コーヒー・紅茶・ココア・・・この中であなたはどれをよく飲みますか?
たまに紅茶を飲む程度です。
ココアはほとんど飲む機会がありません。
『コーヒー・紅茶・ココア』・・・ただの美味しい嗜好品だと思っていませんか?
じつは、それぞれにすごい効果を秘めている飲み物なんです!
本記事では【林先生の今でしょ!講座】から『コーヒー・紅茶・ココア』医学と栄養で徹底比較!春の気になる症状を解決する最強飲料はどれ?をまとめています。
・虫歯・口臭予防
・筋力UP
・血流改善
・集中力&記憶力UP
5つの症状を改善するために最適な飲み物を名医のコメントとともに紹介します。
コーヒーを飲むと肌のシミを40%防ぐ
4~5月の紫外線量は7~8月の夏の紫外線量と同じってご存知ですか?
むしろ7月より5月の方が紫外線量がヤバい!!
夏にはしっかり紫外線対策をしている方も、4~5月は「まだ大丈夫でしょ・・・」と油断している人が多いのではないでしょうか?
これがシミを作ってしまう原因なんです。
つまり美肌のためには、紫外線対策はほぼ1年中行わないといけないんです。
コーヒーがシミの対策になる理由に『クロロゲン酸』です。
コーヒーでシミを防げる理由とは
品名 | ちょっと贅沢な珈琲店ドリップパック40袋 |
販売会社 | AGF |
価格 | 1,363円(税込) |
1位 コーヒー
2位 紅茶
3位 ココア
コーヒーに含まれるクロロゲン酸は肌のシミの原因になるメラニン色素の取り込みを約40%防ぐ働きをするんです!
シミは肌にあるメラニン色素が多ければ多いほどできやすくなるんですが、それを抑えてくれるのがクロロゲン酸。
最新の研究結果では、1日3杯飲む人はほとんどコーヒーを飲まない人と比べてシミの量が少ないこともわかっているんです。
クロロゲン酸はポリフェノールの1種で、コーヒーの豆は畑で実をつけているとには強い紫外線にさらされています。
ポリフェノールというのは、紫外線から植物の実を守る働きがあるので、シミの原因になるメラニンの吸収を防ぐ効果が期待できます。
紅茶やココアにもポリフェノールは含まれてはいるんですが、ポリフェノールの含有量がケタ違いだからなんですよ。
シミを予防するベストなタイミングとは
コーヒーはお出かけ前に飲むのがベスト!
紫外線を浴びる前に飲むようにするとシミ対策になります。
インスタントコーヒーにも栄養価はあるの?
豆から作ったコーヒーとインスタントコーヒーではクロロゲン酸の量に変わりはありません。
インスタントコーヒーでもクロロゲン酸はしっかりと摂取できますよ。
コーヒーはダイエットにも向いている?
コーヒーに含まれているクロロゲン酸はダイエット効果にも期待ができます。
クロロゲン酸には
・食後の血糖値上昇の抑制
ホットコーヒーとアイスコーヒーで栄養素に差が出る?
クロロゲン酸の効果はアイスでもホットでも変わりありません。
砂糖や牛乳を入れても効果は変わらない?
コーヒーに砂糖や牛乳を入れてもクロロゲン酸やポリフェノール量や効果に変化はありません。
で・す・が・・・
砂糖や牛乳を入れすぎると、コーヒーの酸化を促してしまうので、あまり入れ過ぎない方がいいでしょう。
コーヒーが劣化してしまう!家でのNG保存方法とは
おうちでの保存の仕方でインスタントコーヒーが劣化してしまう恐れがあります。
インスタントコーヒーを保存するときは、ビンの内に貼られている紙を全部はがさないようにすることなんです。
小さなスプーンで縁に沿ってビンの縁についている紙をそのままにすることで、フタを閉めたときに密着し、より空気に触れにくくできるんです。
コーヒーの天敵は空気に触れることによる酸化!
しっかり密着してフタを閉めましょう!
紅茶にはむし歯・口臭に効果がある
おうちの中にいるとついついおやつや間食が増えてしまいますよね。
感触が増えても歯を磨く回数は変わらない・・・という人が多いため、今、むし歯と口臭に悩む人が増えているんです。
そんな人に飲んでほしいのが『紅茶』なんです。
品名 | amazon限定リプトンイエローラベル120パック |
販売会社 | Lipton |
価格 | 1,201円 |
1位 紅茶
2位 コーヒー
3位 ココア
紅茶に含まれているフッ素の効果が凄かった
紅茶にはフッ素という成分が豊富にふくまれています。
歯の健康に力を入れている人なら聞いたことがありますよね。
フッ素歯医者さんでも虫歯予防に塗布されている成分。
紅茶に含まれているフッ素には、むし歯や口臭の元になる細菌から守るだけでなく、傷ついた歯を修復する効果もあるんです。
むし歯対策になる紅茶を飲むタイミングとは?
オススメなのが歯磨き後に紅茶を飲むことです。
歯磨きで汚れを落とした後に紅茶を飲むことで、口腔内にフッ素がわたります。
ただし、紅茶に砂糖を入れて飲む人は歯磨き後に飲むといっても要注意です。
ココアで筋肉量UP歩行効果を改善
品名 | 純ココア |
販売会社 | TOMIZ(富澤商店) |
価格 | 1,490円(税込) |
1位 ココア
2位 コーヒー
3位 紅茶
米ノースウエスタン大学の研究では、65歳以上の44人の方に1日3回ココアを飲んでもらい、6ヶ月間の健康観察を行いました。
するとココアを飲んだグループはそうでないグループに比べ、筋肉の状態や機能を改善したんです。
また、歩行調査ではココアを飲んでいたグループはより長い距離を歩けるようになりました。
筋肉量や歩行改善に役立つのが、ココアに含まれている『カカオプロテイン』です。
カカオプロテイン
コーヒーや紅茶にない、ココアにしかない成分が『カカオプロテイン』なんです。
カカオプロテインにはたんぱく質が豊富に含まれていて、このたんぱく質が筋肉を作る材料になるんです。
コーヒーや紅茶にもたんぱく質は含まれているんですが、ココアはコーヒー・紅茶の約20倍も多く含まれていることから効果の違いは一目瞭然ですよね。
筋肉にいい成分『エピカテキン』
ココアにはココアプロテイン以外にも筋肉に良い成分が含まれています。
それが『エピカテキン』です。
エピカテキンには筋肉量を増やし、体重を減らす効果があると発表されています。
ただし、市販のミルクココアは半分以上が砂糖でココアはほとんど入っていません。
『純ココア』で自分で甘さを調節することをオススメします。
ココアのオススメの飲み方
ココアを飲むときはマシュマロを乗せて飲むことでさらにたんぱく質を摂ることができます。
マシュマロの卵白はたんぱく質の宝庫!
カカオプロテインとの相性もバッチリなんです。
ココアを飲むときは、マシュマロを一緒に入れて美味しく賢くたんぱく質を摂取していきましょう!
ココアはいつ飲むのがベスト?
ココアで筋肉量をUPさせたいなら、運動後や朝起きた後に飲むのがオススメです。
コーヒーは心疾患の死亡リスクを減らす
1位 コーヒー
2位 紅茶
3位 ココア
寒暖差が激しい今の時期は、気温の差が血管にダメージを与え、心疾患などのリスクが高まりやすいんです。
国立がん研究センターによる最新の研究で、1日にコーヒーを3~4杯飲むと心疾患の死亡リスクが36%下がるという結果が出ています。
さらに!コーヒーを一日3~4杯飲んでいる人は、飲んでいない人と比べて全体の死亡リスクが24%低いということもわかっています。
コーヒーのニコチン酸で血栓を予防
血管の中に血栓という塊ができると血管がつまり脳梗塞や心筋梗塞が起きやすくなります。
血管のつまりをなくすのが、コーヒーのなかに含まれる『ニコチン酸』によるもの。
ニコチン酸は水溶性のビタミンBの一種で、糖や脂質、たんぱく質の代謝を補助。
血流をよくして血栓を服らないように働いてくれるんです。
タバコは百害あって一利なし!
ニコチン酸はその他にも脂肪燃焼・肌への働きも期待できると研究が進められている注目の成分なんですよ。
紅茶は記憶力・集中力をUPさせる
1位 紅茶
2位 ココア
3位 コーヒー
前頭葉が活性化すると、記憶力がUPしたり集中力が向上します。
実験で記憶力の問題を解いているときに『水・コーヒー・紅茶』を飲み、脳内の血流の変化を比較したところ、紅茶が群を抜いて活性化したことがわかりました。
気になる症状がある方は賢くの見分け、春を元気に過ごしましょう♪
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