【夫婦仲が影響する】子育てに勉強・習い事よりも大切な10のこと

【夫婦仲が影響する】子育てに勉強・習い事よりも大切な10のこと

子どもの将来のために・・・と塾や習字・ピアノ・ダンス・そろばん・水泳・野球・サッカー・英会話・プログラミング、と習い事をさせている家庭は多いと思います。

もちろん、習い事をすることはいいことです。子どもの経験値になりますし、体験させることで将来の選択肢が増えます。

しかし習い事をさせるよりも、もっと大切なことがあります。

それは、家庭環境を整えてあげることです。

今から紹介する10個の項目、あなたの家ではいくつ当てはまりますか?

子育てに勉強・習い事よりも大切な10のこと

1.一緒に朝ご飯を食べる
2.何か1つでも家事をさせる
3.適度に運動させる
4.毎日同じ時間にお風呂に入らせる
5.体調が悪いときは無理させず休ませること
6.リビングはいつでも片付けておく
7.勉強に口出ししない
8.夫婦仲良くする
9.月に一度家族で外食する
10.この10か条を父親と共有すること
 

わたしには当たり前のような、それでいて継続することが難しい10個だと思いましたが、あなたはどのように感じましたか?

じつはこの10か条、実在する東大生からの話を元に作られた、落ちこぼれ高校生を東大へと導く『ドラゴン桜』というマンガの中に掲載されている【東大合格必勝法 家庭の10か条】の内容なんです。

子育てに勉強・習い事よりも大切な10のこと
【ドラゴン桜2】第2話より
 
ろんろん
ドラゴン桜は現在ドラマも放送中!
毎週日曜日、よる9時からです。

「東大とかうちには関係ない!」と思うかもしれませんが、この10か条は東大を目指す家庭だけではなく、子どもが伸びる環境・家族円満になるための10か条でもあるんです。

何がどう子どもにいい影響を与えるのか、家庭円満に繋がるのか、1つ1つ見ていきましょう。

1.朝ご飯を一緒に食べる

家庭環境の改善・家庭円満の第一歩は【一緒に食事をする】ことです。

食事は家族が自然と向き合う場。

何気ない話をしながら笑い合ったり、ときには愚痴をこぼしたり、コミュニケーションを図るにはもってこいの場です。

 
ろんろん
『同じ釜の飯を食う』と親しい間柄に使われることわざがあるように、一緒に食卓を囲むことは絆を深めるのにかかせません。

2.何か1つでも家事をさせる

女の子には将来のために・・・と家事を教えている家庭もありますが、ここでは夫も子どもも男女関係ありません。何か1つでも家事をさせます。

日頃から家事をさせることで『自分は家族の一員である』という自覚を持たせます。

小さい子や家事に慣れていない人でも、ゴミを集めて出したり、玄関をホウキで掃いたり、雑巾やモップで床を拭いたりとできることは色々とあります。

『家事をさせる』ということは東大受験を目指す家庭でもやっていて、受験中だからと特別扱いしないことで無意識のプレッシャーがかからないようにするためでもあります。

3.適度に運動させる

朝ご飯の前に子どもと15~20分程度の散歩をする、ラジオ体操をする、お風呂の後にストレッチをする・・・運動の内容はなんでもいいです。

適度な運動はストレスの解消になります。

コロナの影響でおうち時間が増え子どもがキーキーと奇声を上げるようになった、夜ねむるのが遅くなった、イライラしている・・・これに当てはまる場合、運動不足が原因かもしれません。

ストレスと運動については下記の記事でくわしく説明しています。

4.毎日同じ時間にお風呂に入らせる

「お風呂の時間が子育てに何の影響があるの!?」と思いましたか?

はい、お風呂の時間が子育てに影響するんですよ~。


学校では『時間割り』があって、子どもは時間割りに合わせて授業を受けたり、着替えて体育を受けたり、給食を食べたりしますよね。

時間割りって子どもに非常にストレスがかかりにくい作りになっているんです。一定のリズムの中で生活を送ると気持ちを落ち着かせる効果があるんです。これを家でも応用します。

毎日同じ時間にお風呂に入るようにさせると、睡眠時間の安定にも繋がります。

また、歯磨きも同じです。「寝るから歯磨きしなさい」ではなく「9時になったから歯磨きしましょう」と習慣化することが大切です。

生活リズムが安定する

精神が安定する

集中力が増す

5.体調が悪いときは無理せず休ませる

共働きの家庭の場合、子どもが小さいと学校を休むと会社を休まなくてはいけず、ついつい「少しくらいなら・・・」と我慢させて学校に行かせていませんか?

また、子どもも空気を読んでしんどくてもしんどいと言えない子も。親のことを気遣って、体調が悪くても親に隠している子も多くいます。

子どもが本当に精神的に、肉体的に健康であるか?今一度、気に掛けることを忘れないようにしましょう。

6.リビングはいつでも片付けておく

家の中にいる時間のほとんどは、リビングで過ごしている時間が多いと思います。

リビングが散らかっていると、家の中にいることがストレスに感じてしまいます。

脳に入る情報の90%は視覚からといいます。ごちゃごちゃと物が多いとそれだけ脳に情報が入り、居心地が悪くなったり、集中力が低下したりとデメリットしかありません。

リビングはなるべくスッキリと、どこに何があるかがハッキリわかるように常に整理整頓しているのが理想です。

ミニマリストになる為の部屋の断捨離ポイント

7.勉強に口出ししない

コレ、結構難しいと思います。

勉強だけではなく、遊びにも言えることなんですが『子供の勉強・遊び方に口出しをしない』

ついつい、「ここはこうすればいいのに」「そうじゃない、こうだよ」と口を出していませんか?

親としては『手助け』のつもりで口を出していると思いますが、これってとっても逆効果

たとえ効率の悪いことをしていたとしても、口出ししたい気持ちをぐーっと抑えて、見守ってあげましょう

8.夫婦仲良くする

夫婦関係が悪いと、家の中の空気まで悪くなり、家が居心地の悪い場所になってしまいます。

そんな中で子どもはのびのびとは暮らせませんよね?

子どもは純粋で、どんな言葉も真に受けます。

母親はちょっとした愚痴のつもりで子どもの前で「パパってば残業ばっかりでイヤになっちゃう」なんて言っていると、子どもも影響されて「パパは残業ばっかりで全然家にいない!」と父親に突っかかるようになります。

逆に「パパはおうちのために夜遅くまで頑張ってくれてるね」と子どもに話すと「パパ、わたしたちのためにお仕事頑張ってくれてありがとう!」となります。

9.月に一度家族で外食する

めっちゃ単純なことですが、美味しいものを食べると幸せですよね。

家族みんなでご飯を食べに行って、各々が好きな物を食べる。

多少のストレスはたまの外食で美味しいご飯を食べて吹き飛ばしましょう!

10.この10か条を父親と共有すること

習い事や受験など、一緒に頑張るのは母親だけで、父親が参加していない家庭が多くみられます。

子ども・母親・父親、全員揃って家庭ですよね。

子どもと母親が二人三脚で頑張っていても、父親と共有ができていないと、子どもの自尊心を傷つけたり、無理をさせるような発言をしてしまう場合も。

もちろん、父親と母親が逆のケースだってありますし、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らしている場合はみんなで共有することが望ましいです。

子どもが伸びる環境は、いい家庭環境の中にある!

いかがでしたか?

【子育てに勉強・習い事よりも大切な10のこと】と言い、細かくお話しましたが、伝えたかったのは、子どもの心のより所となるおうち作りが大切ということ。

無理をさせず、のびのびと生きていく環境を整えてあげるのは親にしかできないことです。

習い事も大切ですが、この【子育てに勉強・習い事よりも大切な10のこと】を守って、お子さんを心も体も健康的に育てていってほしいと思います。



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