ダイヤモンドって綺麗ですよね。
『ダイヤモンドは永遠の輝き』とも言われ、ダイヤモンドの市場価値は高いですよね?
値段も数万円から数百万円するものまであります。
し・か・し・ですよ・・・ダイヤモンドの【価値】ってなんですか?
もちろん、ダイヤモンドが欲しい人には価値はあります。
しかし、ダイヤモンドが欲しいと思わない人にとって価値はありませんよね?
幼い子どもや動物にダイヤモンドを渡してもきっと喜ばないでしょう。
最初は触ったり舐めてみたりと、興味を示したとしても、おいしそうじゃないし、楽しいものでもないし、おもしろいことが何も起きないと理解して、そそくさとダイヤモンドを手放し、他のおもちゃや食べ物を探しに行くでしょう。
目の前にダイヤモンド(価値あるもの)があっても、その価値を理解できていないと『自分の周りには何も価値がない』と思ってしまいます。
近ごろ、サラリーマンは社畜やオワコン(終わったコンテンツ)などと言われ、フリーランスや個人事業主と言った言葉が、華やかであるかのような幻想さえ感じます。
さらに、サラリーマンは能力が低いみたいなことが情報として取り扱われますが、決してそんなことはありません。
1つの会社しか経験していないサラリーマンでも、逆に何十年も1つの会社に勤め続けるための秘訣や、部下への指導方法などで成功を収めている人もいます。
これも立派な【価値】ですよね?
なので、ここでいう【価値】とは、誰にとってどんな価値があるか見極める能力です。
つまるところ、「市場を理解できる能力があるかどうか?」で本当に売れるものが何かを理解することができます。
さらに、モノだけではなく、自分(人)の価値も理解できるようになります。
モノの価値がわかるようになると、ある程度のものがなんでも売れるようになるでしょう。
しかし、誰にとってどんな価値があるかわからないまま、年だけ取るといつの間にか搾取される側に回り、いつの間にか抜け出せなくなりますよ。
なぜなら、時代は待ってはくれませんし、時間に待ったはナシです。
さらに、価値がわからないままだと自分の価値にも気づかず、まさに宝の持ち腐れになってしまいます。
なので、価値がわかるようになる方法と、売れるものに気がつく能力を身につけていきましょう。
「本当に売れるものとは何?」がわかるようになる3つのポイント

同じモノでもある人にとっては「何の取り柄もないモノ」だったり、また違う人にとっては、「貴重な価値あるモノ」だったりしますよね?
市場(マーケット)を理解するうえで、意識しながら分析してほしいことが3つあります。
・モノ
・カネ
この3つを兼ね備えた学びが、自分で値付けをしてみることです。
なぜ値付けが重要なのか?を詳しく解説していきますね。
モノの値段とは?自分で値付けしてみよう
仮想通貨の代表でもある『ビットコイン』がまだ世の中に知られていない、なんとも怪しげな仮想のお金だった頃、ピザ2枚を1万ビットコインで交換したのが始まりとされています。
いまはたった1ビットコインが500万円の価値があります。2021年4月24日現在値。
つまり、現在でいうと500億円でピザ2枚と交換したことになります・・・理解不能(笑)
当時しょうがなくピザ2枚を1万ビットコインと交換した人は、その価値を知ってか知らないかでその後の人生が大きく変わりますよね?
モノ(ビットコイン)を欲しがる人が多く、ビットコインの価値がお金に変わった瞬間に価値がつり上がり、すごい値付けがされます。
わたしが以前「ビットコインがくる」って情報発信したときは60万円だったのに・・・
そのときronronblog.comを知っていて、ビットコイン始めた人はそこそこ儲けましたよね。
その証拠がこちらの記事↓
仮想通貨の始め方【初心者向けビットコインの始め方】
このように、世の中にはまだ企業などが値付けしていないモノが存在します。
逆に、あなたの身の回りには企業が値付けしたモノで溢れていますよね?
そのモノの価値を自分でどれくらいかを値付けしてみましょう。
値付け練習問題
・毎日の晩御飯を作ってくれるサービス(1日1時間)に、いくらなら出せますか?
・遊園地で自分の代わりに、乗り物の列に並んでくれるサービス(2時間で2つ)にいくらなら出せますか?
サービスにどんな価値があるのか想像してみましょう。
・他の人にとって、このサービスの価値はいくらか?
・このサービスをもっとも欲しがる人はどんな人か?
・このサービスを誰に向けて売れば、多く売れるのか?
・このサービスを誰に向けて売れば、一番高値で売れるか?
安くても売れないモノ
安くすればなんでも売れると思っている人がいますが、世の中には『安くても売れないモノ』や『高くても売れているモノ』が存在します。
実際に「どうやって人が動くのか?」人の動く理由や仕組みを理解してみましょう。
高級腕時計をする人と腕時計1つ1,000円で十分な人、さらにスマホがあるから腕時計なんてそもそもいらない、という人の「価値の差って何か?」を考えます。
時計の価値とは・・・時間がわかることですよね?
時間がわかればいいだけなのに値段の高い高級時計をする理由は何か・・・デザインがカッコイイや機能に優れているや自己満足感や見栄ですよね?
このように腕時計1つにしても様々な価値が存在し、値付けも存在します。
普段、何気なくしているショッピングも視点を変えて見てみましょう。
市場を理解する

あなたの仕事の業界がなんであれ、その業界(市場)で通用するにはどんな価値が必要ですか?
とくに、会社員の方は知っておいて損はない話なので覚えて帰ってくださいね。
【市場の価値】を理解しないと、その会社にしがみつくことになり、まさに【社畜】になりかねません。
会社の社長や上司に気に入られるように振るまうことは、悪いことではないですが、本当の価値はそこではありません。
本当の価値とは、その先の顧客が求めている価値です。
顧客が求めている価値を提供できないと、何があっても今いる会社にしがみつくことしかできません。
しかし、顧客の価値を理解していてその価値を提供できるスキルを磨いておけば、どこに行っても通用する人間になれるので将来の不安や悩みをなくなります。
【会社の中だけで選ばれるスキル】ではなく【市場に選ばれるスキル】を意識しながら仕事に打ち込みましょう。
比較してみる
公式のホームページでの価格と別サイトの価格が違う場合がありますが、何が違っててどんなサービスが付いているのかを比較してみましょう。
価格の差にどんな価値が眠っているのでしょうか・・・
調べるクセをつけることで、市場を理解しやすくなりますよ。
【売れる仕組みの作り方】売り方を理解するための3つのステップ
チャレンジして経験を積み重ねる
市場を理解するには、チャレンジをして失敗を重ねていく他ありえません。
料理市場に詳しくなりたいから料理の本を読み漁る・・・より実際に料理をして、数えきれないくらい火傷をしたり、指を切ったりして料理の腕が上達し、食材や調理器具、最適な調理方法を学んでいきます。
『プロの料理人』と呼ばれる人が、失敗もせずにこれらを身につけたと思うのは、今の成功だけを見てしまっているだけです。
なので、その過程やどのようなことをしてきたか?を見極めることが、市場を理解する上で大事なことなのです。
失敗ではなく経験を。
市場を理解したらないものねだりは完結
「自分みたいな人間を簡単に雇ってくれる所はない」と思っていると、「自分にはスキルがない」と感じ、「いまの自分に価値はあるのだろうか」とまで思ってしまいます。
誰かに価値を認めてもらうまで待つような、他人に自分の人生をゆだねるような考え方はしないでくださいね。
モノの価値がわかるようになると自分にとってプラスの出来事が起こり出すので、誰にとってどんな価値があるか見極める能力が必要不可欠なんです。
重要なので何度も言いますが、価値がわかるようになる能力と、売れるものに気がつく能力を身につけて自分の人生を歩んで行きましょう。
「自分にはこれしかない」とないモノを数えるのではなく、「自分にはこれがある」とあるモノに目を向けて市場に乗り込みましょう。
【足るを知る】です。
もうすでに、あなたには大きな価値があるかもしれませんよ。
マーケティングとは ?分析や方法について初心者向けに簡単に解説