あなたは将来に不安を感じていますか?
もし答えが「はい」なら、この記事を最後までゆっくりと読んで下さい。
その不安・・・あまり意味がない心配事なのです。
現在2021年ですが、2030年にまた劇的な時代の変化が訪れるでしょう。
なぜなら、SGDs(持続可能な開発目標)を世界各国が掲げて、その目標の期日が2030年に設定されているためです。
いまから、8年後ですよ・・・
じつは、過去のデータで8年~10年に一度、【大恐慌】が世界のどこかで必ず起きています。
突然ですが、あなたは未来に何が起きるか予想できますか?
ハッキリ言って未来のことは、誰にも当てることはできませんよね?
そんなことができるなら、災害やテロを未然に予知し回避することができるでしょう?
それでも、世界各国で悲劇が起きているのは、【誰にも未来はわからない】という証拠です。
しかし、仮説を立て予想し、対策を取っていれば、被害は最小限に抑えることが可能。
つまるところ、愚痴をこぼしたり、嘆いてみたり、否定ばかりしないで、将来の仮説を立てながら予想をして、行動すればとくに心配することなく、生きていくことは可能です。
それでは、未来予想図を一緒に見ていきましょう。
これから10年後、なくなる仕事といなくなる人材はハッキリしている

・否定
・単純作業
上記3つに的を絞って解説しますね。
2030年頃には、いまの常識が通用しないと心得ておくべきでしょう。
会社ではAIやロボットの方が多く働いていて、もう正社員の方が少なくなっているかもしれません。
さらに、高速通信の5Gが一般家庭に普及し、パソコンやスマホ、タブレット端末で、自宅だけじゃなく、どこにいてもどこからでも世界に高速で繋がることが可能になっています。
極論ですが、もはや学校も教員もなくなっている可能性だってあります。
外に出ればウイルスや事件の巻き込まれる危険性がありますよね?
学習や勉強は、自宅でオンライン授業で完結できるので、とくに困ることはありません。
単純に知識量でいうなら、一個人の教員よりGoogleの方が優れていますよね。
さらに、学びながらでも洗濯は全自動でできますし、お掃除ロボットだってあります。
ご飯も食材を入れるだけで、調理してくれて料理が完成する家電も続々と登場しています。
なんなら、加工食品をレンジでチンして、簡単に素早くおいしく食べることもできます。
お笑い芸人の今田さんはPepper(人型ロボット)と楽しく暮らしていますよね・・・
ホテルでもロボットが受付をしていたり、スーパーでもレジを自分で通し、会計も自分で処理する自動レジに変わってきていますよね?
すでに、一部のコンビニでは、無人コンビニが続々と登場しています。
さらに、自動車も2021年現在、日本でも自動運転はレベル3まで走行可能になっています。
・走行中に不具合が出たり、レベル3運転の条件が外れそうな場合、いつでも運転を代われる状態であること。
今まで人の手が必要だった単純作業が、ものすごいスピードでロボットに置き換えられています。
そう。同じことを繰り返す作業やルールが決まっている作業については、ロボットがこれから人間の代わりに働くので、必然的にそうでない作業を人間がこなしていくことになります。
「いやいや、全部が全部ロボットに変わるなんて、そんなことはない」と頭ごなしに否定してしまっていたら要注意です。
聞きますが、いまご老人でもスマホを使い、ショッピングの会計のときは、スマート決済をしているのをご存知ですか?
あなたは10年前に、誰もがスマホも持つ未来を想像できましたか?
少しぐらいは予想できたよって方でも「とはいえ、ご老人はガラケーで生きていく」なんて、思っていませんでしたか?
さらに、ホテルの受付にロボットがいることを予想できていましたか?
これらを察知する能力がなくても、文明を頭ごなしに拒否するのではなく受け入れ、柔軟に対応さえしていれば自ずと自分を置く場所が見えてきます。
なので、重要なので繰り返しますが、
・文明を頭ごなしに否定しないこと
・単純作業から別の作業に慣れていくこと
代わって別の職業や別の作業が生まれるので、新たな職業に対応していけばいいだけです。
RPAの導入が加速

・Process (工程)
・Automation (自動化)
企業の改革にいまや欠かせないツールがRPAです。
エクセルのデータやルールが決まった一連の動作、パソコンの中で完結できる作業をAIを使って、ワンクリックで解決させるためのツールです。
さらに、自動車などの生産工場では、ロボットアームが溶接や組み立てを行っています。
簡単に説明すると、「単純な繰り返し作業はAIやロボットに任せる」ということです。
なので、これから企業でもどんどんRPA化が増えていくことでしょう。
とはいえ、なんでもかんでもロボットやAIを導入すればいいのかといえば、それはまた別の話です。
例えばRPAのメリットは、
・人が作業するより、圧倒的に早い
・24時間365日、休まず稼働できる(労働基準法が関係しない)
一方でデメリットは、
・エラーやトラブルに対応できない
ロボットだけでは突発的なエラーやパソコン以外のトラブルには対応できないため、人とロボットで共同作業をする必要があります。
しかし、いままで3人~5人で行っていた作業を、1人の人間とロボット1体(AI)で補うことができるので、その効率化は凄まじいものがあります。
話題になったのが、2017年に三井住友フィナンシャルグループが発表したRPAの効果は、約200もの業務で自動化が進み、なんと40万時間も業務量が削減されたと報告されています。
その後、メガバンクの銀行員の大リストラや早期退職の数がものすごい多いと、連日ニュースになっていましたよね。
銀行員が花形の職業だったのは、過去の産物になりましたよね・・・
親の世代の常識や過去の常識は、一度立ち止まって考えてみることをオススメします。
昔の常識は間違いだらけ?昭和と令和の違いを比較!【常識と非常識】
将来は学力もいらない?
子どもの頃、よく思っていたことがあります。
「なぜ勉強しなくてはいけないの?」
親に言っても「うるさい、だまって勉強しろ」とか「早く宿題やれ」と、散々言われ続けていました。
もし、あなたにお子さんがいるのなら必ず伝えた方がいいことがあります。
スポーツや芸術などの訓練を何もせずに、ただ普通に学校に通っているのなら、勉強をすることを強く勧めます。
なぜなら夢や希望、目標が定まっていないのなら、将来の選択の幅が広がるように基礎学力や一般教養を高めることが、人生を豊かに生きるためには必要だからです。
さらに、学力が低くなればなるほど自分を見失いがちになり、感情のコントロールが上手くできなくて感情に支配されやすくなります。
なので、学力はいつの時代も最低限は必要です。
学ぶ場が必ずしも学校ではなくなるかもしれませんが、それが画面上だとしても同じことでしょう。
時代の流れは見えているか?

時代の変化には、必ずキーワードが浮上しているのをご存知ですか?
具体的にビジネスの観点から紐解くと、以前は【無料】というキーワードが浮上し、「フリー○○」や「○○フリー」などが主流になり、その後【共有】というキーワードが浮上し、「シェア○○」や「○○シェア」が主流になりました。
ちなみに、現在は何かご存知ですか・・・?
【編集】が正解です。
編集力や置き換える力、情報編集力を高めようという動きが活発化しています。
ネットワークが広がり、AIやロボットが増えれば増えるだけ、人間は人間じゃないとできないことを求められるでしょう。
AIやロボットはルールや反復作業は得意ですが、編集や組み合わせが不得意なので、その部分は人の手でできるように編集力を磨きましょう。
つまり、今後必要になるスキルは【編集力】です。
インターネットでの検索力を高めよう
今の働く世代や若者で、インターネットを知らない人や使わない人はいないでしょう?
当たり前のように多くの若者が、インターネットで検索をしています。
誰かに聞くよりGoogle検索する方が確実ですし、簡単に理解できるようにYouTube動画で学んでいます。
さらには外食する際に、インターネットで検索してからネットの口コミや評価で決めたりもします。
ショッピングにしても、商品のレビューを確認してから購入する人が大半ですよね?
1年のイベントごとのプレゼントの特集やお買い得商品、珍しいモノまですべてインターネットで検索できます。
確実に【インターネットで検索】が人類の生活に必須になっています。
そんな現代に必要不可欠な能力が【検索力】です。
なので、日常の疑問や困りごとは自分で考えてから、検索するクセをつけましょう。
人間力を鍛え「希少価値」を高めよう
これからの時代、【人】としての人間力を高めて、編集力を武器にAIやロボットと共存していきましょう。
さらに、人間力を養なうため、日頃から意識しておきたいことがあります。
・約束が守れること
・お礼ができること
・人の話が聴けること
あと、できるだけ若いときから、【恥】をかいて経験を積み上げていきましょう。
『若い時の苦労は買ってでもしろ』と、言われたことはありませんか?
苦労する経験は悪いことではないですが、どちらかと言えば苦労より恥をかいた経験の方が後からためになることが多いのです。
苦労もいいですが、恥(経験)を積んでいきましょう。
では、ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
突然なくなる仕事もなければ、いらなくなる人もいないことをおわかりいただけましたか?
これからの10年後を予想しながら、Googleなどインターネットと共に生きる術を考えて、日々過ごしていきましょう。
あ、もちろんたまにゆっくり休んで息抜きもしてくださいね。
何事も継続するコツは、ガッツリ行動してガッツリ休むことですよ。