コロナでどこかへ遊びに行くのはなかなか難しいし、休みの日はドライブに出かけることでストレス発散!
お気に入りの車で好きな道を走ると疲れも吹っ飛ぶ、と車好きの方はこう言うでしょう。
しかし、実は・・・と言うほどのことでもなく、当然、ドライブは疲れを溜める行為です。
運転中はつねに注意しながらハンドルを握り続けるので、緊張感がずっと高いまま。
自分は気晴らしのつもりでも、自律神経は疲れてしまいます。
平日に仕事で疲れて、休日にも疲れることをすることになることを自覚しましょう。
「運転が好きだから疲れないよ」という人もいるでしょう。
しかし、それは体力的にNO。
好きだから疲れを感じにくいというのは本当ですが、疲れないわけではないんです。
好きなことをしているから、疲労感を感じにくいだけで、実際の疲労は溜まっていきます。
じつは負担になっていた!【疲れがたまる暮らし方】
本当に求められる気晴らしとは
「今日は疲れたなぁ」
「仕事をよく頑張った」
こんな日は、ご褒美に自分の好きなことをやる・・・のではなく、『なにもしない』のが1番のご褒美なんです。
疲れた状態は酸化ストレス、活性酸素で体が錆びてしまいます。
身体の酸化(錆び)は老化を早める原因の1つです。
あなたの身体のためになる休日とは
休日とは、文字の通り『休む日』です。
『休むときは休む』が動物としての本来あるべき姿です。
野生動物を見てみると、狩りの時以外は極力動かないですよね。
これは、働く時に全力を出せるように体力を温存するため。
生活をする上でまったく何もせず、寝てばかりで1日を過ごすことは無理ですが、それにしても現代人は休みの日にまで働きすぎなんです。
一般的なサラリーマンは1日の労働時間は8時間ですが、通勤時間なども入れると1日に約10時間になります。
現代人の10時間の労働時間は、平日に睡眠をとったとしても、完全な休養をとるまで回復しにくい人がほとんどでしょう。
1週間に1~2日を休むことは、必要なことなんです。
パートナーや子どもから家族サービスを求められている場合
休日のたびにスポーツや家族サービスをしていると、やっぱり体は回復できません。
「休みの日なのにかえって疲れたな・・・」なんて思ったことはないですか?
週休2日なら、1日はお出かけや家族サービスに、1日は『まったく何もしない日』を作るのが理想。
1人暮らしをしているなら、「日曜日は完全オフにしてゆっくり過ごそう」なんて計画が立てやすいですが、パートナーな家庭を持っている人の場合、少々難しく感じるかもしれませんね。
わたしの周りには、休日は絶対に外食だったり、家の中でジッとしてられないから休みの日は目的や用事がなくても必ずどこかへ出かけている人がいます。
これは、『パートナーや子どもが望んでいることだったり』、『ずっと家にいると家族の機嫌が悪くなるから』など理由は様々です。
もし、あなたも同じような悩みを持ってるなら、ぜひこの記事をパートナーや家族と一緒に読んで下さい。
子どもには噛み砕いて『パパが(ママが)とっても元気になるために、土曜日か日曜日のどっちかはゆっくりして過ごしたい』と話してあげてください。
理由も話さず休日に昼寝をしているのと、理由を話して昼寝をするのとでは、パートナーや家族からの印象は大きく変わってきますよ。
張り切って2日間の休みで1泊2日の旅行なんて行ったりしないこと。
休み明けに、週末より疲れた体を引きずって出勤することは目に見えていますよ。
栄養ドリンク・エナジードリンクでは疲労は回復しない!?
『暇=よくない』と思い込んでませんか?
これは人間の中でも、特に日本人に多い、人間の悲しいサガなんですが・・・。
『暇なのはいけないことだ、なにかしないと』
『暇をしていると、自分は寂しいボッチと思われる』
『誰かと何かをしているところをインスタに上げないと』
なんて、暇をマイナスイメージに捉えて、焦りすぎなんです。
ほかに、もう1つ。あなたは海外のリゾート地に来たとします。
するとどうでしょう?
バカンスの最終日まで目いっぱい予定を組んであちこち観光地やお土産スポットを回るのではありませんか?
せっかくの海外で「ビーチで1日中海を眺めるなんてもったいない」なんて考えませんか?
日本人は『何かしなきゃ』『もっと楽しいことがあるのでは?』とどうもせわしない。
暇という言葉がある生き物はきっと人間だけでしょう。
犬や猫は『暇でツラい』なんて思いもしませんよ。
ボーっと過ごすことを良しと認め、『こんな日があってもいい』と認められると、人生はもっと楽になります。
わたしはよく相談事を受けるのですが、その中に「疲れた時はなにしてる?」と聞かれたことがあります。
その答えは、『疲れた時は、なにもしなくていい』です。
家で何もしないことが難しい人におすすめなのが海。
10代から20代、休みの日といえば、よく和歌山県までサーフィンをしに行っていました。
そう、休日もずっと運転して、体を動かして、この記事に書かれているNG行動ばかりしていましたね(笑)
運転も好きだし、サーフィンも好きだったので、充実した休日を過ごしていましたが、当時の頃を思い返すと、職場ではイライラしぱなっしで疲れてはタバコを吸って落ち着く(落ち着いてるつもり)でした。
でも今は、ただゆっくり波の音を聴きながら海を見つめる時間も好きになりましたよ。
海岸では、光が強くてスマホもろくに見れないので、結果的にスマホをとりだすことなく、ただボーっとします。
ボーっとする以外ないのです。
でも、それがいい…それでいい。
あなたも1週間に1日ぐらいは、何もしない時間を持ってみては??