ついに、この時が動き出した・・・という感じですね。
政府が働き方改革を進め、日本国民が働き方について一度立ち止まる機会がきましたね。
45歳早期希望退職
年功序列の廃止
年金受給額減額
年金払いは増額
消費税増税 などなど・・・
あなたは大丈夫ですか?
さらに「副業解禁」というワードも頻繁に聞くようになりましたよね?
もう政府もお手上げ状態なのでしょうか?
しかもここ数年『人生100年時代』ともよく言われ、人類の寿命が長くなりました。
30年前ぐらいは、長寿の方が「100歳おめでとう」など、ニュースで取り上げられてましたよね?
世代が出る。(笑)
大正・昭和の時代に生まれた人は、100歳までの生存率が1%~2%。
当時はかなり珍しく取り上げられていました。
それが平成になり、100歳までの生存率が40%~50%になっていると言われています。
劇的な数字ですよね。
そんな状態で、昔のまま相も変わらずでいられるわけないですよね?
昔から言われていましたが、年金制度もかなり崩壊し始めてますよね?
社会保険制度もその内、見直されますよね?
そんな時代に突入してしまった以上、もう後戻りはできません。
なので、今までの考え方をあらため、新しい社会に適応していくための考え方をお話します。
【人生100年時代】社会人は長く働く時代?定年を待つだけでは生き残れない?
このままだと「ゆっくり老後の生活を楽しく過ごす」なんて、簡単に言ってられないですよ。
・会社は簡単に社員をクビにできないと思ってないですか?
・いつまでも会社が存続し続けると思ってはないですか?
本当に、時代の流れが変わり始めています。
以前と同じように会社員をただ続けていくには、【リスクが伴う時代】ということを認識した方がいい時代です。
この記事を読んで、危機感を持つだけで少しずつですが、変化し始めるでしょう。
まずは、【危機感】を持ちましょう。
会社員人生が固定的から流動的になる
今までの時代、特に団塊の世代と言われた方々の時代は、「人生が固定的」だったのですが、今の働く世代は【人生が流動的】になったと言われています。
具体的な説明ですが、団塊の世代の人生プランと言えば・・・
ある程度、固定化された人生設計で良かった。
(まだ年金問題も浮き彫りになってない世代)
言い方が悪いかもしれませんが、この時代は教育で大学まで出て就職すれば、残りの人生は特に勉強する事なく、「60歳定年」までやり過ごせました。
これがいわゆる『終身雇用』
それは平均寿命が【70歳~80歳】の時代の話で、今はそれが『人生100年時代』と言われています。
そんな中、技術の進歩が早くなり、いつでもどこでも膨大な量の情報が入る、今を働く世代は親の世代より長く働く事が現実味をおびてきました。
脅すわけじゃないので一応、すでに政府は「65歳定年」を掲げました。
政府がもう65歳まで年金払うの繰り上げると言っているのです。
すでに現実で、次は70歳までと掲げ始めています。
なので、今のような生活スタイルだと、生きづらくなると言われています。
終身雇用の崩壊

もう「終身雇用」という言葉は昔のお話で、これからは大リストラ時代に突入します。
年金受給も65歳に引き上げられ、挙句の果てに70歳ぐらいまでは、なんとか働いてくださいと政府は考えています。
さて・・・あなたも一緒に考えてみて下さい。
・65歳まで同じ会社で同じような仕事していた会社員に、なんのスキルがあるのでしょうか?
・同じ会社で70歳まで働けたらいいですが、70歳になるまで面倒をみてくれるのでしょうか?
やはり他にできることを今から少しでも増やし、資産も増やさないと安心して暮らしてはいけませんよね。
流動的な人生100年時代を生きぬく方法
これからの時代は、
教育→仕事→勉強(資産を蓄える)→引退
といった具合に一度、仕事を始めたからと満足せず、常に自分のスキルを上げる為に勉強しましょう。
さらに、副業などで別のスキルや副収入を得るための行動を起こす事が、人生に変化を与え豊かに変えてくれるでしょう。
社会人には社会人の学びを
学生時代は学ぶ機会が多く、ほぼ強制的に勉強をしていましたが、社会に出ると誰かに学べと言われることもなく、自から学びに行かないと学べないことの方が多いですよね。
ついつい日々の仕事に追われて、できない理由を探しがちになりますが・・・
それでも学びましょう。
どんなことでもいいんですよ。
自分のために学ぶのですから・・・。
「ということは?」を自分に語りかけましょう
何か1つでも興味があるものや、少しでも気になったことに対して「ということは?」を無理やりでもいいので自分に問いかけてみましょう。
最初は何も出てこないかもしれませんが、やってるうちに1つ2つ出てきて、さらにモノに対しての興味が湧きだしてきます。
最終的には好奇心に変わっていくでしょう。
会社を辞める前に考えるべきこと
わたしは8回ほど転職経験があり、その中で3社は全く同じ内容の職種「金属加工」をしていたのですが、これがなかなか職人気質の人ばかり。
おまけに『会社の愚痴や不満、文句ばかりが出るわ出るわ』という人の割合が多かったのです。
そんな中、同じ業界の多くの方と接している内にある共通点に気がつきました。
・自分のやり方が正しいと思い込んでいる
じつはこの2つの項目こそ、サラリーマンが会社を辞める前に考えておかなければならない最大の課題なのです。
自分で動けない人必見!【すぐ動く人、動かない人】その差から見えた「行動の方程式」とは
自分の市場価値を把握していない
あなたが他の会社や違う業界に行ったらどれだけの価値があるか把握できていますか?
自分の市場価値も調べずに転職するのは逆に危険かもしれません。
自分が思ってるより高く評価してもらえればいいですがそうでない場合は・・・あとで痛い目を見るかもしれませんね。
『隣の芝生は青く見える』なんて言いますからね。
一度自分が持っているスキルや自分ができること、得意なことを把握する時間を作るべきでしょう。
自分のやり方が正しいと思い込んでいる
作業マニュアルがあるのに統一されていない(守られていない)会社・・・じつはかなり多いです。
会社の中でマニュアルがあるのは良いことなのですが、最適なやり方のマニュアルがあるのに従業員に浸透していない、またはマニュアルがあっても勝手なことをするのでもはや再現性がない、それにやり方も個人プレー。
(勤務歴の長いベテランさんによくいるタイプ・・・)
これはサラリーマンだけに言える事ではないですが、今までのやり方でできているために、今までのやり方を保持しようとして、新しいやり方や空気はなかなか受け入れにくいようです。
なんだかんだ偉そうに言いますが、わたしもマニュアルに頼らず、新しいやり方を否定する・・・その内の1人だった時期があります。
固定概念を見つめ直そう
転職し、新しい会社に行くと、そこでは昔からのやり方を変えず、効率の悪い作業方法をしていました。
わたしは複数の職場で経験を得た上で、こうした方がいいですよっと (もちろん下から物は言いますが) 説明しますが「でもこのやり方でできている」っと言われた経験が何回かあります。
「今までこのやり方でやってきてるから・・・」
自分の中での常識ができてガンコな人はあまりいい話をしても納得ができないのか、受け入れることができないのです。
固定概念を見直すことで得られるもの
・新しい物に触れて試さない事には、何も評価はできない
(やりもしないのに否定する人、多いです)
・めんどくさいと思う事をそのままにせず、サッサとやった方が結果が良い方向に向かう(ズルズルと悪い方向に向かっているのにそのままにする)
「やった方がいいけど、どうしようかな」と悩む時間がすごくもったいないんです。
やった方がいい事って結局やる確率が高いから、それなら悩まずサッサとやった方が絶対にいい。
あ、ちなみにこれわたしの経験談です(笑)
この話はサラリーマンの方だけではなく、他の業界・業種でも取り入れられるお話ですので、頭に入れておいて下さい。
わたしも人からの意見は一度受け入れて試してみてから、判断するようにしています。
ぜひまだまだ仕事をする機会が多いあなたの武器にしてみて下さい。
無形・有形の資産を理解する
有形資産とは貯金や株、不動産のようなお金に換算できるもの。
これからは無形資産を大事にする。
無形資産とは自分の知識・スキル・人脈・信頼・健康「お金に換算できない資産」の事を言います。
これからは会社だけにコミットせず、「自分にもコミット」してきましょう。
自分を理解して自分をよく知りましょう。
そして、これからの時代を少しでも豊かに生きぬいていきましょう。
正社員で働いてもお金がない原因とは?