政府、コロナ中症も自宅療養に【入院拒否・たらいまわしを防ぐために】

政府、コロナ中症も自宅療養に【入院拒否・たらいまわしを防ぐために】

今日、コロナウイルスの感染者数が初めて1日で1万5千人を超えました

まぁそのうちの3分の1以上が東京なんですけど・・・。

その東京も、専門家会議の発表によると、2週間後には東京だけで1日の感染者数が1万5千人にまで増える・・・なんて数字も出ているんですよ。

政府、コロナ中症も自宅療養に【入院拒否・たらいまわしを防ぐために】


わたしが何が言いたいのかというと、『自分(家族)の身は自分で守らないといけなくなった』ということです。

感染者がこれから増え続け、もし自分がコロナウイルスに感染し、中症・重症になったときに病院に入れず、たらい回しにされる可能性が高まっているんです。


結論から言うと、自分または身内に呼吸器に少しでも不安がある方、疾患がある、ヘビースモーカーだという方は、自宅にパルスオキシメーターを1つ持っておくべきです。

【入院拒否・たらいまわしを防ぐために】パルスオキシメーターとは?

品名パルスオキシメーター OX-101 血中酸素濃度計
会社名dretec(ドリテック)
価格6,780円(amazon価格)

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パルスオキシメーターとは、指に挟むだけで『血中酸素飽和ほうわ濃度、脈拍』が数字と波形でひとめでわかる高度医療機器です。

入院経験がある人は使ったことがあると思います。

看護師さんが1日に何度か指に挟んで測りに来る、あの小さいやつがパルスオキシメーターです。


この『血中酸素飽和濃度』がコロナウイルスで病状の悪化をいち早く知ることができます!

【入院拒否・たらいまわしを防ぐために】パルスオキシメーターとは?

指に挟んで測るものなので、サイズが小さく場所も取りません。

血中酸素飽和濃度は健康を測るバロメーターなので、コロナウイルス以外の体調不良時や登山時などにも使えます。

血中酸素飽和濃度とは?

血中酸素飽和濃度とは、血液中の酸素の量のことをいいます。

血液中の酸素が満タンの状態が100%として、99~96%が正常の範囲とされています。

血中酸素飽和濃度が94%以下は酸素吸入が必要

【入院拒否・たらいまわしを防ぐために】パルスオキシメーターとは?
厚生労働省『診療の手引き』より一部抜粋

厚生労働省の『診療の手引き』の31ページ目には、血中酸素飽和濃度が94%以下の場合は酸素吸入が必要だと記載されています。


しかし、パルスオキシメーターなしで血中酸素飽和濃度を測ることはできませんし、保健所ないし病院に「息苦しいんです」というだけではこちらの緊迫感を伝えることができませんよね。


そこで役に立つのがパルスオキシメーターなんです。

正確な数値を伝えることで、あなたに入院が必要かどうか、緊急性があるのかを数字でもって病院側に伝えることができます。


実際に、呼吸器に異常がない患者は原則自宅療養と発表されてから、パルスオキシメーターは売れ続けています。


呼吸器に不安がある、疾患を持っている方は売り切れる前にチェックしておくことを強くオススメします。



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実際にパルスオキシメーターで重症化にいち早く気づいたケースも

お笑い芸人のハチミツ二郎さんはコロナウイルスに感染していたのですが、症状が軽い風邪のようなもので普段通りに過ごしていました。


ところが、それから数時間後に40度を超える高熱に急変。

市販の解熱剤を飲むと夜には症状が収まりましたが、ハチミツ二郎さんは家にあったパルスオキシメーターの存在を思い出し、血中酸素飽和濃度を測ったのです。


すると血中酸素飽和濃度が88%まで下がっていました

ハチミツ二郎さんは、コロナウイルスとは関係のない3年前の入院の際にパルスオキシメーターを購入していたのです。


主治医に連絡したところ「救急車で運ばれるレベルだ!」と言われ、急いで救急隊を要請したそうです。


血中酸素飽和濃度を測っていた段階では、ハチミツ二郎さんは特に自分が重症化しているとは感じていなかったらしく、


「パルスオキシメーターで測っていなければ、普通に家で寝ていただろう。よく『前日まで保健所とやり取りしていたけど、翌日連絡がなくなる』というケースを聞くじゃないですか。自分も、坂道を下るように体調が急変していたかもしれない。パルスオキシメーターが、運命を左右しました」

こう話していました。


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政府「新型コロナウイルス軽症・中症は自宅療養」


オリンピックに向けて、オリンピックのために緊急事態宣言やまん防が行われてきましたが、見事にオリンピック期間中にコロナウイルスの第3波がやってきましたね。


コロナウイルスの感染者が増え続けている今、菅総理が『新型コロナウイルスの入院対象者を重症者らに絞り込む』という政府方針案が出されました。


「中症以下は切り捨てか!?」とすぐに反対意見が出され、現在は『入院は重症患者、中等症患者で酸素投与が必要な者、投与が必要でなくても重症化リスクがある者に重点化』と修正されました。

新型コロナウイルス、どんな症状が『中症』なの?


そこで気になるのが、いったい『どこからが中症なのか?』ですよね。

政府が発表した入院のラインを見てみましょう。

軽症(入院なし・自宅療養)

・肺炎の症状が見られない
・呼吸器に異常がない
熱、頭痛、発疹、味覚異常、胸の痛み、圧迫感など・・・コロナウイルスの軽症での症状は多くありますが、呼吸器系に異常がない限りは軽症とみなされることが多いようです。

多くの軽症患者は自然に回復に向かうと言われているためか、軽症患者は保健所もほぼ『ほったらかし』状態。

急激に病状が悪化するケースも報告されているので、すぐ体調の変化がわかるようにパルスオキシメーターがあれば1つの目安になります。

中等症Ⅰ(原則入院)

呼吸不全なし。

呼吸困難や肺炎がある。

高齢者は重症化しやすい。

中症等Ⅱ(原則入院)

呼吸不全あり。

酸素投与が必要。

急速に悪化することがあり、高度な治療が受けられる施設への転送も検討。

重症(入院)

集中治療室(ICU)または人工呼吸器の使用が必要。

政府、コロナ中症も自宅療養に【入院拒否・たらいまわしを防ぐために】

ハッキリ言って、中症と区分されている症状、重症じゃねーーーーか!って思ったのはわたしだけじゃないハズ。


呼吸困難・肺炎の症状が出るまでは軽症ってちょっとおかしいですよね。

でも、文句を言ったところで変わらないし、わたしたちができることって『感染しない、感染させない』ことくらいです。


中症・重症になっても病院に入れずたらい回しになるのが現状。

体調を崩したときは、パルスオキシメーターで自分の状況を常に把握し、重症化しないように自分の身は自分で守りましょう。


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