吉野家と松屋の違いとは?【牛丼の肉・タレ・オススメ組み合わせを徹底比較】

吉野家と松屋の違いとは?【牛丼の肉・タレ・オススメ組み合わせを徹底比較】

あなたは普段ヒイキしている牛丼屋さんはありますか?


吉野家・松屋・すき屋・なか卯・・・1くくりに『牛丼屋さん』になりますが、肉・味付け・こだわり・人気の食べ合わせは違ってきます。


本記事では牛丼4大チェーン店の中から【吉野家と松屋の違い】を徹底比較し、自分好みの店はどちらかを探していきたいと思います。



じつは店の備え付けの七味一つにしても違いがあって、吉野家は『牛肉の甘さを引き立てるために辛さは控えめ』、松屋は『香ばしい黒ゴマ・山椒を利かせていて、唐辛子は自社開発』など違いがあるんですよ。

吉野家と松屋の値段の差は?

吉野家の牛丼は並盛352円に対し、松屋は味噌汁もついて320円です。

松屋の方が32円安い結果になりました。

 吉野家松屋
牛丼(並)352円320円
牛丼(大盛り)522円430円
カレー(並)358円490円

吉野家と松屋のカロリーの差は?

吉野家の牛丼(並)は635カロリーに対し、松屋は692カロリー(味噌汁含む)です。

吉野家の方が63カロリー低い結果になりました。

 吉野家松屋
牛丼(並)635カロリー692カロリー
牛丼(大盛り)846カロリー953カロリー
カレー(並)517カロリー735カロリー

吉野家と松屋の【肉】の違いとは?

牛丼のメインといえば【肉】ですよね!

じつは、吉野家も松屋も使用している肉は同じだったんです。

吉野家・松屋と共通して使われている牛肉は、アメリカ産の【ショートプレート】と呼ばれる部位で、日本では焼き肉では『上カルビ』と呼ばれています。


日本では人気の『上カルビ』ですが、アメリカでは赤身肉が人気のため上カルビが安く手に入ります。

これが吉野家と松屋が安く牛丼を提供できる理由の一つです。

吉野家の【肉】のこだわりとは

吉野家は、冷凍状態でアメリカから届けられた上カルビを2週間かけて【熟成解凍】させることで肉のうまみを増幅させています。

ゆっくりと時間をかけて解凍することで肉のうまみが流れない・熟成されることでうまみ成分である『イノシン酸』が増えます。

熟成させながらゆっくりと解凍する方法はマグロなどの魚にも行われる調理方法です。


熟成解凍したお肉は1.3mmの薄さにカットされます。

「1.2mmでも1.4mmでもダメ。1.3mmが一番おいしい」というのが吉野家のこだわりです。

松屋の【肉】のこだわりとは

松屋では、肉のうまみ・鮮度を落とさないために徹底して人が触らないように工夫されています。

ほんの少しの肉の移動でさえも機械を使う徹底ぶりです。

肉の薄さは1.15mm~1.3mmと吉野家と比べると厚みに幅がありますね。

噛み応えが変わるのが狙いなんでしょうか。

吉野家と松屋の【タレ】の違いとは?

牛丼の肉と並ぶ大事なもの、それはタレですよね!

思わず【つゆだく】で頼みたくなる・最後のつゆ一滴まで飲みたくなる吉野家と松屋のタレの違いはなんでしょうか?

吉野家の【タレ】のこだわりとは

吉野家のタレは【継ぎ足しスタイル】です。

タレを継ぎ足して作ることで、肉のうまみ・玉ねぎの甘味も引き継ぎます。


そのため、店舗によってタレの味が変わってきます。

吉野家愛好家から『日本一美味しい吉野家』と言われているのが東京・有楽町店です。

43年前から営業し、1日1,600杯以上の牛丼が作られているので、肉と玉ねぎのうまみがぎゅ~っとつまったタレが『濃くて美味しい!』とファンの間で言われています。

新店舗ができたときは、真新しいタレだけを使うのではなく、近隣の店舗から継ぎ足しのタレを分けてもらっています。

吉野家のタレは『濃い・コクがある・まろやか』が特徴です。

 
ろんろん
あの駅にある店は美味しいのにあそこの店はイマイチ・・・なんてことがあるのは継ぎ足しスタイルが理由の様ですね。

松屋の【タレ】のこだわりとは

松屋のテストキッチンには3人のシェフがおり、それぞれがすごい経歴の持ち主です。

・プリンスホテルのシェフ
・フランスのミシュランの星つきレストランで12年いたシェフ
・和食料理屋から直接ヘッドハンティングされた料理人
3人の違った技術をもつ職人によって普通の定食屋では思いもつかないような限定商品を開発しています。

松屋といえばSNSで大バズりしたのがシュクメルリ鍋ではないでしょうか。

シュクメルリ鍋はフランスで修業したシェフが日本人の口に合うようにさつまいもを使ったり『ごはんと合う』を重視して開発しました。

シュクメルリ鍋が大ヒットし、その後コンビニでも売られるようにもなりましたね。

 
ろんろん
1月19日(火)より松屋でシュクメルリ鍋が復刻ですよ!

3人のシェフと松屋の会長によってタレはここ20年間で30回以上の変更が行われています。

つねにその時その時最高に美味しいタレを開発し、どの店で食べても同じ味になるようにをモットーにしています。

松屋のタレは『甘い・まろやか・コクがある』が特徴です。

シュクメルリ鍋とは

吉野家と松屋の【タレ】の違いとは?

シュクメルリ鍋とは【ジョージア料理】にカテゴライズされていて、北にロシア、東にアジア、西にヨーロッパ、南に中東という位置にあるジョージアは、様々な地方の特性を多く含んでいるのが特徴です。


シュクメルリは鶏肉をニンニクと生クリームのソース・チーズなどで作られる煮込み料理です。

松屋では2020年に季節限定で初登場しました。

もともとは2019年に一部の店舗のみでの販売をしていたところあまりの美味しさに2万件以上の声が届き、全国での販売となりました。

2021年も1月19日より復刻されます。

終了日は名言されていないので、気になる方はお早めの来店をオススメします。


クックパッドでつくれぽ150人越えのシュクメルリレシピを見つけたので、お料理好きさんはぜひ作ってみてください♪

☆栄養士のれしぴ☆さん ☆シュクメルリ☆
https://cookpad.com/recipe/6031389

吉野家と松屋の【裏メニュー】とは?

吉野家・松屋には従業員がこよなく愛する牛丼とサイドメニューなどを組み合わせたまかない飯【裏メニュー】が存在します。

もちろん、お店にあるもので作られるのでわたしたちもお店で実際に食べることができますよ!

吉野家『おしんこ月見牛丼』528円!

吉野家と松屋の【裏メニュー】とは?

おしんこ月見牛丼(並) 528円

・牛丼(並) 352円
・お新香   108円
・たまご     68円

牛丼をつゆぬきで注文し、サイドメニューの『お新香・たまご』をのせたら完成です。

・つゆぬきなのに物足りなさがない
・シャキシャキのお新香がアクセントになっている!

辛いのがお好きな人は七味唐辛子も合いますよ。

吉野家『アボチー牛丼』658円!

吉野家と松屋の【裏メニュー】とは?

アボチー牛丼(並) 658円

・牛丼(並) 352円
・チーズ   108円
・エビアボカドサラダ 198円

牛丼(並)にチーズとエビアボカドサラダのアボカドを乗せると完成。

・溶けたチーズとアボカドの『独特のコクと風味』がクセになる!
・まろやかで女性ウケする味

松屋『ボンバースペシャル』320円!

吉野家と松屋の【裏メニュー】とは?

ボンバースペシャル(並)320円

・牛めし(並) 320円
・フレンチドレッシング
・七味
牛めし(並)に備え付けのフレンチドレッシングと七味をかけると完成です!

じつはコレ、わたしが高校生のときから好きな組み合わせなんです!

フレンチドレッシングをかけると洋食っぽくなって、ドレッシングの酸味が肉の脂っぽさを絶妙にまろやかにしてくれます。

リゾットが好きな人はハマっちゃいます。

松屋『岩倉スペシャル』390円!

吉野家と松屋の【裏メニュー】とは?

岩倉スペシャル(並)390円

・牛めし(並) 320円
・生卵       70円

牛めし(並)に『生卵・焼肉のタレ・七味』を合わせたものをかけると完成です!

・かきこみたくなる美味しさ!
・最高に美味しい組み合わせ


いかがでしたか?

この週末にでも牛丼が食べたくなったのではないでしょうか?

わたしは久々にボンバースペシャルが食べたくなりました(笑)

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