投資と言っても『株/投資信託/NISA/FX/iDeCo』などとたくさんの種類があります。
もしもあなたが投資を『年をとった大人がやるもの』と思っているなら・・・それ、めちゃめちゃ古い考えですよ。
じつは今、20代30代の若者の約半数が投資を始めていて、その数は年々増えているんです。
2015年の投資をしている若者の数
20代 | 30代 | |
男性 | 30.6% | 35.3% |
女性 | 12.3% | 19.7% |
2020年の投資をしている若者の数
20代 | 30代 | |
男性 | 42.9% | 51.4% |
女性 | 23.7% | 32.6% |
男性は20代30代の半分が投資を始めています。
それだけ会社の稼ぎだけでは今や将来が不安だと思っている人が多い、ということにもなります。
わたしも30代の投資を行っているうちの1人です。
来年からは高校の家庭科で投資の授業も始まります。
家庭科は料理や裁縫だけではなく、『家庭経済』を学ぶ授業に変わります。
これで投資が『大人がやるもの』なんかじゃない、どんどん身近なものになっていることがわかりますよね?
これからの時代は、
稼いだお金を投資に回す!
でも、周りに投資をしている人がいなかったり、今までやったことないよ!っという方が急に予備知識もなしに始めるのは怖いですよね?
わたし自身も周りに投資をしている人もおらず、はじめは何から始めたらいいかわからない、SNSの噂に振り回されたりと大変でした。
20代30代の半数は投資を始めている!【株の基本と仕組みとは】
投資には大まかにいうと『株/投資信託/NISA/FX/iDeCo』があります。
この中で一番ポピュラーなのが『株』ではないでしょうか。
そこで株をまったくやったことがなくてもちょっと始めてみようかな、っと思えるよう株の基礎の基礎から解説していきます。
【投資の種類】株とは?
株への投資
株価を見て売り買いすることでお金が増える
株には企業ごとに値段が付いていて、値段は毎日(毎分)変動します。
わたしたちは株の値動きに合わせて売買することでお金を得る、または失ったりします。
株を発行している会社は株を買われたお金で運営します。
逆に100円で買った株を90円で売ると10円の損になります。
ただ、「あ!今価格が下がったから買いだ!!」と購入を希望しても、確実に購入できるわけではありません。
株は売る人がいないと買えないし、買う人がいないと売れません。
「値下がりするかも?」って思い株を売った時に売れれば、あなたが売った分を誰かが買っているというわけです。
それは値下がりした株が「また価格が上がるだろう」と思って買っている人がいるということがわかります。
資産運用で失敗しないための投資の考え方
株のルール
・株は取引き(売り買い)できる時間が決まっている。
午前9時~午後3時まで
(間に昼休憩で取引ができない時間あり)
取引時間内に儲かりそうな企業の株を買い、利益が出た・成長する見込みのない企業の株を売る。
株の売り買いの判断方法
株の売り買いを判断するには経済の勉強が必要です。
あるいは株を持っている企業(または買おうと思っている企業)がどんな仕事をしているか知る事で、今後の株の値上がり・値下がりを予測し売買をします。
・あるアプリ運営会社がゲームアプリが廃止すると発表のあと株価が大暴落。
どんな会社か知ってから売り買いをしよう。
株を持っているとこんな特典も
開発費や運営費を得るために企業はなるべく多くの人に株を買ってもらいたいですよね?
そこで会社によっては株を持っているだけで特典がつく場合があります。
株の特典①『株主優待』
株を持つと得られる特典の1つが『株主優待』です。
例えば飲料メーカーなら飲み物の詰め合わせが送られてきたり、おもちゃメーカーならその会社の割引券が送られたりします。
お金儲けを目的としなければ『企業の応援をしたい・株主優待が目的』で株を持っているのもアリです。
株の特典②『配当金』
株を持っている企業の利益が上がると、企業から儲けの一部分を得ることができます。
それが『配当金』です。
配当金の金額は企業の利益率によって大きく変わってきます。
大きく成長した年は配当金の金額も上がりますが、利益がないと1円も発生しないのが配当金の特徴です。
そもそも株はお金を増やす手段ではなかった
そもそも株とは
『これから新しい会社を始めたい。しかし会社を始める資金がない』
みなさんから資金を集められれば、工場を建て・機械を入れて・従業員を雇い・製品を作って売ることができます。
株は企業がお金を集めるための方法1つです。

資金を出してくれた人に対して『お金を出してくれたことの証明』として『株』が発行される。
資金を集め、株を発行することで成り立っている会社は『株式会社』となっています。
つまり株式会社とついている会社は株を発行しているということです。
株を持っている人=株主
企業の株を50%以上取得すると企業を買収できます。ニュースで「〇〇会社が〇〇を買収!」なんてたまに流れていますよね。
株はもとも企業がお金を集める手段だったもので、それを利用してお金を儲けるのが『株に投資をする』ということです。
株の購入方法
株の購入方法は会社によって違いますが、基本的には100株単位で売られています。
もちろん、もっている株の数が少ないと得られる利益も少ないですが、損失も小さく済むので自信がないうちは少額から始めてみるのもいいですね。
銀行振り込み手数料が値上げでついに口座維持手数料も検討