あなたはクレジットカードを使って買い物をするとき、どんな支払い方法を選択していますか?
支払い方法によっては、あなたは損をしているかもしれません。
わたしは「楽天のクレジットカード」使っているのですが、その理由はいたってシンプル。
しかし、クレジットカードは使いやすい分、危険な落とし穴が2つあります。
・リボ払い(分割払い)
わたしの所にもよくリボ払いキャンペーンのお知らせが届くので「利用してる人が多いんだろうな・・・」なんて思いつつ、「なぜ分割払いが受け入れられるのか?」についてくわしく解説します。
キャンペーンやポイント付与の「甘い言葉」でなんとなくリボ払いにしている方は注意が必要です。
もちろんリボ払いには手数料があるのはご存じですよね・・・?
リボ払いについて、理解できている方も復習と思って確認してみましょう。
リボ払いの仕組みが理解できれば、「なぜ、クレジットカードを勧めてくる店があるのか?」が手に取るようにわかるようになるでしょう。
クレジットカードの支払い方法
クレジットカードの支払い方法は大きく分けて3つあります。
一括払い
【どんな買い物も翌月には、全額支払う方法】
クレジットカードの一括払いは手数料がかからない。
分割払い(2回とか5回で完済というように回数を決めて支払う)
【自分で支払い回数を決めれる方法】
ほとんどのクレジットカード会社が、支払い回数が2回を超える場合は手数料が発生する。
後から回数を変更できない。
リボルビング払い(略してリボ払い)
【毎月の支払い額が一定にできる方法】
毎月の支払い額は少ないが、毎月手数料が発生する。
注意が必要なリボ払いです。
リボ払いの仕組みとは?
リボ払いは、毎月一定の金額と手数料を支払っていく方法です。
つまりは、リボ払いにすると高価なモノを買ったとしても、毎月の支払いを一定にできるのです。
リボ払いに手数料・・・
名前変えただけで、しっかりとした借金ですよー!!
さらに、リボ払いには【定額方式】と【残高スライド方式】があります。
さっそく、この2つの仕組みを理解しましょう。
定額方式

支払い残高に関係なく「毎月一定金額を支払う」仕組みです。
5万円の商品を購入するのに、毎月5,000円支払うリボ払いに設定にしていれば、月々5,000円に手数料を加えた金額で済みます。
毎月の支払いを多く設定すれば、その分支払う期間が短くなります。
残高スライド方式

「支払い残高に応じて決められた金額を支払う」方式です。
例えば、5万円以内であればリボ払いで、月々3,000円と手数料です。
まだ支払い残高が残っているのに、買い物をした際またリボ払いにしたら、支払い残高の合計で月々の支払いと手数料が変更されます。
支払い残高が10万円になってしまったら月々の支払いは、5,000円と手数料といった形になります。
リボ払いでの注意点【ポイント付与に釣られるな】
支払いをリボ払いにすると、ポイントが付いたりキャッシュバックキャンペーンや年会費の優遇など特典が満載ですが・・・。
「なぜ、そんなにも優遇されるのか?」
結論ですが、リボ払いには手数料がかかるためです。
お得に釣られて「せっかくだしとりあえずリボ払いに・・・」なんてしてしまうと、キャンペーンのポイント付与や優遇以上に手数料を支払うことになります。
リボ払いにメリットはあるのか?
どうしても、
・急な出費が不安で貯金しておきたい
毎月の支払いを、強制的に一定にすることができます。
毎月の支出を一定にすることで、家計の管理をしやすくできるのかもしれませんね。
収入と支出が把握できないのは、ダメです。
いつまで経ってもお金が貯まることなく、一生お金に苦しむでしょう。
自分に入ってくるお金と出ていくお金が把握できない状態で、リボ払いするなんて危険です。
【重要】リボ払いのデメリット

別にリボ払いが悪いわけではないですが、安易に設定するのは危険です。
¥100の手数料を甘くみるな
大まかに例えるなら【リボ払い≒借金】です。
・リボ払いには返すまでの間、借りた側に手数料を払う必要があります。
クレジットカード会社にもよりますが、実質の年率がどこも15%前後に設定されています。
消費税よりも高い利息を払うの、もったいないと思いませんか?
お金を使っている感覚が掴みずらい
ある程度なら、いくら使っても支払額が一定のリボ払いは、「モノの値段」や「手数料を含めた総額」が把握しずらい傾向にあります。
ここで重要なのが、例えば「2年間のリボ払いした時の手数料を含めた総額を把握してるか?」どうかです。
この計算が「めんどくさい・できない」人が、カードローン地獄にハマっていくのです。
この小さな手数料から【多重債務者】になってしまうのです。
若者の多重債務者が急増中
現代は気軽にリボ払いができ、カジュアルに借金ができる時代になりました。
毎月の「定額払い」という言葉に注意しましょう。
あのメルカリも「メルペイスマート払い」という名のリボ払い(定額払い)を全国のメルペイ加盟店で支払いを後からできるサービスを開始しました。
便利なのですが、年率15%の手数料を支払う事を理解してください。
その支払い、リボ払いにする理由がありますか?
リボ払いの仕組みをご理解いただけましたか?
『無料や甘い言葉には必ず裏がある』
・手軽にできるカードローン
・ポイント還元の甘い言葉
・今だけ年会費無料の甘い言葉
・今だけ事務手数料無料の甘い言葉
モノを買うのに手数料を払って購入するなんて、わたしには信じられません。
多くの方は、「自分の寿命と引き換えに仕事をしてお金を稼いでますよね?」
寿命って自分の命のことですよね?
つまりは・・・
寿命=時間です。
会社員の方なら、【1日・8時間】働いてお給料を受け取ります。
【1日・8時間】という自分の寿命を使ってお給料を受け取ります。
なので、「たかが手数料・・・」されど手数料です。
お金の管理がしにくい方はクレジットカード以外の選択肢も
デビットカードをご存知ですか?
デビットカードは「カードローン」を組めないので、お金の管理が苦手な方にはうってつけですね。
銀行口座にある残高分でやりくりするモノです。
さらに、プリペイドカードやLINEペイなど先にお金をチャージして買い物するシステムでもポイント還元やクーポンなど特典もあるので、こちらを検討してみましょう。
自分がムリなく損をしない生活を続けていけば、資産は少しずつ増えていくでしょう。
ムダな出費やなんとなく払ってるモノ・めんどくさがらずに1度調べてみましょう。
自分の収入と支出を把握すれば、お金に対して知識が自然と身につきますよ。