いきなりですが、あなたに質問です。
1週間前に見たスマホやテレビの情報、本の内容で覚えていることを何個ぐらい言えますか?
まさか、『あんなに眺めていたのにひとつも思い出せない…』なんてことになっていないですよね?
もし、ほとんど思い出せないのなら、この記事を最後まで読み進めてみてください。
この記事を読めばきっと、あなたのこれからの勉強の質が向上し、大切な時間を有意義に使えるようになることでしょう。
なぜなら、以前のわたしも闇雲に本を読んで勉強した気になり、ネットの情報を多く入れては次の日に忘れているという日々を繰り返していました。
なので、その気になるだけじゃなく、学んだ知識を有効に使い、人生の糧になるような方法をお話していきますね。
【時間=寿命】
この事実を理解していただける人だけ、次にお進みください。
さらに、量が質に変わる時が必ずやってきますよ。
じつは、本を読んでも頭に入らない原因は「記憶力が悪い」ではない!?
大人になると勉強の多くが学校とは違い、まる暗記や復習といった勉強法とは異なりますよね?
しかも、同じ内容をひたすら勉強することもなく流れるように次から次へと学びます。
さらに、時代は情報社会の最前線。
余計に覚えられなくもなります。
なぜなら本の内容や、勉強したことやものを覚えるのに1番必要な要素が、『目的を持って学ぶこと』にあるからです。
『ドキッ!』とした方も、今から目的を持って学ぶ方法を試していけば大丈夫です…
…って、いきなり目的を持って学べと言われても小難しいですよね?
なので、具体的にどうすればいいか、今から解説していきます。
【すぐに読まないで!】記憶に残る正しい本の読み方
まずは、タイトルなどで気になった本を読みましょう。
気になっている分野や勉強したい分野についての本なんかもいいですね。
次に、タイトルや帯を読みます。←(できれば音読で)
それから、その本から何を学びたいかを自分に問いかけてください。
先ほども言いましたが、ここが1番重要なポイントです。
目的を持って本を読むことです。
さらに、補足すると目的以外の章は読まないようにするのが鉄則。
少し気が引けるのは理解できます。
「せっかくなんだから本を全部読んだ方が記憶に残るし、内容が頭に入るでしょ?」と思いますよね?
でも、その考えは目的がズレてしまっているから起きる衝動。
重要なので、もう一度言いますね。
あなたがその本で得たい知識や情報の部分だけを学んでください。
【目的】を持って、読書をしましょう。
なんとなくは分かったけど、イマイチできないよって人向けにさらに深掘りしますね。
1冊の本の本質だけを頭に入れる方法
これ知っている方も多いかもしれませんが、ここであらためてお話しますね。
よくビジネス本や学びのために本を読んでる多くの方は、1冊の本を隅から隅まで読むなんてことはないんです。
多くの方が口を揃えて言っているのを聞いたことがありませんか?
1冊の本で著者が一番伝えたいことは、「その多くが3章に書いてある」と。
つまり、3章だけを読んでもその本を理解できているのとほぼ同じというワケです。
ここで、勘違いしないでほしいのが、「じゃ、3章だけ読めばいいのか!」ではないですよ。
あくまでその本の一番伝えたい部分であって、その前後の章にはなぜそれを伝えたいのか?やそれに気づいた理由などが書かれています。
前後の章を読むことで、より深く1冊の本を理解できるようになるので、気になるのであれば読むことをおすすめします。
頭に入る本の読み方
あまり目的意識を持てない方、必見の方法がこちら。
1冊の本から、3つだけ学びを得ることを目的とする。
カンタンでしょ?
1冊の本から3つだけ学べばOKなんですよ。
もう、難しく考えなくても大丈夫。
ただ3つだけ学びを得てください。
なぜなら記憶に残す(頭に入れる)には、目的を持って本を読むことでしたよね?
ほら…3つだけ学ぶという目的を持てたでしょう。
最初はパラパラとめくるだけ読み
最初から気合を入れて「読むぞ!」モチベーションを上げるのは大変。
さらに、モチベーションが上がらないと本を読む気にさえならない事態に。
なので、まずは本をパラパラをめくって目を通すだけにしましょう。
ここでのポイントは、太文字やマーカーが付いている部分だけを読むこと。
パラパラ読みのポイント
次になんとなく、本のページをパラパラめくるのではなく、本に書かれているキーワードを探しましょう。
(2)前書き
(3)あとがき
(4)目次
(5)太文字部分だけ読む
(6)3章だけ読む
頭に入らない原因は「なんとなく」
普段の生活には「なんとなく」という、人間の悪習慣が存在します。
・なんとなくテレビを見る
・なんとなく人の話を聞く
・なんとなく本を読む
勉強していたり、社会に関心があるのなら、『なんとなく』からは卒業しましょう。
なんとなく日々を過ごしていると、なんとなくの人生になってしまいますよ。
なんとなくをやめて自分事に置き換えてみたり、自分の喋り口調で聞き入れたりするだけで、情報の吸収率は飛躍します。
本を読んで記憶に残す方法
ここまでで、あなたは本の内容が以前より頭に入ると思います。
しかし頭に入るだけだと、またすぐに忘れてしまうのも事実。
頭に入るということは理解するということ。
内容が理解できたら次は忘れないようにしたいですよね?
記憶にしっかり定着させるための効果的な方法が、2つあります。
本の内容を復習して覚える
本を読んだら「はい、終わり」ではなく、誰かに本の内容を話す。
もしくは、メモに書く。
さらに、もう少し踏み込むなら感想を書いたり、ブログを書いたりするのも効果バツグンですよ。
本は見るだけよりも音読で覚える
とにかく音読をしてみてください。
ただそれだけで効果は抜群に期待できるでしょう。
問題解決のための本を読むと頭に入りやすい
人の悩みや問題のそのほとんどが本に書きなぐられています。
なぜなら、以前まで本を読む習慣がなかったわたしが、会社での人間関係に疲れとてもツラかった時期に救われたのが【本】でした。
そう。家族や恋人、友人や知人ではなく、たった1冊の本でした。
よくよく考えてみればそうですよね?
著者が長年にわたり歩んできた、歴史や学んだことを凝縮して本を執筆しているのだから、逆に読まない手はないですよね?
本の多くは、悩みから生まれたもの。
つまり、本の著者が先にあなたと同じ悩みを抱えて、もがき苦しんできたという証拠。
そして、それらを解決できたので、1冊の本にしている場合が多いですよ。
わたしはというと、それからどっぷりと読書習慣が身について、いまでも毎日のように本を読んでいます。
もちろん、わたしの心を救ってくれた本の内容はいまでも頭に入っていますし、記憶に残ったまま。
【最新科学】本を読んでも頭に入らない原因は「記憶力が悪い」ではない!
人間の記憶力に大きく関わっているとされているのが、運動量だということが最新の脳科学の研究で判明しました。
あなたも、「脳の細胞は、加齢と共に死んでいく」と聞いたことがあるでしょう?
たしかに、脳細胞は死んでいきますが、有効な対策がないわけではありません。
その対策が運動。
なので、意識して…いや…強制的にでも日常に運動習慣を取り入れましょう(笑)
運動をすることで、【BDNF】という、脳内の情報伝達機能を向上させてくれる奇跡の物質と呼ばれている物質が分泌されます。
なんて、賢そうな感じを出してみましたが、そんなこと昔から言われていますよね?
運動が脳にいいとかは知らなくても、「適度な運動は体にいい」って誰もが知っている事実。
そんな当たり前のようなことが抜けてしまって、きっと悩みや不安が自分の中で大きくなっていくのでしょうね。
適度な運動は体にもいいし、脳にもいい…なら取り入れていくしかないでしょ!←今でしょ!みたいな感じで読んでくださいね(笑)
じゃ、ウォーキングでもしてきますね。