マイナンバーカードって絶対に作らないといけないんでしょうか?
コロナウイルスの影響による10万円の特別定額給付金を受ける際に『マイナンバーカード』があればオンライン申請できると話題になりましたね。
オンライン申請をしようと思ったら『パスワードがわからない』や『更新期限が過ぎていた』など問題も出ていましたが・・・。
その理由は、「必要性を感じていない」ためです。
通知カードが届いてから「タンスにしまいっぱなし・・・」の方は、ぜひ確認した方がい内容です。
ところが、9月からマイナンバーカードに紐づけしたクレジットやQRコードのチャージや支払いでポイントがたまるマイナポイントが始まります。
PayPayなどの電子決済サービスが始まったときに、様々な還元キャンペーンがありましたよね。
このときのように、波に乗るのが早ければ早いほど得をするのか、それとも様子見するべきか・・・
そもそも国が勧めるマイナンバーカードですが、絶対に作らないといけないのか?
マイナンバーカードを作るメリット・デメリットをくわしく紹介していきます。
まだまだ普及には程遠い数字です。
マイナンバーカードは絶対に必要なのか?
マイナンバーカードを作ることは、2020年7月9日時点では義務ではありません。
ですが、政府は2022年中に国民のほとんどがマイナンバーカードを保有すると想定していると公表しており、ゆくゆくは義務化に向けてなんらかの動きがあると思われます。
マイナンバーカードを作るメリット
マイナンバーカードを作ると、わたしたちにどんな【メリット・デメリット】があるのでしょうか?
マイナンバーカードを作ると得られる主なメリットは6つ。
- 本人確認の身分証明に使える
- コンビニ交付が利用できる
- 各種民間のオンライン取引に使える
- 自治体ポイントが手に入る
- マイナポイントがもらえる
- 旧姓(旧氏)も記載される
順に説明して行きます。
本人確認の身分証明に使える
マイナンバーカードは、写真・ICチップ入りのカードで1枚で身分証明書として利用できます。
身分証明書が必要なとき、運転免許証のように顔写真のない(例えば保険証)身分証明書だとその他に、住民票の写しなどの補助書類も必要になります。
役所で住民票の写しを発行するには300円かかり、身分証の提示のたびに300円がかかるのは経済的ではありませんね。
そのため、免許書を持っていない方には『身分証明書になる』という一点だけでもマイナンバーカードを持つメリットになるでしょう。
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コンビニ交付が利用できる
マイナンバーカードを持っていると、6:30~23:00までコンビニで以下の証明書が取得できます。
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
- 各種税証明書
- 戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
- 戸籍の附票の写し
24時間ではありませんが、市役所よりもはるかに長い時間で土日も気にせず交付書類を取得することができます。
しかも以下の5つはコンビニで交付すると役所よりも100円安く取得することができます。
- 住民票の写し(300円→200円)
- 印鑑登録証明書(300円→200円)
- 戸籍の附票の写し(300円→200円)
- 戸籍証明書【戸籍全部・個人事項証明書(戸籍謄抄本)】(450円→350円)
- 市民税・府民税証明書(300円→200円)
各種民間のオンライン取引に使える
マイナンバーカードがあるとオンラインバンキングをはじめ、各種の民間のオンライン取引に利用できるようになります。
オンラインでの口座開設、株式などの投資の本人確認などがスムーズに行えます。
自治体ポイントが手に入る
自治体ポイントは、主に2つの取得方法があります。
1つ目がクレジットカードのポイントや、航空会社のマイレージなどを自治体ポイントに変換する方法です。
こちらはよくあるポイントカード方式ですね。
2つ目が、自治体の財源を使ったポイントを付与する方法です。
ポイント付与の条件は自治体によって変わります。
【地域名 自治体ポイント】で検索してみてね。
マイナポイントがもらえる
マイナンバーカードに、クレジットカードやQRコード決済を紐づけするとポイントがもらえる『マイナポイント』が9月から施行されます。
くわしく知りたい方はこちらをクリック⇩
【マイナポイント】一番お得なのは?キャンペーンまとめ
旧姓(旧氏)も記載される
マイナンバーカードには旧姓(旧氏)を記載することができます。
社会で旧姓のまま活動する女性が多いことから、旧姓で活動しやすいようにしたそうです。
マイナンバーカードがあると、旧姓が使われる場面で確認や契約がスムーズに行うことができます。
マイナンバーカードを作るデメリット
- マイナンバーカードには有効期限がある
- 個人情報漏洩の可能性がある
- 趣味や嗜好など生活に紐づく情報が政府側に筒抜けになる可能性がある
- カードの盗難・紛失した際のリスクが大きい
マイナンバーカードには有効期限がある
マイナンバーカードには有効期限があり、期限が切れると更新が必要になります。
マイナンバーカード自体の有効期限は、発行の日から10回目の誕生日までになります。
署名用電子証明書及び利用者証明書の有効期間は、発行の日から5回目の誕生日までになります。
5年に一度と覚えておきましょう。
20歳未満の場合、年齢経過による変化が大きいことから5回目の誕生日までになります。
個人情報漏洩の可能性がある
マイナンバーカードの情報がオンライン上で管理されるので、サイバー攻撃を受けると情報漏洩の可能性があります。
カードの盗難・紛失した際のリスクが大きい
マイナンバーカード1枚で身分証明書になるので盗難・紛失した際にはできるだけ早く、利用停止申請をする必要があります。
マイナンバーカードの利用停止申請はこちらから⇩
総務省マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178
24時間365日で受け付けているので、何かあればすぐに電話をかけるようにしましょう。
マイナンバーカードは必要かどうか見極めよう
マイナンバーカードを作ると行政の手続きがスムーズになったり、身分証明書になったりとメリットがたくさんあります。
しかし・・・
【メリット・デメリット】を調べてみましたが・・・
ぶっちゃけると、わたしはまだマイナンバーカードの必要性を感じません。
マイナンバーカードがあればオンラインで確定申告ができるけど、ICカードリーダーが必要・・・とちょっと惜しいんですよね。
「もう一押し便利になってくれたらなぁ~」っというのが正直なところです。
とはいえ、写真付きの身分証明書をお持ちでない人ならマイナンバーカードが一枚あればかなり便利になるのでカードを作ることをオススメします。
これからは行政のサービスだけではなく、民間のサービスとも結びついてくる可能性が高いので動きを見極めていきましょう。
ronronblogでも最新の情報が入ったらその都度、更新していきます♪
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