いい本を見つけました。
なので、今回は人生は運や実力よりも【勘違いさせる力】で決まるを詳しく解説します。
今日は『伝説のブロガー』と呼ばれる、ふろむだ氏著書の【人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている】を紹介したいと思います。
このふろむだ氏、ただのブロガーではありません。
・海外で講演を行う
・上場経験を持つ起業家でもある
いわゆるウルトラスーパーやり手の成功者です。
そのふろむだ氏がたくさんの成功者に会ってわかった、成功の法則がこの本には書かれています。
この成功の法則というのは『行動経済学』の話になります。
これがふだんの生活に非常に応用できる話が多いのです。
それではさっそく、『成功のキーワード』を話していきます。
【人生を楽に生きたい方向け】運や実力よりも人生を生きやすくする方法
成功のキーワード・・・それは『錯覚資産』です。
『錯覚資産』という言葉はふろむだ氏が作った造語になりますが、最近はテレビでも活躍中の林修先生だったり、各世界のインフルエンサー達が口をそろえて、「これからの時代は錯覚資産だ」と言っています。
『錯覚資産』とは何かを理解できれば、あなたの人生は大きく変わることができます。
わたしはこの本を読んで、「知っていると知っていないとでは今後の人生が変わる」と感じました。
この言葉を知ったあなたは今日、このブログを理解して自分の力にし、人生を少しでも豊かにする良い選択と決断ができるようになりますよ。
人生を楽に生きる錯覚資産とは?

『錯覚資産』とは周りが自分に対して持ってくれる都合のいい錯覚です。
サクッと言うと『勘違いさせる力』でもあります。
例えば、
・会社で役員をやっていますと言われたら、「仕事ができる人だな」と思いませんか?
・SNSのフォロワーがめちゃめちゃ多いと、「人気者・カリスマ性がありそうだな」と思いませんか?
もちろん錯覚ではなく本当の場合もありますが、わたし達にそれを確かめられることなんてできないですよね?
高級外車もブランド物の服や宝石も借金をすれば購入できるし、会社の地位も実力がなくても上司に媚びまくって上り詰めることもできますし、親がやっている会社の場合だってあります。
フォロワーや「いいね!」もお金で買う人もいます。
企業が意図してインフルエンサー生み出している時代です。
実績=実力では決してないのです。
何か1つすごい実績があると、その人の全てが優れているのではないかと錯覚してしまうのです。
これは、【ハロー効果】と呼ばれる心理効果です。
言い方が悪いかもしれませんが、このハロー効果を自分の都合のいいように上手く使って信頼を築く・・・これが『錯覚資産』を築くことになるのです。
錯覚資産の上手な活用方法
『錯覚資産』とは?という話を聞いてあなたはどう思いましたか?
「いやいや、実力もないのに錯覚だけでこの世の中はやっていけないよ!」
いくらなんでも世の中「甘く見過ぎ!」っと思いましたよね?
「安心してください、大丈夫です!」
「当然の反応です」
さすがのわたしもこんな都合のいい話を鵜呑みにはできないし、信じにくかったです。
でも・・・
この『錯覚資産』は否定する人ほど、だまされやすいのです。
だまされる人が信じやすい人だとか、賢い人は騙されない、ではありません。
脳の仕組みとしてだまされやすいのです。
錯覚資産に踊らされる側にならないために

上の図を見たことがあるという人は多いと思いますが、【ミュラーリヤー錯視】と言ってこの横線、じつは上下同じ長さになっています。
とはいえ、同じ長さとわかっていても上の方が長く見えてしまいませんか?
高級外車を乗り回すからといって、決してお金持ちとは限らないとわかっていても、いざその人を目の前にするとお金持ち、権力を持っている人、自分とは住んでいる世界が違うなどと脳が錯覚してしまうのです。
なので、わかってるけど、どうしても理屈で考えるのは難しいものと知っておくことが大事です。
先ほどの2本の線も上の方が長く見えてしまうけど、同じ長さだと知っておくと騙されることはないですね。
「自分はそんなものに騙されるはずがない」という考えはやめて、私たち人間の脳は『錯覚資産』に騙されやすいのだと理解しておきましょう。
錯覚資産は実力にもつながる
『錯覚資産』なんて嘘を並べても結局は実力がないと意味がない、わたしはそう思ったし、感じました。
・・・がしかし、ふろむだ氏はそれを論破しました。
『錯覚資産』は実力にもつながるんだと。
人を成長させるものとは、実力を与えてくれるものはなんだろうと考えて出た答えはポジションなのです。
いいポジションを与えられるといい上司、いい同僚に恵まれて、成功するとまたさらにいい仕事を与えられるポジションこそがわたし達を成長させてくれる。
わたしだったら欲しい。そしてあなたも欲しいと思います。
そう、みんな欲しいんです。
みんなそのポジションを狙っています。
席の数が決まったそのポジションを狙うのに『錯覚資産』をうまく使ってください。
例え実力がなくても、
「私ならそのポジション、完ぺきにこなせます」
と言い切る人と、
「自分にそのポジションが務まるかあまり自信はありません・・・」
とこのような二人では、どちらがいいポジションにつけるかわかりますよね?
仕事でもそうだし、部活や就職、普段の生活の中でも使えます。
実力に変わる錯覚資産
では仮に『錯覚資産』によって実力もないのに、大きなポジションに着けた時点では大口たたいただけに見合った力はないですよね。
ですが、
そこから1年、3年、5年、10年といい上司、いい同僚、やりがいのある仕事に囲まれて過ごしていくとどうなると思いますか?
きっと実力がついてくると思います。
仕事はバリバリできるけど『錯覚資産』を嫌って使わなかった人と、『錯覚資産』を使って同じ時間を過ごした人との実力はどちらが上になっているでしょうか?
つまり、「錯覚資産を利用してその場しのぎの肩書きや権力を捏造しよう!」と言っているのではなく、10年後の未来の実力に繋がるものであるという話です。
なので、自分を錯覚させて、なんでも進んで手を挙げてみましょう。
運や実力も大事!・・・でも本当に一番大事することは?

この『錯覚資産』ですが、イヤだと毛嫌いする方もいると思います。
嫌な人は実力だけで勝負するのも全然イイと思います。
自分の将来的なスキルアップのために活用したい方はどんどん活用してもいいと思います。
1つ気を付けてほしいのが、『自分の錯覚資産』に騙されないことです。
『自分の錯覚資産』に騙されて自分が何か凄い存在になったと勘違いしないことです。
例えば・・・
↓
大きなプロジェクトをやり遂げたかのような気持ちになる
これは『錯覚資産』に騙された状態です。
錯覚資産を自分が成長する為に活用するならとても良いのですが、ただ地位がほしい、偉くなりたいだけのために『錯覚資産』を使おうとしたら何も得るものはありませんし、そこでおしまいです。
なので、自分の『錯覚資産』だけには絶対に惑わされないようお願いします。
できる・できない実はどちらも錯覚
少し想像してほしいのですが、できるかどうかわからない時にそのことをやる前からわたし達は頭の中で(これはできる)(これはできないだろうな)っと勝手に決めています。
簡単なことやできそうなこと、難しいことや達成するかわからないことに関して、1つだけ共通点があります。
それは、やる前に考えたり思ったりすることはどちらも【自分が創り出した錯覚】だということです。
簡単なことはやる前から(できる!)と思うのに、難しいことはやる前から(できない)と思う。
どちらもまだやっていない(行動していない)のに決めてしまうだなんて・・・
錯覚以外のなにものでもないですね(笑)
さて、ご理解いただけましたか?
錯覚資産に秘められたチカラを・・・
今すぐストレスを簡単になくす方法を厳選しました