシーを待つ必要がなくなっています。
さらに、このサービスの良いところは、タクシー運転手もお客さんもどちらも待ち時間が解消されるという利点がありますよね。
もう日本ではお馴染みになった企業【Uber】もタクシー事業には参入しています。
海外では、一般人も自分の車で好きな時にアプリを開いて、お客さんを乗せて運ぶことができます。
日本人の感覚からすれば、少し怖いですがね・・・。
とはいえ、日本では法整備が追い付いていないので、一般の個人がお客さんを乗せて走る行為は違法なので、現時点ではUberタクシーはアプリで呼ぶ専用になっています。
とはいえ、アプリ1つで呼べるなんて、便利な世の中になったもんですよね。
車を持つと損か、タクシー利用の方が損かは、環境次第
結局のところ、年間30万円未満にタクシー代を抑えることができるなら、マイカーを持つ必要はないですね。
もちろん頻繁にタクシーが来る場所ならの話で、郊外に住んでる方はマイカーは必要になるでしょう。
しかし、週末しか使わないのなら軽自動車にして、年に数回、もしくは1回行く旅行に大きな車が必要なら、レンタカーをその時だけ使うなんて方法もありますよね。
長年の因縁対決かのごとく、マイホームか賃貸かと同じく、その人の環境や状況によって必要か必要じゃないか、得か得じゃないかは変わります。
なので、好きで車を持っているなら、それはそれでいいと思います…うんうん←自分に言い聞かす(笑)
お金の使い方って人それぞれだし、誰かに合わせるものでもない。
でも、『何も考えずに自分のお金を垂れ流すのは辞めましょうね』ってことを言いたかった記事でした!
では、長々とお付き合いありがとうございます。
あなたの日常が、少しでも良い方向に向かいますように・・・。