自分の話ばかりする人を心理学で見る【付き合い方・対処法】

自分の話ばかりする人を心理学で見る【付き合い方・対処法】

あ~・・・今日もイヤなあの人と顔を合わせなきゃいけなくて憂鬱・・・。

あなたの周りのしんどい人を心理学の方面から見ると、付き合い方、あしらい方がわかります。

また、今までただただ苦手だなぁと思っていた人が興味深い観察対象になるんです。

心理学って面白い。

本記事では、自分の話ばかりする人を心理学的に読み取り、付き合い方や対処法についてお話していきます。

自分の話ばかりする人を心理学で見る【付き合い方・対処法】

自分の話ばかりする人を心理学で見る【付き合い方・対処法】


聞いてもいないのに自分のことばっかり話してくる・・・

急に話に割って入ってきたと思ったらそこから延々と自分の話・・・

こんな人、たまにいますよね。


自分のことばかりを一方的にまくし立てる人は、じつは自分では気づいていない場合がほとんどです。


話の内容が自慢話であった場合、心理学的に見ると『優越コンプレックス』に陥っていると考えられます。

優越コンプレックスとは

優越コンプレックスとは、簡単にいうと『強がり』のこと。

自信満々に振るまっているように見えますが、内面では常に自分と他者とを比較して、嫉妬心や競争心に苦しんでいて、弱みを見られまいとして都合のいいことだけを話しまくる

周囲から羨望のまなざしを集めたい、イイネが欲しい、そうしないと自分で自分の存在を認めることができないのです。

本来誰でももっている自己顕示欲(認められたい・見て欲しい)が、優越コンプレックスによってゆがんだ形で表れています。

自慢話ばかりする人は本当はとても弱くて寂しがり屋なのかもしれませんね。


『優越コンプレックス』の他にもう1つの可能性は、単なるおしゃべりな人、という場合も。

テンションが上がってくると、相手の反応おかまいなしに、自分がしゃべりたいことをどんどん話続けます。

疲れる弾丸トークは逃げるが勝ち

こうした人たちにはある程度割り切って『大人の対応』をする必要があります。

しかし、この記事を読んでいるあなたは、大人の対応にもう疲れ切っていることかと思います。


そこで1つあなたに質問をします。

「なるほど」「よく知ってるね~!」など、適当に相槌を打って聞き流す・・・そんなことしていませんか?

じつはコレ、こちらが興味を持っていると勘違いさせてしまうんです。

一番いいのが、話が始まる前に『離脱』すること。

スマホに着信が入った・お手洗いに行ってくる・・・などとさりげなく席を外します。

冷たいようですが、まずはあなたの精神を一番に労わってあげましょうね。


通話の場合だと、「この後用事があるから〇分だけね」と、あらかじめ終わりを決めておくとスムーズに会話を終わらせることができますよ。

コンプレックスの種類

劣等感のことをコンプレックスといいますが、本来は『劣等コンプレックス』が正しい言い方です。

コンプレックスとは記憶や欲求、照度などが感情と複雑に絡み合ったもので、分析心理学をつくったカール・グスタフ・ユング氏によって広まりました。

日本では、マザコン・ファザコン・ロリコンなどが有名です。

その他、男性に異様に高い理想を求める『シンデレラコンプレックス』などがあります。

話を切っても相手はそれほど気にしていない

ただのおしゃべりは、文字通り、ただしゃべりたいだけなので、ふいに話題を変えられてもさして気にしていません。


一人が弾丸トークをして周りが何も言わず聞いているというのは『人の話を途中で邪魔してはいけない』という心理作用があるからです。

でもこれは日本人だけの心理作用で、外国では当然のように話を遮り、自分の意見を言います。

これは悪いことではなく、むしろ積極性がある方が称えられる傾向があります。

「わたしはワールドワイドにいくわ!」と開き直り、話題を変えましょう。

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