楽天的とは、これから起こることに対してよいイメージを抱き、あたかもきわめて高い確率で実現すると信じて疑わない感覚です。
たとえ今何か悪いことが起きていたとしても、これから先はよいことに転換するという期待も、その中には含まれている。
この文を読んで、あなたは何か(誰か)を想像しましたか?
わたしは誰かに似ていると感じ、考え、辿り着きました。
上記でいう楽天的な人は、まるでドラマやマンガの中の主人公のようだと思ったのです。
(視聴者が)絶対ダメだろと思うようなアクシデントも、成功を信じて突き進み、勝利を掴む。
まさに楽天的とは主人公そのものではないか!
『いやいや、それはマンガだから、ドラマだから、最後には成功するようにストーリーができてるんだよ』
そう思うでしょ?
そりゃぁ人生、信じてるだけで何でも成功するとは思ってません。
でも、『引き寄せの力』って知っていますか?
運がよくなる方法って具体的にあるんです。
くわしくは下記のブログでお話しているので、運を味方につけたい方はご覧ください。
【あなたの運を加速させる方法】運を味方につけるには、じつは習慣がカギを握る
本記事では楽天的な人について掘り下げ、心理学的な面から『楽天的な人はなぜ成功するのか?』を学び、知識として取り入れていきます。
楽天的な人の思考・行動と自分の思考・行動とのズレをすり合わせることで、楽天的になれる思考・行動を身につけていきましょう!
楽天的な人とは?
例えば、自分に対して迷惑な行為をする人がいる場合でも、それは何かの誤解か勘違いであって、時が経てばその誤解も解けると考えるのが楽天的な人の思考です。
これがネガティブ思考の人なら、『こんなことしてくるのは、私のことが嫌いだからだ』と原因は自分にあると思うはず。
こうした感覚をもっているから、相手のよい部分だけを見ようとするし、難しい状況でも他人の悪口を言ったり、不満を口に出したりすることは、ほとんどありません。
明るい未来を信じているので、未知のことにも尻込みするどころかむしろ心待ちにする。
新しい仕事や勉強に積極的に取り組む姿勢をもち、知識や人脈を広げていくことから、さまざまな分野で実力を発揮するのも楽天的な性格ゆえのものです。
表情は明るく、話し好きで、ユーモアのセンスも持っているため、多くの場合グループの人気者というポジションにいます。
失敗して憂鬱そうな様子をしている人がいれば、持ち前の明るさで力強く励ましてくれる心強い存在でもあります。
夢を追いかけて努力する人がいれば共感し、うまくいけば自分のことのように一緒に喜んでくれるのが楽天的な人の美点です。
楽天的な人のネガティブな面
『明るい!行動力ある!コミュニケーションもバリバリとる!』と言いましたが、楽天的な人にも、ネガティブな面がまったくないわけではありません。
なぜなら、楽天的な人の方が、ネガティブな人よりも失敗する可能性が低くなるのですが、極端なまでに楽天的だと話は変わってきます。
現実を直視できず、相当に深刻な状況を見過ごしてしまえば、危機管理能力が低い、お気楽な性格と思われれても仕方ありません。
お気楽な人、と評価をされたとき、さらに困るのが、周囲が深刻に感じている際にも、まだ楽天的な発言を繰り返したり、行動したときです。
一生懸命も打開策を模索している周囲の人たちにとって、それはイライラの種でしかないから。
最終的には、周囲の足を引っ張る人、という評価へ繋がってしまう恐れもあるんです。
楽天的を長所をして活かす方法
先々のことに視野が行き届く、想像力豊かなキャラクターであるところは、長所になります。
楽天的な性格をさらに活かすには、よい結果以外の可能性があることも認め、現実をよりよい未来予測へと少しでも近づけられるようにしよう。
そのためには、自らの予測の現実可能性を評価する客観的な情報を集める努力をすること。
例えば、独立起業して明るい将来を夢見みているとします。
必要な市場調査や資金の調達方法、先行するビジネスモデルの確認、月々の仕入れ代やその他の必要経費の算出などを具体的に行うことで、漠然としたイメージが現実味を帯びてきます。
そこで問題点が明らかになったら、持ち前の楽観主義を発揮しながら、前向きに解決の方法を探るんです。
他には、周囲にいる慎重な性格の人や、神経質な人と協力し合うことで、お互いの長所を活かしてバランスよく物事に取り組むというのも、ひとつの方法ですよ。
うまく人を頼っていきましょう!
その場合は、お互いの性格にストレスを感じるおそれもあるので、しっかりコミュニケーションを図っていきましょう。
短絡的な行動をさけるため、現実可能性を裏付ける客観的な情報を集めることができれば、楽天かは最強の人格です。
人は褒められて成長する
人は褒められると伸びるものです。
これを心理学では『ピグマリオン効果』といいますが、楽天的な人はポジティブな言葉をたくさんもっているので、人を褒めることにも向いている人が多い。
たとえば営業成績があまりよくない後輩に「営業力はなかなかいい!これからが楽しみだ」と声をかけたとします。
するとその後輩は「自分にはこの仕事は向いている。もっと頑張って、結果を出そう」という気持ちになります。
楽天的な人の他者をプラス評価できる能力は、周りの成長にも一役買っています。