年末ジャンボ宝くじが発売中ですが、もう購入しましたか?
当れば億万長者も夢じゃない!・・・ですが!
この宝くじ、買い方によっては税金がかかるのをご存知ですか?
せっかく当たった宝くじ、うっかりミスによって脱税扱いされないようにしっかりと税金について学んでいきましょう。
・商品券
・馬券
・宝くじ
・コロナで支給された定額給付金
これらの身近なものの税金の有無についてを紹介しています。
また、集められた税金がどのようなものにいくら使われているかも調査しました。
コレって税金かかる?かからない?徹底調査!
何気なく買っている商品券・宝くじ・・・これって税金はかかる?かからない?
わたしたちに深く関係する日常の税金についてまとめました。
年金には所得税・住民税はかかる?かからない?
じつは、年金には税金がかかります。
将来年金をもらうために収めた税金で得た年金ですが、そこからもまた税金が引かれます。
ただし、年金をもらっている人が全員税金を引かれるわけではありません。
65歳未満 | 年108万円以上で所得税・住民税が発生 |
65歳以上 | 年158万円以上で所得税・住民税が発生 |
年齢・もらう年金によってで所得税・住民税の支払いの有無が決まります。
商品券には消費税がかかる?かからない?
商品券の購入時には税金がかかりません。
なぜなら、商品券を使う時に税金が支払われるためです。
そのため、商品券自体には税金がかかりません。
馬券の当たりに税金はかかる?かからない?
馬券の払い戻しには税金はかかります。
馬券の当たりで得る所得は『一時所得』に当てはまります。
一時所得は年間で『競馬で得た収入(払戻金)-収入を得るための支出(馬券代)=50万円以上』で申告の義務が発生します。
確定申告欄にも一時所得の記入欄がもちろんあり、申告を怠ると脱税になってしまいます。
当選した宝くじに税金はかかる?かからない?
宝くじの当選金には税金がかかりません。
宝くじは宝くじの購入額の4割に税金がかかっており、発売元の自治体へ配られます。
なので、当選くじに税金をかけると二重課税になるため、当選くじには税金がかかりません。
ただし!複数人とお金を出し合って宝くじを購入し当選し山分けする場合は贈与税が発生します。
1人10万円の特別定額給付金には税金がかかる?かからない?
コロナウイルスによる経済的影響への対策として、住民基本台帳に載っている全ての国民に対して1率10万円の特別定額給付金が支払われました。
この特別給付金は課税の対象になりません。
生活費や家庭支援に対してのお金だからです。
税金で買っているアレの値段とは

道路に設置されている標識・信号機・ガードレールといったものも税金で購入されています。
これらが思っている以上に高額な商品だとご存知ですか?
例えば、ガードレールですと1mにつき設置費用が8,300円かかります。
信号機1機には400~500万円かかります。維持費を入れるともっとかかりますね。
案内標識に至っては750万円かかります。
案内標識なんてただの板じゃん!と思いますが、台風などに耐えれるように地面深くに設置するなどして費用がかかるようです。
元大阪府知事の橋本さんが大阪には信号があまりにも多すぎる!と怒っていた理由も今ならよりわかります。
救急車の出動にかかる費用
「タクシー代を払いたくないから呼んだ」などとたびたび問題行動がニュースになる救急車ですが、救急車も税金から支払われています。
救急車を一回出動させるのに45,000円の税金が使われています。
2019年では38秒に1回の割合で救急車が出動しています。しかし、その全てが救急車を呼ぶほどの急病だったかと言われると・・・。
消防車の出動にかかる税金
木造2階建ての住宅1棟が全焼した場合にかかる消火作業の費用は約219万円かかります。
2019年には住宅火災は年間1.1万件起きており、結構な額の税金が使われているのがわかります。
うっかり寝タバコ・・・で219万円の税金が使われない事を祈ります。
交通違反の反則金は何に使われている?
交通違反による反則金は1年間で約508億円納付されています。
反則金は使い道が決められていて、反則金はガードレールや信号機などといったものに充てられています。
集められた反則金は一度国の予算に入り、人口や事故件数によって都道府県へ分けられます。
そしてこの反則金、は国へ治める前から国家予算として計上されているのはご存じですか?
「年間これくらいの違反者が出る(納税される)だろう」と予算が組まれている・・・めちゃくちゃバカにされていますよね。
残念なことに実際とんでもない額の反則金が毎年のように納められていますが。
警察はノルマはなく、あくまで【努力目標】である、と発表していますが。
使い道が決まっていてあらかじめこれだけ見込めるだろうと予算を計上する違反金なんて違和感しかないですね。
裁判で使われる税金
2018年では民事・刑事の裁判が年間で360万件ありました。
全てが税金でまかなわれているわけではありませんが、2018年にかかった裁判業務は3157.4憶円になります。
逮捕された受刑者1人にかかる1日の経費とは
受刑者にかかる費用は税金の他に国費も充てられています。
受刑者1人にかかる1日あたりの経費は約1,924円になります。
2019年末の時点では受刑者の数が48,429人のため、1日当たり9千3百万円以上が使われています。
国会1日に使われる税金とは
国会1日あたりにかかる費用は2億9千6百万円以上かかります。
1日にかかる費用というより、国会を維持する費用を365日数で割ると1日あたりにかかる金額ですが、それでもあり得ない程高額ですよね。
これだけの費用(税金)使って開かれている国会で寝ていたり本を読んでいたりスマホをいじっていたり・・・と国会中継を見ていると嫌な気分になることが多いです。