ストレスってなんなのか【心理学的にストレスと向き合う】

ストレスってなんなのか【心理学的にストレスと向き合う】

 
ろんろん

頭が痛い・・・
ストレスが原因です
 
ろんろん
最近食べ過ぎで・・・
ストレスが原因です
 
ろんろん
突然めまいが・・・
ストレスが原因ですね
 
ろんろん
最近、何もする気にならないんです・・・
ストレスが原因ですね

どんな病気にも「ストレスが主な原因です」と言われていると思いませんか?

そもそも『ストレス』ってなんなんでしょうか?

目に見えない、ウイルスでもなんでもない『ストレス』ですが、放っておくにはあまりにリスクが高い存在ですよね。

ストレスってなんなのか

ストレスには2つの種類があります。

1つが身体的なストレス。

もう1つが精神的なストレスです。

身体的なストレス

身体的なストレスは、さらに外向と内向に分けることができます。

外的なストレス

・病気
・ケガ
・騒音
これらの環境や食品添加物・アルコール飲料などの科学的なもの、ウイルスや花粉など生物的なものが外向的ストレスに挙げられます。

内向的なストレス
・運動不足
・栄養のかたより
・睡眠不足
・夜勤や夜更かしなどの不規則な生活
女性の場合なら、月経といった身体的変化も内向的ストレスに挙げられます。
 

精神的なストレス

精神的なストレスは、学校や職場、家庭など主に人間関係からくる社会的ストレスと、愛する者を失った喪失感や裏切りにあった際の怒り、いじめやハラスメントによる恐怖、大きな挫折といった心理的ストレスに分けられます。

ストレスによる体調不良

過度なストレスは、体の変調を引き起こすおそれがあります。

記事の始めにあげた症状の他にも、さまざまな症状がストレスにより起こると言われています。

・肩こり
・胃腸炎
・肌荒れ
・円形脱毛症
・蕁麻疹
・パニック障害
・自律神経失調症
・生理不順etc・・・
ストレスは精神的にも、引きこもりや依存症などによって正常な社会生活を営めなくなるなど、多くの問題を招く原因になります。

さらに、ストレスが続けばうつ病の原因にもなるため、過度のストレスを放置しておくことは危険です。

ストレスがまったくない状態では、生体の適応性が弱まってしまうため、適度なストレスはかえってあったほうがよいということは証明されています。

また、人間関係と何らかの身体的な負担がある以上は、ストレスを完全に断ち切ることは不可能です。

そのため、ストレスによる体調不良を回避するためには、ストレスの原因を和らげることと、ストレスが溜まり過ぎないうちにこまめに発散する方法を作っておきたい。

 

ストレスを感じやすい人の特徴

ストレスを感じやすい人とは、どんな人なんでしょうか?

アメリカの精神科医ローゼンマンとフリードマンは、性格を3つのタイプに分け、それぞれの特徴を次のように示しました。

Aタイプ

・早口
・早食い
・速足で歩く
・常に仕事を抱えている
・出世欲がある
・他人からの評価を気にする
・待つのが嫌い
上記に当てはまる人は『Aタイプ』。

テキパキとしていて行動的、野心的で競争好きである一方、ストレスを受けやすく、心臓病にかかりやすい。

『Aタイプ』は真面目で責任感が強い方に多く見られます。

良くいうと仕事熱心、悪く言うとワーカーホリックな面が見られ、ストレスの受ける量と発散している量の釣り合いが取れず、常にストレスにさらされている状態ではないでしょうか?

真面目で仕事熱心なのは美徳ですが、それで自分が壊れてしまっては元も子もありませんよ。

 
品名タイプA 性格と心臓病
作者R.H.ローゼンマン M.フリーマン
価格700円(税込)

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Bタイプ

・出世欲はあまりない
・穏やか
・楽観的
・マイペース
・時間にルーズ(よく遅刻する)
・自分の世界観を大事にしている
・他人と自分を比較しない
『Bタイプは』マイペースで穏やかな性格。

プライベートを大切にしていて、ストレスを受けにくい。

他人の評価をあまり気にしません。

3つのタイプの中で1番健康面に心配がないのが『Bタイプ』です。

Cタイプ

・常に周囲に気を遣う
・自分よりも他人を優先する
・自己主張をしない
・我慢強い
・大人しい
・怒りをおもてに出さない
・物分かりがいい
・真面目
・几帳面

我慢強い一方で、傷つきやすい面を持つのが『Cタイプ』。

自己犠牲的な行動が多く、タイプAとは別の意味でストレスを抱えやすい。

がんになりやすいタイプとされています。

自己主張をせず、我慢ばかりしているせいで免疫力が下がるのが原因では?と言われています。

ストレスに強い人と弱い人

いっぱんに、ストレスに強いのは、切り替えが早く、いつまでも悩みに引きずられない人で、趣味を持ち、そうした趣味を通じた仲間が多くいる人だと言われています。

逆に、ストレスに弱いのは、真面目で几帳面な人。

納得がいかないことには最後までとことん取り組むタイプの人です。

ストレスの対処法を探すには、自分の性格を客観的に見つめ、こうした違いを知ると良いでしょう。


仕事への責任感が強い真面目なタイプには、そこにかける時間と労力を少しでも趣味に振り分けるなど、オンとオフの切り替えをハッキリさせるのが有効です。

逆に精神的には充実しているはずなのに、体の不調が治らないという場合は、外的なストレスを疑ってみましょう。

添加物が大量に含まれている食品を摂りすぎていないか?

睡眠不足やアルコールの摂りすぎではないか?

など、生活全般を見直してみましょう。

隙間時間に!ストレス解消法

映画を観る時間がない・・・

岩盤浴に行けない・・・

ゴルフに行けない・・・

忙しくてどうしても趣味に時間を割くことができないときってありますよね。

 
ろんろん
特にこの時期はまだ出歩きにくいですよね。

そんなあなたには、仕事中に少しでもストレスを軽減する努力が必要です。

緊張状態が続くのも十分にストレスの原因です。

デスクワークの方はストレスを緩和するために、1時間おきに2~3分でもいいので席を立って、パソコン画面から目を離すなどの習慣をつけましょう。

パソコンやスマホを見続けると、眉間にシワが寄りがちなので、シワの予防にもなります。


他には、ガムをかむのもオススメです。

そしゃくしてアゴを動かすと脳にその刺激が伝わり、リフレッシュ効果は期待できます。


上記のことを踏まえた上でさらに大事なのは、ストレスをあまり苦にしすぎないことです。

ストレスのことを考えすぎると、それ自体がストレスになる場合があります。


ストレスはあって当たり前。

少しでも原因を取り除けば、前よりはストレスが確実に軽くなる、という楽観的な気持ちが大切です。

過度なストレスは放置せず、早めに緩和するべきである。
しかし完全にはいじょすることはできないので、上手に付き合っていくことが大切です。
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