「あなたは近い将来、食糧危機が来るのをご存じですか?」
今世界の人口は増え続け、食糧危機が迫っていると世界各国が警告を呼びかけています。
2030年には『タンパク質危機』が起こるとまで言われています。
【植物肉】日本の新しい食文化になるのか?
ピンとこない方・・・それではもう少し具体的に説明します。
最近なんだか【昆虫食】って聞き覚えはありませんか?
ニュースで取り上げられたので、知ってる方も多いでしょう。
コオロギを粉末状にして、せんべいにしたのですが、かなりの需要があったみたいです。
その前は、「コオロギラーメン」なんかも少し話題になりました・・・。
知り合いが昆虫食の店に行ってカブトムシを食べたそうですが・・・めちゃめちゃ臭いらしいです。
不味いよりも臭いが勝つそうです・・・。
なので今、日本も含め世界で「食糧危機」について新たな挑戦が始まっている状況です。
その中でもっとも環境に配慮できる食料の代替品として注目を集めているのが【植物肉】です。
それでは、あなたがさらに健康になるために読み進めてみましょう。
今の主流は大豆が代替肉
その名も『大豆ミート』(ソイミート)
「植物性由来」「高機能食材」「健康でヘルシー」に、なんてキャッチフレーズがつけば、もはや【お肉の代替品】ではなく、1つの別の商品として広まっていきそうですね。
以前は、大豆の臭いが少し残ってて、食感もパサついた感はありましたが、単品ではなく健康的なハンバーガーとして食べるのが主流でした。
2015年3月、モスフードサービスが期間限定で、大豆由来の【ソイパティ】を販売したところ、日本人の食生活の見直し意識と話題性で大ヒット!
現在モスバーガーでは、『肉のパティ』か『ソイパティ』を選択することができます。
「お肉のようなサラダの気分」で販売していますね。
罪悪感を打ち消してくれる名前で、ダイエットしている方の味方になります。
今では、各企業が様々な商品を打ち出しているので、今後さらに「植物肉」の市場が加熱しそうです。
企業努力が垣間見える!
コロナショックの影響も受けにくい
【食用肉】の生産工程では「肥育・解体・冷却・検査・成型・軽量」など多くの工程が必要になる為、コロナウイルスの影響で工程がストップし食肉が品薄になり、価格が高騰しました。
【植物肉】は、カンタンな加工で工程が短く済むため食用肉に比べて影響が受けにくいとされています。
食糧危機がやって来る?

2030年に世界の動物性タンパク質の需要が供給に追いつかなくなる【タンパク質危機】が起こり、これから食肉価格が高騰すると予想されています。
『牛・豚・鳥』の中でも特に【牛】畜産牛は大量の植物を消費します。
その牛を人間が食べる際に、牛が消費したタンパク質の1/4しか摂取できないので、牛からタンパク質を摂取するのは、効率が悪すぎると言われています。
・畜産牛でのタンパク質摂取量 1
・植物肉でのタンパク質摂取量 4
「いやいや、タンパク質がどうとかじゃなく肉本来の味を楽しみたいんだよ」
「ご飯を食べるのに、効率なんて気にしないよ」
ただここで知ってもらいたいのは、このまま効率を考えないと近い将来、食糧危機が来て貧富の差で食べられない人が続々と出てくるよって警告されているのです。
「お肉の味が楽しめない時代が来る?」
そうならないためにも、今から少しずつ「必要に応じて植物肉を使っていこうよ」と言われているのでしょう。
健康に良いだけじゃなく保存しやすい
食肉と違い植物肉のいいところは、保存がきくといったところにあります。
他には、
・タンパク質が摂れてヘルシー
・冷えても脂が固まらない
・火を使わずレンジで調理できる
・脂っぽくなりすぎない
・冷めても美味しい
日本で密かにブームになりつつある植物肉
日本人には、美味しそうに感じないよ(笑)
名前がまだなんとも馴染まない感は否めない。
ですが、様々な企業が植物肉の生産に参入していますので、商品のラインナップも増えてくるので今後さらに期待です。
もうすでに大豆ミート餃子なる商品も出ています。
これからの「高齢化社会の日本」でもシニアの方に受け入れられそうですね。
さらに、主婦の方には旦那さんや子どもの健康を気遣えるため、ニーズが高まりそうです。
今わたしが、1番注目したい新食材『植物肉』でした。
・肉の代替品『大豆ミート』が低カロリー・高たんぱく質な持続可能食品として2021年の食トレンドと予想
・米ケンタッキーで大豆ミートのフライドチキンが発売。日本での販売は?
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