２０２０年９月２日に放送された『ホンマでっか！？TV』で放送された今までよいと言われていた「ダイエット術・美容術が実はムダな努力だった！？」をまとめています。
実はムダだったダイエット術＆美容術
テレビや雑誌・インターネットでダイエットや美容・恋愛によいと言われているものがありますが・・・じつはソレ、ムダな努力ならどうしますか？
ホンマでっかTVに出演している様々な評論家が専門的な知識と共に教えてくれました。
食前に炭酸水を飲むのはダイエットにならない！？
ダイエットに炭酸水がよいと多くの人が思っていますが・・・じつは・・・
ダイエット目的で食前に炭酸水を飲むのはじつは・・・
逆に太ってしまう恐れがあります。
教えてくれたのは自身の医院で糖尿病や漢方治療・減量外来を専門とする、肥満治療評論家の工藤孝文先生。
実際に実験し、結果が出ているそうです。
食前に炭酸水をコップ一杯程度（２００ｃｃ）を飲むと、炭酸が胃の粘膜に付着して、胃の運動が活発化され、逆に食欲が増してしまいます。
ダイエット効果を期待したいなら、食前に炭酸水を５００ｃｃを飲むと胃の運動がゆっくりになり、食欲は低下します。
２００ｃｃなら食欲が活発に、５００ｃｃなら食欲を抑えられる。
ダイエット目的で炭酸水を飲む場合は５００ｃｃを目安に飲みましょう。
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女性を口説く時にムーディな音楽をかけるのは逆効果
女性を口説く時は静かでムーディーな音楽がかかった落ち着いたお店・・・なんて考えていませんか？
教えてくれたのは、アメリカの音響学会・心理学会所属している音表現評論家のミテイラー千穂先生。
女性を口説きたいなら、ムーディーな曲よりもアップテンポな曲の方がオススメだそうです。
８８デシベル以上のアップテンポな曲を聴くと注意力が散漫し興奮度も上昇、また、度数の高いアルコールの苦みが感じにくくなりいつもよりお酒が進みます。
デシベルとは音の大きさのこと。
８８デシベル以上は「走行中の電車内、救急車のサイレン、パチンコ店内」レベルと言われています。
女性を上手く口説きたいなら、大声を出して歌うようなテンションが上がる曲がオススメ。
心を鎮めるためにヨガ・瞑想をやるのは逆効果
ヨガや瞑想をおこなうと心が落ち着く・鎮まると思われがちですがじつは・・・
ヨガ・瞑想をするとむしろ「わがまま」になってしまうんです。
教えてくれたのは疲労や脳についての書籍を何冊も出している、疲労評論家の梶本修身先生。
ドイツのマンハイム大学で９３名のヨガ実践者と１６２名の瞑想実践者を観察調査をした結果、ヨガや瞑想後に自己高揚感・自己中心性（わがまま度）が高くなることが発見されています。
ヨガや瞑想をするとわがまま度が上がると発表がありましたが、わがままは決してダメなことではありません。
自己中心性が上がると自分のことが好きになって幸福感を得ることができるためです。
ヨガを行うことで血流もよくなり、身体的にもとても良い効果を得られるので悪いことではありません。
疲労の観点から見ると注意して欲しいのが『ホットヨガ』。
今の時期、普通に生活するだけでも汗をかくうえにホットヨガを行うと、汗を大量にかくことで自律神経が疲れるだけなので、この時期は汗をかくほどのヨガはダイエットというよりもただ疲労してしまうだけになるそうです。
虫歯予防で甘いものを控えるのはムダだった！？
お子さんや自身が虫歯にならないために甘いものを控えている・控えされているという方、多いと思いますが・・・それ、じつは・・・
虫歯予防に甘いものを控えるのはあまり関係なかったんです。
教えてくれたのは、自身の歯科医院で『子育て歯科』も行っている、歯科評論家の倉治ななえ先生。
虫歯予防に大切なことは甘い物の量を控えるよりも頻度を控えること。
こちらは、１２歳時点での虫歯経験歯数（ＷＨＯ調べ）と、１人あたりの１年間で消費する砂糖の量（ＩＳＯ調べ）の図ですが、これを見ると、日本は先進国の中で砂糖の消費量は圧倒的に少ないのに対し、虫歯の本数は他国に比べ多くなっているのがわかります。
とはならないことがわかります。
虫歯リスクが高いのは一日のうちに複数甘いものを摂取すること。
アメちゃんやちょっとしたお菓子をちょこちょこ甘いもの食べるのが虫歯の一番の原因になります。
海外はデザート文化が発達しているのが日本とは違うところです。
小さなお菓子をちょこちょこ食べるより１日１回、食後にどかんとデザートを食べる方が虫歯になるリスクが下がります。
次週のホンマでっか！？も引き続き『実はムダな努力だった！？』をする予定なので、放送され次第こちらもまとめていきます。
