「ゆるせない!」その性格だとあなたが不幸になります【怒らないための秘訣】

「ゆるせない!」その性格だとあなたが不幸になります【怒らないための秘訣】

あなたは家族や恋人もしくは、友人や会社の人に声を荒げ怒りをぶつけたり、物に八つ当たりしてしまった経験はありませんか?

怒りの感情が出てしまってる時は、「もうゆるせない!」と頭の中はいっぱいでも、いざ時間が経つと冷静になれ恥ずかしくなったり「やりすぎたかな?」と後から後悔の波が押し寄せた経験をしませんでしたか?

じつはわたし、10代の頃から【せっかちで短気】の一言で怒りを片づけてしまい、自分はキレやすいとばかり思っていました・・・

実際によく怒るし、口は悪いし気分屋でわがままで、周囲からも怖がられてましたね・・・(タトゥーも入れてるし)


それでも心の中では(優しくありたいし、穏やかでいたい、いつも笑顔でいられたらな・・・)なんてことをいつも思っていましたが、気がついたら怒鳴り散らす日々・・・

そして、ついに短気が危機に変わりました。


30歳の時に精神的にやられ、体調を崩した際、ベットで横になりながらなんとなく何冊か本を読んでいると、怒りに対してどう向き合うのか?について理解を深めることができ、体調も元通り・・・いやそれ以上に調子が良くなり、今では以前のキレやすい性格がまるでウソのように穏やかな日々を過ごしています。

ではなぜ、怒りの感情を克服できたのかというと、【自分の心と向き合うことができたから】と言えます。


そもそも【怒り】という感情はなぜ生まれるのか・・・

それは、人が持つ【心】から生まれるものです。


つまり、「心のあり方を変えることさえできれば怒らないで済むようになる」のです。

そこで今回、体験談を交えて怒らないための秘訣を伝授したいと思います。


あなたが怒れば怒るほど幸せは遠のき、不幸がしっぽを振ってやってくることでしょう。

それでもあなたは怒りますか?

「ゆるせない!」その性格だとあなたが不幸になります【怒らないための秘訣】

「ゆるせない!」その性格だとあなたが不幸になります【怒らないための秘訣】

そもそも許せる人と許せない人の差って何なんでしょうか・・・?

冒頭で答えを言っているのですが、とにかく重要なのでもう一度言わせてください!


許せる人、許せない人はどちらも【自分の心次第】なのです。

その本質を知らずに怒りに身を任せて激しく怒ることで、怒る人はたくさんの【損】をしています。


そのことを表した言葉で『短気は損気』ということわざがあります。

わたしは常に『短気は損気』と自分に言い聞かせ、「怒りは敵」と認識できるようになりました。


そう。【怒りは敵】なんです。

 

 
ろんろん
怒りそのものが敵と思うことが、怒らないためのコツです。

短気な人ほど心臓病のリスクが高い

気が短く、イライラしやすく怒りっぽい人のことを、アメリカの心臓病の専門医フリードマンが【タイプA型行動パターン】と名づけました。

彼は、ある時、興味深いことに気がつきました。


病院の待合室のソファーがいつも、異常に早く擦り切れてしまうことに気がつきました。

そこで、待合室を観察していると、患者さんたちが待合室のソファーをむしったり、こすったりしていることがわかりました。


そのことから、「心臓病を持つ人には、性格的に気が短く、イライラしやすく怒りっぽい人が多いのではないか」と思い、詳しく調査を重ねた結果そのような傾向があることがわかってきたのです。

イライラは大きなストレスになります。


ストレスは、心臓の動きに悪影響を及ぼします。

さらに、心臓病だけではなく、高血圧や動脈硬化など他の病気を引き起こすリスクが高まります。


なので、健康のためにも「怒らない」選択を。

器の広さはいつでも変更可能

妥協できない人は怒りっぽく、妥協できる人は穏やかに生きれます。

「負けるが勝ち」ということわざがありますが、表面上では相手に勝たせてじつは、最終的には自分が勝っているという意味です。

意地を張って衝突するよりも上手く妥協して、他人と衝突やトラブルを避けることが怒りを生み出さないコツです。

妥協できる人が一番の利口者であり、自分を大切にする人なのです。

怒鳴り散らすと怒りは増大する

イライラして怒鳴る人は、怒鳴るとスッキリすると思っているみたいですが、じつは逆効果。

乱暴な言葉や乱暴な行動は、怒りの感情をより一層激しく奮い立たせてしまうのです。


なので、怒りを抑えるためにも日頃からゆっくりと深呼吸をすることをおすすめします。

ゆっくり深呼吸することで、副交感神経(リラックス状態)にもっていきやすく、安心や安らぎの感情が強く働き怒りの感情が静まって、気持ちが落ち着いてきます。


イラッとすることがあっても、その怒りは口に出さずにサッサっと忘れてしまいましょう。

怒りもストレスも溜めないのが、心も体も健康に保つ秘訣です。

睡眠不足はイライラの元

いつもなら怒るほどでもないようなことで思わずカッとなってしまった」という経験はないですか?

日常生活で、十分な睡眠時間を確保することも怒らないためのポイントです。


どうしても夜寝つきが悪い人は、10分~30分の昼寝をすることを強くオススメします。

アメリカでは【パワーナップ】といって、日常に10分~30分の昼寝を取り入れています。


昼寝をすることで、交感神経と副交感神経のバランスが良くなり、精神が安定します。

ゆっくりとやすらぐお風呂にはいる

忙しいやめんどくさいを理由にお風呂の湯船に浸からない人がいますが、シャワーだけだとただ汚れを落として終わるだけ。

どうせお風呂に入るなら、その日の疲れも汚れと一緒に流す方がいいでしょう?


ゆっくりと(15分程度)湯船に浸かった方が疲れも取れ、睡眠の質も向上します。

その結果、穏やかに過ごせます。

お風呂に浸かるメリットを詳しく知りたい方はコチラの記事↓
シャワーだけで大丈夫?【お風呂は湯船に浸かろう】

ないものやできない事に怒るのではなく、あるものやできることを大事にする

自分のできない事や相手ができないことに対してイライラしがちな人は要注意です。

なぜなら、ないものやできないことへの執着が強すぎると、正面衝突してしまい怒りの感情でしか行動できなくなるからです。

そうではなく、あるものやできることに目を向けて、できないことへの執着を捨て、どうすればできるようになるか?を考えて行動するようにしましょう。

三毒を心得る

仏教の教えに、人生に不幸をもたらす3つの毒という言葉があります。

・貪(とん)欲張る
・瞋(じん)怒る
・痴(ち)愚か
欲張る・怒ること・愚かであることがその人に不幸をもたらす大きな原因になる、と説いています。

怒らないことを強調しているのも仏教の特徴の1つです。

怒らないことによって、怒りに打ち勝ち、いつも平穏な心を保ち、人生を豊かに幸せに生きていきましょう、ということですね。

怒りの体験が正しいと判断しがちなワナ

怒りの体験が正しいと判断しがちなワナ

飲食店やショップの店員さんに乱暴な態度や、車の運転でついあおり運転をしてしまう人には共通の勘違している落とし穴があります。

それは、怒ることで出来事が上手くいったと思う錯覚です。


例えば、飲食店でオーダーしていない物が提供された時に、怒鳴り散らしたらお代がタダになった。という経験をします。

その結果、心の奥に「相手がミスをした時には怒ることが効果的だ」と覚えてしまいます。


すると、その経験から相手のミスを責めたり、思い通りにいかなかったらキレたり、怒りの行動をとるようになります。

でもね、同じ状況でオーダーしていない物が提供された時に、普通に「間違ってますよ」と言ってお代がタダになった。とでは状況が全く異なってきます。


なぜなら、その場で怒りをぶつけてしまうと、その店にいる間ずっと怒りの感情に支配されてしまいます。

もし家族や恋人なんかで来ていたとしたら・・・その怒り感情や空気は伝染します。



せっかくの楽しい場が、一転して最悪の場になるのは想像できますよね?

話を少し戻しますが、怒ってタダというサービスがしてもらえたのはたまたまです。


怒ってもタダにならない場合もあります。

怒らなくてもおなじです。


怒らなくてタダというサービスがしてもらえたのはたまたまです。

怒らなくてもタダにならない場合もあります。


つまり、結果は同じだけど、怒りで解決しようとした場合だけデメリットが生まれます。

怒りの運転があおり運転に変わる時

では次に車の運転で、ついあおり運転をしてしまう人にも同じく勘違している落とし穴があります。

例えば、クラクションを鳴らしたり、パッシングをすることで前の車をどかすことができた。という経験をします。


その結果、心の奥に「じゃまな車がいた時には怒ることが効果的だ」と覚えてしまいます。

すると、その経験から思い通りに走行できなかったらクラクションを鳴らしたり、パッシングしたり、急ブレーキを踏んだりと、怒りの行動をとるようになります。

でもね、同じ状況で「じゃまだな」と思っても、そのまま運転を続けるのと、あおり運転をするのとで目的地につく時間はさほど変わりません。


しかもその場で怒りをぶつけてしまうと、目的地に着くまでずっと車内は怒りの感情に支配されてしまいます。

もし家族や恋人なんかで来ていたとしたら・・・その怒り感情や空気は伝染します。



せっかくの楽しい場が、一転して最悪の場になるのは想像できますよね?

さらに、あおり運転が度を越し相手の車を停止させて危害を加えたり、停止させたことにより後に大きな事故に繋がったケースもあります。


どちらの人生をも狂わせてしまう行動が【怒り】なのです。

車は便利な乗り物だけど凶器にもなる」とは言うけど、「運転する人が狂気にもなる」ことを覚えていた方がよいでしょう。

感情的になりやすい人の周りからは人が消える

怒って自分を支える人を失わないようにするためにも「怒らない」を心がけましょう。

小さなことばかりに気を奪われずに、気にしないように心がけて下さい。


日頃から『明るく笑う』ということを心がけている人は、あまり怒ることもありません。

また笑顔で人に接することで、人間関係も円満になっていくでしょう。


あなたは、雨奇晴好(うきせいこう)という言葉をご存知ですか?

この言葉は「雨の日も良い。晴れの日も良い」という意味です。


「人生は思い通りにいけばそれに越したことはないが、思い通りにいかないことがあっても、また良いものだ」

悪い出来事をそのまま悪い出来事として捉えるのではなく、発送の転換をすることが心に余裕を持って生きれるようになるコツです。


心に余裕が生まれると、自然と怒りの感情が沸き上がる事はなくなり、心穏やかに日々を過ごせるでしょう。

人生は思い通りにならなくて当たり前という前提で日々を過ごしましょうね。


では、穏やかな週末を。

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