人見知り・内向的な人は、一般的に外の世界にあまり関心がなく、人付き合いが苦手とされています。
広く浅い交際はあまり得意ではありませんが、いったん仲良くなった相手と深い関係をはぐくむことにかけては素晴らしい能力を発揮します。
そんな人見知りタイプの方が、友達作りや人脈を広げていくには、どのようにしていけばいいのでしょうか?
人見知りが友達を作る方法
人見知りタイプの方は基本的に『わたしのことは放っておいてOK!』の精神ですが、学校や社会に出るとそうもいかない、チームワークがグループ活動が必要になってくる場面がたびたびあります。
避けられないグループ活動、どうせなら居心地のいい場所にいたいですよね?
人見知り・引っ込み思案でも孤立しがちにならない、人付き合いをラクにする方法についてお話します。
人見知りでも人脈が広がる方法
人見知り・引っ込み思案でも孤立しがちにならない、人付き合いをラクにする方法について人見知りの心理学を交えてお話します。
似た人との付き合いから交友範囲を広げる
近くの席の人に声をかけて交流スタート!
・・・なーんて、難易度が高いですよね。
まずはまわりの人たちをよく観察してみましょう。
自分と同じ様にポツンと座っている人、カバンやスマホから趣味や好みの合いそうな人を見つけてみましょう。
共通の相手と人間関係を築いていれば、いつの間にかそれなりに交友範囲が広がっていきます。
結婚式などの『その場限り』の付き合い方
結婚式など、自分の知り合い以外の人が多くいる場所での人見知りさんの付き合い方についてお話します。
その場限りのお付き合いでは、演技で乗り切る!という方法があります。
あなたは俳優の渥美清さんをご存知ですか?

渥美清さんは『男はつらいよ』で主役の寅さんこと車寅次郎を演じた方です。
寅さんは、明るくで口が達者で誰とでもすぐに仲良くなれる・・・というキャラクターだったのですが、寅さんを演じた渥美清さん自体はじつはとてもシャイで人見知りな方でした。
その場限りの付き合いでは、俳優になったつもりで、外交的なキャラになりきってみましょう。
これは、本当の自分を押さえつけたり、二重人格になれ・・・ということではありません。
あなたは『ペルソナ』ってご存知ですか?
心理学でいうペルソナとは、外的側面、古典劇では仮面と言われています。
状況に合わせた新しいペルソナ(仮面)を作りましょう、ということです。
社交的な自分を演じ続けていると、いつのまにか自然に振るまえるようになっていきます。
早く仲良くなるための会話のポイント
初対面や出会ったばかりの人と、早く仲良くなる簡単な方法があります。
それは『会話の中に相手の名前を入れる』というものです。
名前を呼ぶことには親近感を抱かせる効果があるんです。
俳優さんがドラマのスタッフの名前をみんな覚えていて、スタッフから親しまれている・・・なんて聞いたことありませんか?
ただし、短い時間に何度も名前を呼ぶのはNGです。
5分に1度くらいの頻度で名前を入れるといいでしょう。
無意識にバリアを貼ってない?

人見知りの人は縄張り意識が強い傾向がみられます。
もし、思い当たるふしがあるのなら、意識的にバリアを下げてみてください。
パーソナルスペースが狭いと、他人に対して『外から入ってこられた!』と不快感を強く感じ、不安や恐怖心を持つ傾向がみられます。
もし、思い当たるふしがあるのなら、意識的にバリアを下げてみてください。
パーソナルスペースを広げると、不快感を感じにくくなり、他人に対する不安や恐怖心を減らすことができますよ。
人付き合いのスキルを身につける
とはいえ、どんな人とも仲良くなることはそもそも不可能ですし、あなたもそれを望んではいませんよね?
最低限の社会適応スキルさえできれば、どんな場所でも問題なくやっていけます。
最低限の社会適応スキルが具体的に何かと言うと、
『あいさつ・目を見る』ことが初歩的なマナーであり、もっとも重要なマナーでもあります。
会えば目を見てあいさつをしてくれる・・・そんな人を『悪い人』とは認識しませんよね?
また、『談笑する・世間話をする』のも、対人スキルのひとつですよ。
職場の上司に話しかけにくい、を解消する方法