「みんなで桜を見て何が悪いのか?」
「花見は日本の良い文化ではないのか?」
このように思っている方はこの記事を読んでもそう思えるでしょうか?
今、巷を沸かしてる問題が『桜を見る会』で日本の政治問題が、各メディアで毎日の様に取り上げられています。
さすがに・・・
さすがにこれからは日本に住む国民が、政治のことをよく知らないままスルーするのは違うと思い、今回詳しく解説します。
ぜひこれを機に自国の関心を持ち続けましょう。
税金がジャブジャブ使われてます。
多くの方が日本に住んでて、あまり税金を払ってる感覚が無いようですが、めちゃめちゃ払ってますよ!!
安心してください。
ちゃんと税金納めてますよ!
とくにこの記事は、会社員の方はしっかり把握しないと、将来とんでもないことになりかねますのでご注意を・・・
言い方を変えて言うなら、1ヶ月間は最低でも国に捧げていますよ。
大体の方は、1.5ヶ月間分の税金を納めています。・・・事実です。
日本の政治に関心のない人は将来も搾取され続ける
まずはなぜ『桜を見る会』がこんなにも問題になっているか、あなたはご存じですか??
今回は政治にもっと関心を持たなくてはいけないと肌で感じました。
日本に生まれて今の所まだ日本で暮らしていく予定なのでもっと自分の国に関心を持って、関わっていかなくてはいけないと思っています。
黙って見過ごせば見過ごすほど、わたし達の人生は狂わされます。
キッチリ日本国民にツケは回ってきますよ!
どこかで必ずツケはやってきます。
今さら聞けない『桜を見る会』ってなに?

『桜を見る会』とは内科医総理大臣が開催する公的行事で、桜の見ごろの季節に行われています。
参加者はというと、
・皇族や各国の大使、大臣
・芸能人
・スポーツ選手
このような方々を招き、『日ごろの苦労を慰労する会』ということです。
カンタンに解説すると、偉い人と功績をあげた人が、内閣総理大臣の名のもとに招待されて、ご飯や飲み物を振舞われてお土産もついてくる会です。
皇室が行う園遊会の総理が行う、というところでしょう。
この『桜を見る会』は安倍晋三首相が、内閣総理大臣になってから開かれたのではなく、1952年から続く内閣総理大臣主催の会です。
(前から観桜会という名で行われていました)
では、「一体なぜこのタイミングで問題になったか?」をまとめていきます。
桜を見る会で浮上した日本の政治の7つの問題
わたしたち日本国民が知っておいた方がいい問題を解説します。
もはや、損するとか損しないとかの話じゃない。
『桜を見る会』は【税金】で行われている
『桜を見る会』は税金で行っています。
もう一度言います。
『私たちの血税で全て賄われています』
全ての参加者は入園料・参加費は無料で、飲食・お土産付きになっています。
そのうえで記事を読み進めていくと、本当の問題が次々と見えてきます。
安倍政権になってから年々増え続ける招待客
歴代の総理大臣時の招待客の数は、およそ8,000人~1万人でした。
1万人でもすごい人数ですが、2014年の安倍政権になってから、毎年右肩上がりに人数が増えています。

支出は6年間で1.7倍。
参加者は6年間で1.3倍になっています。
安倍内閣に入ってから急に功績・功労をあげた人が増えたのでしょうか??
年々、参加者と支出が予算を大幅に超えていますが、参加者と同伴する方も無料です。
全ては税金で賄われているので『桜を見る会』を運営している人達は、痛くもかゆくもありません。
そして、上回った予算は内閣府の別の予算で賄っています。
他にお金を使うべきところがあると思うんですけどね。
集めたお金を横に流すだけなので、特になにも感じなくなるのでしょうね。
そもそも趣旨が変わってきている招待客
もともと功績・功労などをあげた人々を招待して労う会であったはずですが・・・
その中身は、「首相事務所が参加者を募集していた」のです。
おかしいのですよね?
功績・功労をあげた人を呼ぶ会に、募集をかけるのってすごくおかしなことですよね?
その一方で、オリンピックの日本代表に3年連続で選ばれた選手が、招待を受けていないという事実もあります。
招待する明確な基準がないまま、年々招待客が増え続けているのです。
推薦をした人物の4割以上が自民党に当たる
今年の招待客が約1万5,000人でした。(実際の出席数は約1万8,000人)
この内、3,000人が招待者の家族です。
招待者の家族もあらかじめ招待されているのに、招待客と実際の出席人数が3,000人も差があるのですが、なぜでしょうか。
さらに、自民党からの推薦で招待された人は、全体の4割に当たる6,000人でした。
その中には地元の後援会の人もいました。
これはもう「税金を使った票集め」と思われても仕方がありません。
招待状の売買問題

【桜を見る会】は招待状を持っていれば誰でも入ることができ、「政治資金稼ぎに使われているのでは?」という指摘を受けています。
【桜を見る会】の招待状と自民党の政治パーティー券が、抱き合わせで売られていると複数のメディアで報じています。
この招待状を利用して、小遣い稼ぎをしている議員がいるとも言われています。
買う側は参加したことがあるというステータス。
ちょっとしたビジネスの成立。
思わぬところに需要と供給が・・・(笑)
私人といわれた総理大臣夫人による推薦
森友学園で問題が起きた時に総理は昭恵夫人は「公人ではなく私人である」と言いましたが、夫人が推薦したととされる方々も招待されています。
つまり、一般人ということ。
公的行事に一般人の推薦で、招待が行われている時点で税金の私物化、公私混同ではないかという声が上がっています。
一年どころか半年も経たずに破棄された招待客名簿

4月13日に行われた【桜を見る会】ですが、野党が招待者名簿を5月9日に請求しました。
ところがその返答は、5月9日に資料も電子データも消去したということだった。
その理由が、『シュレッダーが使えなかったから』だそうです(笑)
普通の会社ではこのようなデータを1ヶ月もしないうちに処分するなんてことはありえないが、政界ではありえるのだろうか。
都合が悪くなると、知らない、覚えてない、記憶にございません。
消えていく『行ってきたよ』ブログ
『桜を見る会』に行ってきた、という内容が入ったブログがどんどん削除されているのはご存じでしょうか。
中には、山口県から来た人がたくさんいた。
「昭恵夫人招待ありがとうございました」などといった内容もあったようです。
後ろめたいことがないならば削除する理由がないですよね。
まぁ、公人ではなく私人が招待はできないですものね・・・。
【日本の政治問題】日本に住み続ける人々はどうすべきか
あげるときりがないので嫌になってしまいますが・・・
こういったことを見過ごす(見て見ぬふり)をすると、みんなの税金がどんどん無駄遣いされ続けていきます。
このようなことがあっても、安倍総理の支持率はあまり変化がありません。
それは安倍総理を許しているのではなく、安倍総理以外の人が総理になった時もっと苦しい思いをするのではないかと変化を恐れているからだとわたしは思います。
しかし、このままではわたしたちは疲弊して消耗していくだけです。
これは以前のブログ「チーズはどこへ消えた?」の教訓につながります。
「安倍総理を首相の座から降ろそう!」と言いたいのではなく、よくわからない事に目を背けないこと。
変化を恐れて耐えるのではなく「声を上げてよりよい変化を求めていこう!」という考えを持って日本での生活を豊かに過ごしてほしいのです。
見て見ぬふりを続けていると、将来必ず痛いツケを払うことになるでしょう。
そうならないために、今から政治にみんなで参加していきましょうね。
よくわからなくても、選挙に行って投票をするクセをつけましょう!
投票が政治に関心を持つ第一歩です。
ジョギングついでに投票でもいいんじゃないですか(笑)
まずは、気軽に参加してみましょう。