『読みたい本だったのにまた途中で読むのをやめてしまった・・・』
『せっかくいい本に出会えたと思ったのに、全く記憶に残っていない・・・』
このような経験をされた人に朗報です。
じつは読書には、効率がよくなる読み方(読む型)があったんです。
なので、本の読み方を知らずに、本を途中で閉じてしまっても無理はありません。
本の読み方を知らずに、読書をしても記憶に残らないのも無理はありません。
まず結論から言いますと、本を読む前の心構えからが読書のコツになります。
・よくわからない分野
・本の内容が理解できない
・モチベーションが上がらない
・本の重要なポイントがわからない
このような状態では、本がうまく読めずに結果、時間のムダになってしまいがちです。
なので、この記事では「今よりもっと多くの本を読みたい!」「せっかく読んだ本の内容を忘れたくない!」
そんな、勉強熱心なあなたの時間を無駄にしないための内容になっていますので、ぜひこの記事で正しい本の読み方を身に付けて読書をしてくださいね。
【本を効率よく読む方法】速読よりも大事な読書のコツ

本を効率よく読む方法は、記憶力をアップさせる方法で読書をすることです。
記憶力を上げるには、本を読み込むのではなく、理解することが重要。
手にした本を理解するには、本を読む準備ができているかどうかです。
「その本からどんな知識を得たいと思っているのか?」
その本を読む目的を明確にしていないと、本の内容は理解しにくいものになりがちに。
さらに、理解できていない状態だと脳がちゃんと働かず、記憶に定着しにくくなり本の内容が入ってこなくて記憶にも残りません。
そんな読書ではただの自己満足で終わり、あなたの人生に意味をもたらしてはくれません。
なので、本を読む前には必ず正しい読み方で挑みましょう!
(2)本の内容を理解する
(3)本から得た知識をアウトプットする
本を読む準備
もっとも重要なのは、あなたが本を読む前に「得たい知識」をあなた自身が理解することです。
『何者かになりたい』『自分を変えたい』『○○で成功したい』など。
その本でどうしたいのですか?
成功の近道は本を読むこと!読書で成功に近づく7つの要素
本の内容を理解する方法
まずは、手に取った本の表紙に書かれている言葉や単語に注目。
それから、はじめに(まえがき)を読んだら次に各章と目次を読んで、おわりに(あとがき)を読んでから、3章ぐらいから読み始めるのがポイントです。
どの本も3章ぐらいに重要なことが書かれている場合が多いですよ。
2、各章と目次
3、おわりに
4、3章ぐらいを読む
5、他の章が気になるなら読む(読まなくてもOK)
読書で得た知識をアウトプットする方法
いまはSNSやブログ、音声配信やYouTubeなど個人が発信できるツールが数多く存在しています。
無料で始められて、匿名や好きなアイコンで発信もできるので誰でもできますよね?
誰かに見せるためにやるのではなく、自分の記憶に定着させるためにやるという心構えで始めてみては?
多くの方がアウトプットに躊躇してしまいがちですが、その多くは「自分の発信なんて誰も見てくれないんじゃないか」という思いからアウトプットをやめてしまいがちに。
ハッキリ言って誰も見てはくれません。
なぜなら、誰もあなたのことを知らないからです。
ですが!そんなことはどうでもよくて自分の記憶力を上げるためにやるだけと思ってやればいいだけです。
それでも躊躇するなら、せめてノートや紙に手書きで本で得た知識を書きなぐってください。
アウトプットすることで、脳が(この情報は大事なのか)と認識してくれますよ。
本を読まないと人生がハードな理由
速読は本当に効率がいい読書?

たしかに、速読ができれば人より多くの本を読むことができるでしょう。
しかし、本はただ読むだけでは意味がありません。
速読だとどうしても理解度が下がってしまいがちに。
つまり、速読は早く読めるがそのほとんどは飛ばし読みに過ぎないということ。
速読で得られるのは、「読んだ気分」
本を読むスピードより重視したいのは、読むべき箇所を選ぶ力。
さらには、本の内容を理解しようとする姿勢。
本は全部読まなくても知識にできる?
読書好きの人から毎回、耳にするのが「本は最初から読まなくてもいい」という情報。
先ほど本の内容を理解するポイントで触れましたが、「どの本も3章からが重要」と述べました。
これも、読書好きの人が口を揃えて言ってます。
しかし、中にはやたらと章が多い本もありますよね。
その場合、あなたがその本で得たい知識を明確にし、その本でよく出てくるキーワード(単語)を本の表紙やまえがきからピックアップして、そのキーワードと一致する内容の章を読めばもうその本のすべてを読んだも同じ。
つまり、これが「本は最初からすべて読まなくても大丈夫」と言われる読書の方法です。
もちろん本の全部を読みたいし、何回も擦り切れるまで読み直したいと思える本もいくつもあります。
本の内容を予測してから読む
本の表紙や帯などから得られる情報を元に、本の内容を自分なりに予想してから本を開いてみてください。
例えば、7つの習慣という本があってその本を開く前に7つの習慣について予想するのです。
・1つ目が○○の習慣かな。
・2つ目は○○の習慣だな。
みたいに予想してみたり。
さらに、ポジティブな習慣で心を豊かにすれば、人生が好転するっていう感じのことが書かれているのかな?
もしくは、『習慣がもっとも人生を好転させるために必要な○○の理由』が書かれているのかな?
など、なんとなくでいいので予想してから本を開いてみてください。
ここが予想読みの重要なポイントですが、予想したことと本の内容を比べることでより本の理解度がグッと増します。
本と自分を混ぜ合わせる
本の知識を吸収したいなら、本を読むだけではなく自分も一緒になって考えるクセをつけましょう。
・その本はどのように始まり、どのように終わりましたか?
・その本で一番あなたの心に刺さったのはどこですか?
・その本のキーワードはなんですか?
・本から何を学びたいのですか?
上記を本を読み終わってから考えてください。
【読む+考える】であなたの知識は加速します。
これで今日からあなたも身になる読書で効率よく本を読み漁ってくださいね。
最後に。
本の内容を記憶に定着させやすい方法がもう一つあります。
それは、【音読】です。
記憶力に自信がない方はぜひ、音読を取り入れてみてください。
周りに人がいて恥ずかしいなら、心の中で音読でも同じ効果が得られのでぜひやってみてくださいね。